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webadm
投稿日時: 2018-12-23 22:37
Webmaster
登録日: 2004-11-7
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投稿: 3082
Re: ピアノ教本
ふう、前回のお便りから2ヶ月以上経過したね(´Д`;)

まだSTEP5仕上がってませんが、というよりやっと両手で弾き始めたところだし(;´Д`)

最初の1か月は併用している「Pianoprima exercise」のlevel5の攻略にほとんどの時間を費やしていました。

今はオクターブの各練習メニューについては弾けるようになったものの、どうしても今でもまだ満足に弾けない練習メニューがあります。それは両手でCのコードの基本形と第一転回、第二転回を順番にポジションを変えて複数オクターブ域で両手でユニゾンで弾くというアルペジオの練習メニューですが、これが難しい(;´Д`)



最初に躓いたのが、記載されている運指番号が適切ではなかったという点が挙げられます。普通は以下の制約の下で運指が決まるはず。

・隣合う指の組み合わせで1−2以外でとれる最大インターバルは3度
・唯一1−2を用いて4度までとれる

そうしないと指が届かなくて弾けない(間違った音を弾いてしまう)ということになります。

しかし楽譜の運指を確かめると上昇と下降で指使いが対称になってないところがあるばかりか、1−2以外の4−5、2−3で4度のインターバルをとるような無理な運指番号が振られていることが判明。

まあ「Pianoprima exerice」はあまり紹介されていない本だし、最初のlevel 0の練習譜からして音符の黒丸が一部欠けていたりして、著者校正は実施されたのか疑わしいのは事実。それを除けば取り組み易いし練習譜も短く、機械的ではなく飽きないものになっているので良いのでえすが、この譜面だけは文句が言いたくなりました。

まあ、弾ける運指番号を書き加えてみたものの、無理が無い運指にはなりましたが、依然として安定して弾けない状況は変わりません。

基本形、第一転回、第二転回と基音を押さえる指が順番に移っていくだけだと頭ではわかっていても、手の方は毎回同じフォームで弾こうとするので、届かないパターンが出てしまうと(;´Д`)

これが両手で安定して弾けるようになったら level 6に進んでいいかな。

前回譜読みが終わったところで下記の練習方法を取ることに決めました。

・初見で弾けない部分から優先して手元を見ないで弾けるように部分練習
・ゆっくりテンポでもうまく安定して弾けない部分は弾けない原因を探り、解決方法を考えて、改良した弾き方を練習
・曲の構成を良く見直して、転調箇所、コード進行、デュナミーク、アクセント、アーティキュレーションの意味を分析して演奏中に次の変化を予測できるように譜読みし直し
・右手と左手がそれぞれ譜面だけ見て(手元は見ないで)弾けないところがあればその前後を含めて部分練習

そんなことをしていました。

まずは演奏上の難易度の凸凹を平らにしないといつまでも平易には弾けないし、躓きが無くならないしね。

やっぱりSTEP5の全曲を同時並行にというのは無理があったかも(;´Д`)

それでもなんとか難所とその克服方法が見つかって両手で練習を始めたところでちゅ(´∀` )

今譜面を見ると、「なんだ短いじゃん(´∀` )」とか「簡単じゃん(´∀` )」とか思えるけど、最初もそう見えたけど、実際には弾けなかったし(´Д`;)

STEP5の難しさは下記の点につきるよね

・右手と左手の独立性が以前に増して要求される(右手も左手も小節単位もしくは半小節単位でコード進行が独立に変化する)
・付点リズムや、アウフタクト、シンコペーション等の複雑なリズムが頻繁に出てくる
・半音進行や黒鍵を伴う頻繁に音型が出てくる(良く似た黒鍵を伴わない音型と伴う音型が同じ曲に出てくる)
・16分音符の長い、指くぐり(TU/TO)、黒鍵を伴う音型が必ず出てくる
・16分音符での長い半音階スケール音型が出てくる

