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投稿者 スレッド
webadm
投稿日時: 2007-9-10 23:30
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3068
ITバブルの亡霊達
テレビでは岸信介の亡霊に憑かれた人がなにかしゃべっている。

ここ最近仕事上でかつてのITバブルの生き残りというか亡霊達の存在というものを思い知らされている毎日である。

ITという言葉が一人歩きして世界中を巻き込んだバブルは既にはじけて久しいが、その甘い汁を吸った吸血鬼のような亡霊達はまだ生き残っている。

彼らは隙を見ては、その手の誘いに疎い企業や資本家をカモにしては生き血を吸って生き長らえている。

彼らを見極める方法はある。彼らはとにかく弁がたつ。言葉の上ではIT用語を並べいかにもその道のプロのように素人には見える。しかしその随所には真のプロが決して用いない言葉がちりばめられている。彼らは騙しのプロである。

真のプロは決して、投機的、空想的、誇張的な言葉は使用しない。詐欺師や悪徳商法業者が使う「かならず」、「儲かります」、「絶対」、「損はさせません」という類の言葉は真のプロは決して口にしない。もしITのプロと自称する輩がそうした投機的な表現を使う場合にはITバブルの生き残りか亡霊に憑かれていると言って間違いないだろう。

そういう輩には近づかない方が幸いだ。もし不幸にして話しを一方的に好意的に信じて騙されそうな人が居たら気の毒だが手助けしないのがその人のためにとって良い。

ITバブルの生き残りや亡霊達は、とにかく金を使うのが速い。燃焼率が100%でエネルギー変換効率は0である。大金を先に要求する輩にろくな連中は居ない。

これから株式を公開したいとか、企業価値を上げたいと考えている素人企業はこういうITバブルの亡霊に騙されやすい。今まで蓄えてきた資金を一瞬で使い切って何も残らないというリスクがあることを思い知るべきである。周囲を巻き込めば更に痛手は大きい。

ITバブルの亡霊が生き残っているのは、日本というのが商業大国であるという一面を表している。物作り大国ならばそうした輩は生き延びる余地はないはずである。
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題名 投稿者 日時
 » ITバブルの亡霊達 webadm 2007-9-10 23:30
     内部留保金を狙うハイエナ webadm 2008-3-5 6:24

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