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webadm
投稿日時: 2007-7-14 18:33
Webmaster
登録日: 2004-11-7
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投稿: 3084
教師の虐め
学校で生徒の虐めというのは当たり前になっているが教師の虐めというのはあまり話題に上らない。

私は同級生から虐めにあった経験は一度も無いものの、教師から陰湿な虐めを受けた経験があり昨日の事のように記憶に焼き付いている。

それは中学校でのこと。私は小学校から徹底して宿題というのをやらなかった。宿題が出るのは決まって国語の授業で書き取りとかがほとんどだったような気がする。おかげで字は小学校に入った当時のままへたくそ。

中学の時の国語の先生は一児の母でもある女性教師。旦那さんも別の学校の教師をしているという典型的な先生ファミリー。教師としての自負があるのか授業は解りにくい上に妙に熱がこもっていた。ある意味熱心な先生だったのかもしれない。

ある日の授業でいつもの通り一人一人宿題をやってきたか机をまわってチェックして私のところに来た時に彼女の怒りが爆発したらしい。またしても宿題をやらない私に日頃積み重なった鬱憤が重なったのかその後の彼女の行動は常軌を逸していた。

彼女は教室に備え付けの赤のマジックインキを持って来て、私の右手をつかんで手の甲をそのマジックで真っ赤に塗りつぶし始めた。「これは宿題をやってこなかった罰です、今日からこのまま手を洗わずに毎日学校に来なさい」さすがに多少は後ろめたい思いがあったので、こうした見せしめをクラスの皆が見ている前で受けるのは屈辱的だった。クラスのみんなは黙ってその教師の行為を見ていた。

当然家に帰ってすぐ手の甲の赤いインクをごしごし洗い落としたのは言うまでもない。

次ぎの国語の授業で私も予想しないことが起こった。例の女性教師が教室に入っていつもの通りに授業が始まったが、指されても誰も一言もしゃべらなかった。前もって示し合わせたわけではないがクラスの全員がその女性教師の授業を無言でボイコットしたのだった。さすがの教師もそのことを察したようで、最後は泣きながら授業を途中放棄して教室から出ていった。どこからともなく歓声が上がった。私が受けた屈辱はクラスの皆に大変なショックだった、教師の横暴による陰湿な虐めに対する怒りが一人の無言のボイコットという行動としてあらわれ、全員がそれをサポートするという連帯行動に変わっていった結果だった。

女性の教師にはどうやらそういう異常に執拗な行動に出る人が多いらしい。前に住んでいたアパートの隣は教師の母親と小学生の女の子と男の子の家があった。日曜日になると朝から始まって晩までその母親が長女を叱り続けるのを何度も耳にした。きっかけはなんでも無いことなのだろうけど、日頃のストレスや鬱憤が子供への怒りと同時に怒濤の様に流れ出て来てしまうのだろう。中味のない意味不明な説教を延々と繰り返されるのを聞くとこちらも頭がおかしくなってしまうのを今も憶えている。ましてや長女は泣きながら「もういい!」といって常軌を逸した母親を止めようとしている。大きくなってから影響しなければと願う。

今では全体の5%は救いようの無いおちこぼれ組という正規分布に従った学習指導要領によって熱心な教師は姿を消したのでそうしたことは無くなったのかもしれない。まだそうではなかった頃の話である。

教師から虐めを受けた場合には一人で立ち向かっても勝ち目は無いのでクラス全員で立ち向かう必要がある。しかし今の学校ではそうした連帯感、どこかで皆つながっているという感覚は失われているのかもしれない。

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題名 投稿者 日時
 » 教師の虐め webadm 2007-7-14 18:33

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