まずもって16分音符の長い音型については最初手が固まって弾けなかったのを告白します(汗

固まってしまってはどうしようも無いので、ゆっくり指番号を全部の音符に書き込んで順番に指使いの難所を確認しながら攻略を進めました。

そこで解ったのは、後で紹介する本にも出てきて「やっぱりそうだったのね(´∀` )」と納得した攻略方法でした。

長い音階(スケール)的な音型を弾く場合には指くぐり(TO/TU)が必然的に伴うのですが、そこでまず固まるよね。

併用している「PianoPrima Exercise」でもずっとスケールの練習はしているけど、そっちはスムーズに今は弾けますが、どうして弾けるようになったのかは気づいていませんでした。

でも同じスケール的な音型では躓くので、全然基礎が役にたっていないわけで、スケールは弾けるけど、曲の中に出てくるスケール的音型がさっぱり弾けないのでは役だってないのは明白。

これも後で紹介する本に出てくるけど、「Aが成り立つならBも成り立つ」が事実だとしても、「Bが成り立つならAも成り立つ」ということは言えないということ。

つまり「上手に曲が弾ける人はスケール練習も上手」なのが事実でも「スケール練習が上手に弾ければ、曲も上手に弾ける」とは必ずしも言えない。

数学を知っている人ならこれはあたり前だよね。

うまく弾けない理由を分析すると、

・指くぐりを開始するタイミングがいつも遅れ気味(ゆっくりテンポなら発覚しない)

という結論に達しました。

解決先としては、予め先を読んで、第一指(親指)が自由な間(別の指が鍵盤を押さえている間に)次のポジションへ第一指だけ先に移動を開始する。

これが簡単なようで難しいだよね。今まではお呼びがかかる頃(次に第一指で弾かなければならない音のひとつ手前の音を弾いたタイミング)に移動していたけど、16分音符で軽快なテンポでは前音の音価が短いのでタイミング的に移動が間に合わないということに。

音楽演奏の種明かしとしては、楽譜が先にありきで、これから弾く音が全部もう決まっていることをうまく利用しない手はありません。

これは予め演技プログラムが決まっている他のスポーツ(フィギアスケート、機械体操)にも言えることで、次に何をするのか予め知っていなければならないわけで、その知識を有効に用いて演技するのは当然。

お芝居とか台本が先にありきの世界も似ているよね、予め進行が決まっているので、いつ自分の台詞が発生するか、どういう状況でそれが登場するかも知っているはずなので、遅れたり、とちったり、場違いなニュアンスや声色だったり、棒読みだったりするとどんなに良い芝居だったとしてもそこで台無しになるよね。

コンピュータシステムでも性能を上げるために、プログラム命令やデータの先読みという方法が用いられるのは今ではあたり前。

初期のコンピュータは、今実行している命令が終わるまでは何もしない設計で、命令読み込み(フェッチ)、命令解釈(デコード)、命令実行(エグゼキューション)、結果の格納(ストア)、の4サイクルを繰り返す仕組みだったので、命令実行以外の時間が大半を占めていて性能向上の妨げになっていたんだよね。

現在では可能な限り上の4サイクルが同時並行(パイプライン)処理されることでコンピューターは可能な限り常に命令実行を繰り返しているように見えるようになったけどね。

それと同様に演技も予め与えられた台本(譜面)を先読み(記憶の再生)しながら常に演奏(実行)を絶やさないのがあるべき姿。

そんなこんなで難所を振り返ってみるね。

・94番

左手がずっと16分音符のアルベルティバスで忙しいよね。

右手はそれとは対照的に簡単でゆっくり。でも前半と後半のコーダで16分音符の音型(しかも指くぐりありのスケール)が出てくるんだけどそれがこの曲の学習のポイント。

右手の16分音符のスケール音型の攻略では、先に述べた第一指の移動のタイミングを可能な限り早めることで見違えるように滑らかに弾けるようになります。

前の音型を弾いたポジションで指越えで2を弾いて,1,2,と弾いたところで、第一指が自由になるので、そこで先読みした次のポジションへ第一指を移動開始します。この時手は2,3,4の指を軸に手首を回転させて第一指を移動し易くします。

