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投稿者 スレッド
webadm
投稿日時: 2013-11-18 11:44
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3086
1. Introdunction
手元にあるDISCRETE-TIME SINGNAL PROCESSINGはハードカバーで大変分厚い。おそらくまだ邦訳本は出ていないだろうし、出たとしても以前のDigital Signal Processingの様に分冊になることは確実だと思われる。翻訳しても上巻だけ売れて下巻は絶版後も本屋に残ったままということも再びあり得る。

第一章の前の前書き(Preface)も異例にページ数が割かれている。そこには本書を執筆するに居たる経緯や時代背景に触れられており、時代の要請に考慮した章立てに改められていることが伺われる。

また本書の著者はcompanion websiteで本書に掲載できなかった学習者向けのコンテンツやMatlabを使うことを前提にした課題とかが豊富に提供していることも書かれている。本書にはそのwebsiteをアクセスするためのアクセスコードが記載あれた紙が扉のを開いたところに挿入されている。アクセスコードは銀色の部分を爪で擦ると現れるようになっている。今もアクセスできるかどうかは確かめていないが、Matlabも購入したのでアクセスできるといいのだが。

手元にある第三版の表紙の写真についても1ページ解説がつけられている。かつてNew York Times誌に掲載された写真家のものらしいが、芝生で覆われた波打つような大地の向こうに針葉樹林らしきものが写っており、波打っている様子はまるで様々な位相の違う正弦波であるかのように見える。これが信号処理の本の扉を飾るのに相応しいと言える。

謝辞のところも多くの人のチームワークでこの本が世に出されたことがわかる。

さて第一章を読み進めると、やはりというかかなり文章が長く続く。思い入れの大きさが伝わってくる。そこでは、信号処理になじみが薄い学生向けにいかに信号処理が現代では身近なものとなっているか、また現在進行形であり、これからも進化していく途上にあることを伝えている。

今後もそうであると思われるが、エレクトロニクス技術は進歩を止めることなくどんどん深く濃くなっていくのに対して、それを利用する人の技術に対する知識は以前から少しも変化していないと思ってよい。それでも深い技術のことなど知らずに利用する機会やお世話になる機会が増して行く。

それはとどのつまり、信号処理が社会ときっても切り離せない技術になるということで、学生がそれを学んで社会に出ればその知識と経験に関して十分な社会的な需要があるということを伝えているのではないかと思われる。

エレクトロニクスやWebデザインの仕事でも画像処理やオーディオストリームとか圧縮とか伸張という技術は当たり前のように使われている。それに関して有る程度深い知識があるのと無いのとでは仕事のパフォーマンスも違ってくる。特にトラブルとか新しい技術の導入に際しての技術的な決定や障害切り分けなどは、担当技術者がそれに関する有る程度の知識があることが不可欠であろう。

第一章は全て文章で図も数式もなにひとつ出てこない。

Prefaceと内容的に重なる部分があるのは確かだが、これから学ぶ人にとって以下が重要なキーワードになることは確かである。

・A/Dコンバーター
・D/Aコンバーター
・FFT(高速Fourier変換)
・DSP(デジタル信号処理プロセッサ)
・Sampled data(標本化データ)
・SNR(信号ノイズ比)
・DFT(離散Fourier変換)
・MATLAB
・LTI(線型時不変)
・LPC(線型予測符号)
・MEMS
・DNA

第一章には演習問題はない。
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題名 投稿者 日時
 » 1. Introdunction webadm 2013-11-18 11:44

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