4の後に移動したポジションで1を弾いたら手は直ぐ元の状態に戻して後続する2,3を弾くことに。

まだこの音型は2,3,4と弾いている間に1を移動すれば間に合うので少し遅れてもいいけどね。実際弾いている自分でもいつ移動しているかまったく意識せずに弾いている感じ。

上手に弾ける人も大半はそうなんじゃないかな、自分がどう弾いているか認識していないので、他に人が弾けないのを見ると「どうして弾けないの?」と逆に疑問に思えるところ。

・95番

これは16分音符は出てこないけど、右手の6度の重音と左手のオブリガートが学習のポイント。

て、それすべてじゃん(´Д`;)

重音は常に二音同時に鳴らす必要があります。どちらか遅れたりすると曲は台無しになってしまいます。

イメージとしては、弦楽3重奏かな。高い方からバイオリン、ビオラ、チェロという三声構成。

バスはまさにチェロという感じ、他の声部が弾かないコードの基音を担当して、オブリガートも弾く感じ。内声と上声部は息を合わせてバスの基音と重なってハーモニーが醸し出す感じ。

実際デジタルピアノなら、ストリングスの音源で弾くとぴったりな曲。

・96番

右手、左手で互いに16分音符の音型を模倣し合う感じ。

F-Durなので黒鍵混じりなのがポイント。

前半のコーダ部分(16分音符の長い音型)に指くぐり(第一指の先行移動)も出てきます。


・97番

右手は終始3度の重音。レガートとスタッカートのコントラスト付き。
左手はオルゲルプンクトで始まりG-durに転調する中間部で16分音符を伴うリズム音型に切り替わり、C-durに戻るとまたオルゲルプンクトに戻ります。

アーティキュレーション指示とデュナミーク指示にも忠実に。中間部が弱くなると曲が台無しに。

始めちょろちょろ中ぱっぱな感じ。

中間部の前後で構成上のコントラストを明確にするとよい感じ。


・98番

右手はアウフタクトかつ付点リズムで譜面通り弾くのが大変。得にコーダの16分音符の音型はかなり精神集中して繰り返し練習が必要でした。
左手はスタッカートでの分散和音。ずんちゃっちゃという感じ。

イメージとしては日本ではなじみが薄いけど、ドイツや西洋のお祭りとかで今も演奏されてそうなアコーディオン伴奏の舞踏曲かな。

手元のデジタルピアノにはアコーディオンの音源が無いのが残念、ぜひとも欲しいよね。オルガン音源で我慢かな。

右手の休符もちゃんと音価通りとらないとせっかくの弾むようなリズムが台無しに。

良く見るとで中間でちょっとだけ並行調のB-durに転調しているけど、すぐまたF-durに戻っているので気づかなかった。

そこも曲を印象付けるポイントだね。

全体的に陽気で楽しい感じ。


・99番

テンポはゆっくりだしコーダ部を除いては8部音符音型のみなので所見で弾けそうだけど、コーダで躓く罠(;´Д`)

コーダ部分は音階的音型だけど指くぐり(第一指先行移動)を速い段階で始めないともたつきが避けられません。

1,2と弾いたところで1を次のポジションに向かわせないと間に合わないかな。でもゆっくりテンポだから良い練習になるよね。

あと黒鍵も頻繁に入るので間違わないように。

・100番

100番を超えるあたりから難しくなると良く言われるよね。

これはちょっと謎の曲。

バイエルの曲には親子の対話が主題と思われる曲が今までも登場してきたけど、これも中間部のC-durとF-durの転調の繰り返しはそんな感じ。

高い音は子供?、それに応じる低い音は大人?かな。

どんな会話をしているんだろうね。

最初の子供からの長音階の問いに対して大人も長音階で答えているけど、短音階な問いに対しては大人も短音階で答えています。
中間部は左手はCとGのオルゲルプンクトだけど、右手の短音階の時には左手とは違うコード(短三度下降を伴うsus2コードや7thコード)を弾いています。これはしっかり覚えないと毎回間違う(;´Д`)

前半の右手の16分音符の音型は、良く言われる重心移動を使って滑らかに弾くことを心がける感じ。拍感覚も正確に。黒鍵が途中で入るのを忘れずに(;´Д`)

右手が固くならないように、かといって鍵盤から指が離れないようにしっかり安定した手の空中ホバリングを腕と肩と背中で支えます。

普段の生活で繰り返される何気ない親と子の会話ややり取りをイメージして弾く感じかな。

元々はバイエルは正式なピアノ教育を受ける前段階として音楽の素養のある家庭で親と子で予備練習をするためにこの教本を書いたので、曲のテーマとして親と子の会話が題材になっているのは容易に予想がつくよね。

100番は2ページと長いので演奏時間も1分を超えます。

後半に右手で16分音符の装飾音付きの短い音型が出てきますが、これも一度正しい演奏を聞かないと譜面通り演奏するのは難しい感じ。

著者(編集者)はこの曲の装飾音は拍より前に演奏すると弾きやすいとアドバイスしていますが、本当はどう弾くかについては言外。

装飾音の主音より前(つまりその前の音の音価を食う、拍頭ならアウフタクト気味)に弾く演奏方法は古典派以降に登場したので、バイエルの時期では一般的だったとも言えます。バッハの時代やそれに習って作曲されたショパンの曲などは装飾音がかかる主音の音価を食う(装飾音が主音のタイミングで弾いて主音はそこから更に遅れて弾かれる)が普通。

どっちが良いかは両方を実験して弾いてみるのがお勧め。

アウフタクト気味に弾くほうが難しい気もするよね。

後半に出てくる右手の16分音符のパッセージは指越えの練習。4を弾き終わったら3,2,1を重心移動しながら弾くのと並行して手首を回転して4をポジション移動する動きが滑らかで軽快な演奏には不可欠。

これができないといつまでも弾けないことに。

100番あたりで挫折する人はそれも原因のひとつかも。


・101番

右手と左手が声部交替しながら16分音符の長い音型を弾き続ける終始軽快な曲。

これも音階的な繰り返し部分はしっかり安定した手のホバリングを保って指の重心移動で滑らかに弾く感じ。

しっかり空中ホバリングを腕と肩と背中に任せないと指に負担がかかって固くなり不自然になります。手先は柔軟に重心移動できるように保つ練習がポイントかな。

パッセージは長いけどポジション移動は頻繁には無いのでポジション移動を挟んだフレーズ単位で区切って練習して後で糊付けする感じ。

左手は右手は忙しい間はアルベルティバスだけど、声部交替すると同様の音型を弾くので忙しくなります。

軽快で転がるような感じ。

.P.S

100番を越えたこの最初の曲は、後でクレメンティの100曲からなる全三巻の練習曲の集大成であるグラドゥス・アド・バルナッスム(GRADUS AD PARNASSUM)の中からリストの愛弟子タウジッヒが29曲を抜粋して編纂して出版した版の最初の曲と良く似ていることを知った。
バイエルは既に出版されていたクレメンティのグラドゥス・アド・バルナッスムを意識していたのかもしれない、100曲を越えたところで敬意を表して101番にそのテーマをオマージュとして使ったのかも。
もっともクレメンティの曲の方は小節線の無い、3/1拍子という変わった拍子(全音符を一拍とした三拍子)なので、1.5拍子のヘミオラより珍しい拍子。

・102番

2重付点リズムとして譜面は書かれていますが、たぶんにバイエルが読者が誤解しないように装飾音記号ではなく二重付点を使って演奏譜として書いたと思われます。

本来は先行音の音価を食う装飾音として第二音が書かれるのが今日では普通だと思いますが、そうすると誤解されてしまう(装飾される主音の音価を食う演奏をしてしまう)ので、子供や親が誤解しないように二重付点を使って記譜したと思われます。

まあどちらでも弾くのは面倒なのは一緒ですが。

第二音を除いては拍タイミングなので弾きやすいといえば弾きやすいかも。

左手はオルゲルプンクトで拍を正確に刻んでいるのでそっちを基準に右手を弾く練習をしてもいいかも。

勝手なリズム(不正確で譜面と異なる意味)で右手を練習しても左手とマッチしないのはお約束。

右手にはすぐに休符を伴った16分音符の短い音型が出てきます。

これも休符を正確に、音型の頭が拍頭からずれないように注意。

かといって慎重にし過ぎて固くなっては台無し。

それに続く音階的な音型もアウフタクト気味なので左手と連携して不自然にならないようにつなげる感じ。

後半も右手は似たような音型がせわしく繰り返されますが、左手は少し違う感じの分散和音なオルゲルプンクトになります。

テンポは速くなくていいので、リズムを正確にデュナミークを焦らずに丁寧にゆったり弾く感じ。

全体を通じてリズム感が優先するので、テンポはゆっくりでしっかりリズム感のイメージをつかむのが良い感じ。

・103番

右手は前半と後半に出てくるコーダの16分音符の音型を除いては4分音符で易しい感じを受けますが、コントラストが激しいとも言えます。

左手はほとんどが16分音符のアルベルティバスなので忙しい。

左手のタッチを揃えるのが大変。

著者がワンポイントアドバイスに書いているように左手の拍頭にアクセントをつけないとリズムが失われてしまいます。

右手の16分音符の音階的音型にはお約束の指くぐり(第一指の先行移動)が伴います。第一指のポジション移動タイミングに注意して滑らかに弾けるように経過的なフォームを研究して練習する必要がありました。

この曲は無理の無い範囲で軽快なリズムで弾かないと聞き映えが悪い気がします。

・104番

これも2ページの曲ですがテンポが速めなので演奏時間は1分に満たないですが、内容は濃いです。

最初は右手の付点リズムを除けば左手は3拍子の分散和音なので所見で弾けそうですが、すぐに16分音符の長いパッセージが登場して頓挫します(;´Д`)

前半のコーダ部分と後半のコーダ部分とでは音型は似ていますが、前半ではC-durに転調しているので黒鍵が出てこないのに対して、後半はF-durに戻っているので黒鍵が伴います。似て非なる音型なので注意。

難所の部分に共通するのはやはり指越えと指くぐり(第一指の先行移動)です。一回だけでなく3回も続きます。

それと並行してデュナミークも変化させないといけないんで、同時にやろうとすると手が固まります(;´Д`)

指が回るようになったからと安心してデュナミーク忘れるとちょっと物足りないだけではすまない、つまらない演奏になってしまいます。

この16分音符のところはこの曲の聞かせどころだし印象的な部分にもなるんだよね。

既に名人芸(ヴィルトゥオーゾ)の世界に足を踏み入れている感じがプンプンするよね。

・105番

バイエル最後の105番と106番はそれまでの曲と明らかに曲想が違います。

半音階進行があるというのも理由だけどね。

105番はこれまでも登場した親子の対話を主題にしたものと思われます。

曲は親子が終始交互に半音階音型で短い言葉を交わす形で、最後コーダでハッピーエンドな感じ。


低い音程が親で終始フォルテで力強い言葉を発していますが、子供の方はピアノで弱弱しい感じ。

もしかして子供は熱を出して寝ているのを親が元気づけているのかな。

それとも子供が何か悪いことをして、親が叱っているところかな。

左手はオルゲルプンクトで分散和音を刻み続け、経過する時間を表しているように思えます。最後は装飾音がついて、なんちゃんて終止(女性終止)で終わっていますから、大事には至らずにハッピーエンドな感じ。

コーダの右手の半音階音型のクライマックス部分では一小節中に5回も指くぐり(第一指の先行移動)が発生します。

これも普段の練習時間30分を延長して1時間以上繰り返し集中練習してようやく弾けるようになりました。

.P.S

その後朝目覚めた時にふと、この曲のテーマは人間の親子じゃなくて、猫の親子なんじゃないかと思った。そういえば、途中で猫の鳴き声ぽい音型があるよね。そう考えると謎が解決。いたずら好きで冒険好きな子猫が、親猫の心配をよそに家の中を探検しまくっている様子が目に浮かんできます。最後は親猫につかまって咥えられて連れ戻されハッピーエンド。
人間の親子の対話というのは大人目線であって、バイエルは子供目線で猫や犬の親子の対話をテーマにしようと考えたのかもしれません。そうすると105番が猫の親子だとすると、前やったstep3の80番は、犬の親子?、そういえば犬が吠える声に似た音型が出てくるね。
そうだねきっと。
そうすると他にもペットをテーマにした曲がありそうだね、100番なんかは小鳥の鳴き声ぽい、インコか何かお話しそうな小鳥。
そうだよきっと。それなら小さい子供も喜んで練習するよね。

・106番

バイエルの最後の練習曲です。

右手と左手のユニゾンでの半音階進行のスケールの合間に右手のオルゲルプンクト(フィンガーペダル)を伴った主題が続きます。

半音階はほぼ標準的な指使い(白鍵は第一指と第二指、黒鍵は第三指)でよく、コーダ部分の最後だけ滑らかに弾くために例外的に一部黒鍵も第二指で弾きます。

半音階スケールの練習は併用している「Pianoprima Exercise」でだいぶ前から練習しているので得に練習の必要は感じませんでしたが、コーダの部分は集中して1時間練習する必要がありました。

105番のコーダでは半音階上昇スケールでの指くぐりの練習が必要でしたが、106番のコーダは半音階の下降スケールなので、指越えの練習が必要でした。

指越えの場合には、指くぐりと違って先に移動するということができないため(鍵盤を軽く押さえている第一指を軸にくるっと手首を回して第三指ないし第四指を移動しないといけないため時間がかかる)、バイエルはコーダ部分を8部音符で書いています。105番より時間的な余裕が生じるようにするためでしょう。

この曲のテンポは最後のコーダ部分が弾けるテンポで決まってしまいます。

なので最初からあまり飛ばし過ぎないようにテンポには注意(;´Д`)

スピード出し過ぎて最後のコーダでクラッシュしては意味が無いので。

初見で最後のコーダがテンポ通り弾ける人は少ないかも。最後を除けば初見で弾けそうな気はしたけどね。

.P.S

一番最後に左手で前打音が出てくるのを見落としていました(´Д`;)
バイエルは一貫して前打音は現在の短前打音記号(小さい8分音符に斜線が引いてある)を使っていますが、最初に登場する80番のところで初版本にはその前打音記号の解説が載っていますが、ドイツ語でNorschlag, イタリア語で Appoggiaturaと書いてありますが、その後に丁寧に奏法譜による弾き方も書かれていますが、他にバイエルで登場する前打音を見ても必ず主要音にアクセント記号が漏れなく記載されていることから、どうみても現在の短前打音(イタリア語でacciaccatura)なのは明らか。これ前にもどっかで書いたかも。
なのでバイエルの奏法解説にもあるように、前打音は主要音のタイミングで短くならして主要音にアクセントをつけるというのが正解だと判明。
長前打音(Appoggiatura)の場合はそれとは逆で、前打音にアクセントがあって、主要音は申し訳程度に後付けする感じ。これも前どっかで書いた気がする。
長前打音の方が歴史が古いけど、19世紀ロマン派の時代に短前打音とか前の音の音価を食う奏法とかバリエーションが増えた感じ。
たぶんバイエルが生きた19世紀はまだそうした新しい短前打音の名前がなくて、昔教わった古い呼び方をそのまま解説に使ったのかな。
斜線が引いてあるなら短前打音で、そうでないなら古い前打音(長前打音)ということに。

・課題:エリーゼのため

右手と左手別々に練習していたけど、両手合わせたら意味なかったと痛感した次第。

実は左手と右手の音型はつながっていて、数オクターブのアルペジオになっているのよね。

なのでそれをまた両手で練習しなおし。

それと譜面にペダル記号があるけど、まだペダルの練習はできていません。

作曲者はペダルを使うことを前提に記譜しているので、譜面通り弾くと音がポツンポツンとした感じで良く聞く演奏とは程遠いのがわかります。

ペダルを使うとポツンと短く弾いてもずっと押さえているのと同様に長く響くと同時にダンパーが外れて開放弦状態になった高音弦でハーモニック共振が発生するので、響板と弦との間を振動エネルギーが行ったり来たり激しく交換しあうようになり、響きが想像以上にリッチになります。

最近の新しいデジタルピアノではストリングレゾナンス機能が加わった機種が登場してきているので、それらではペダルを踏まないオルゲルプンクトやフィンガーペダル奏法でも生ピアノと同様に開放された弦同士がブリッジ(駒)を介して響板との間で振動エネルギーを交換し合ってハーモニック共振する効果が得られます。

手元のデジタルピアノはそうしたストリングレゾナンス機能が実装される前の時代の設計のため、オルゲルプンクトやフィンガーペダル奏法を使用しても生ピアノのようには響かないんだけどね。

簡単に手元のディジタルピアノがストリングレゾナンス機能が備わっているかどうか確かめるには、オクターブ上の鍵盤を音は鳴らさずに押した状態(生ピアノではダンパーが上がって開放弦状態)にして、オクターブ下の音鳴らしてみることで、上のオクターブの音が共鳴で聞こえるかどうかで判明します。生ピアノでちゃんと調律してあれば、倍音のオクターブ上の音も鳴るのです。

このストリングレゾナンスがあるか無いかが昔はデジタルピアノと生ピアノの決定的な差異(デジタルピアノの重大な欠点)と言われて久しかったのですが、デジタルピアノ専門メーカーが真っ先にその問題を解決したので、後発のピアノメーカーのデジタルピアノも新しい設計のものはその機能を備えるようになっています。

まあ、演奏が下手くそならストリングレゾナンスがあってもなくても関係ないんだけどね( ´∀`)

導入時の練習から生ピアノを使うのをピアノ教師が進めるのは、やはり生ピアノでないと得られない(生ピアノなら簡単に得られる)多様な響きを体験できないからなんだと思う。

音の響きに関してだけ言えば、経験したことが無い(聞いたことが無い)響きを人間は想像(イメージ)することすら出来ないというのも事実だから。

例え聞いたことがあっても、その響きが再現できない楽器でそれを再現しようとしても困難だということも事実。

ショパンは夢で良く今まで聞いたことが無い素晴らしい響きを経験して、それを目覚めてから手元のピアノで再現しようとしてできなくて苦悩していた様子をジョルジュサンドが書き残しています。

ショパンはきっと未来の響きを夢で体験していたのかもしれません、それは今日我々が普通に聞いている音楽の中にあるのかも。

それだけ想像力が並はずれていたということですね。

さて、STEP5が仕上がったら、予定していた「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」に取り組むことになります。


今日のピアノ教授法では、導入と基礎段階が終わったら4期の作品に同時並行して取り組むのが一般的だそうです。それが一番早道で効率がいいというのも確かだろうと思います。

けれども、吸収力が強くて速い子供ならいいけど、頭も体も固い大人の場合は、時間も無いし同じアプローチは取りたくてもとれないのも事実。

大人向けのピアノ教室だと、導入と基礎段階などと言わずにいきなり本人が弾きたい曲に取り組むというところもあるようです。弾きたい曲の中で遭遇する難所を導入と基礎レベル要素に分解して部分練習して全体を攻略するという最短コースをとるわけです。

といってもいきなり超絶技巧大練習曲とかはかみ砕くのも大変だし、難所が多すぎて何年もかかることが予想されます。

弾きたい曲が弾けるのに何年も攻略にかかるなら、導入と基礎をしっかりやっても遅くはないということで、子供の教材から始めた次第なので、まだしばらくは子供が弾く教材をやることにします。

時々は弾きたい曲の譜面とかを弾いて、自分にとっての難易度を測りなおしていますが、バイエルを消化する中で明らかに易しいところと難しいところの見分けがつくようになってきたことは確か。

弾きたい曲はまだ演奏時間が長いので(今まで消化してきたバイエルの各STEPの全曲の総演奏時間よりは短いですが)、そう簡単には取り組んでも弾けるようにはならないと思われます。

第一バイエルのSTEP5でこんな進み具合ですからね。

バロック期の曲をやるのはヨーロッパでは19世紀まで定番コースだったようです。

バロック期にはまだペダルのある現在のピアノは一般には使われていなかったので、鍵盤楽器(クラビア)と言えばペダルの無いフリューゲル(ハープシコード、チェンバロ、クラヴサン)やクラヴィコードだけでした。

なのでバイエルではペダル記号は出てこないので、19世紀の正式なピアノ教授法に沿ってペダルを使用しないバロック期の曲に取り組むのがバイエルもそれを想定していたのと思われます。

バロック期の練習曲としてはバッハ自身が弟子や息子達のために作曲したものと、アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳に写譜した当時の練習&鑑賞用に最適な短い曲を使っていたことから、それらが19世紀にも一般的に使われていたと思われます。

独学の難点は、自分が弾いたことも無い、弾けないそれらの曲を練習して弾けるようになるように自分で自分をコーチングしなければならないという点につきます。

でも現在のインターネット時代やデジタル化時代では、過去の名演奏音源をいくらでも入手可能であり、模範演奏を耳に入れることが可能です。

あとは演奏困難な部分や演奏解釈が分かれる部分をどうするかという点が残されます。

レッスンで先生から教えてもらえる場合は何も問題ないように思えますが(盲目に従うことが良いとも思えないけど)、最終的には自分で解決や選択ができないといけないのは一緒。

日本やアジア圏では昔からチェルニーとかでしごかれるのが定番でしたが、チェルニーの100番は今見てもバイエルより難しい(音型が小節毎に変化するし、指使いも面倒)と感じます。30番はまだ初見でも弾けそうな部分があるし作曲様式もしっかりしている感じがするので、後々古典時代の曲に取り組む時には取り組んでも良い気がします。チェルニーの100番とか第一教程とかは初見演奏練習譜としてとっておく感じで。

古典期からはペダルの使用が暗黙の了解になるので、使わないとその時代の曲ではなくなってしまいます。これは別途練習方法を独学の場合考えることにします。

さて、長々となりましたが、最初の方で紹介する予定の本は以下のものです。

「ピアノ演奏芸術 ある教育者の手記」ゲンリッヒ・ネイガウス(著) 森松 皓子(翻訳)音楽之友社



ロシア人のピアノの先生とかが良く口にする有名なネイガウスの言葉とかからどんな人だったのだろうかと興味がありました。

ピアニストとしても優れていたと同時に教育者としても優れていたということも伝え聞いていました。

また著書があることを知って是非とも読んでみたいと注文。

かなり厚い本で、読者の感想として読む進めるのに時間を要したとあるように、確かに内容が濃く読み砕くのに最初時間が必要と感じたのは確か。

でも驚いたのは、著書からその人柄の誠実さと謙虚さまた豊富な経験と分析に裏付けられた持論に圧倒されことです。

誠実な人柄という点においては、誰もがネイガウスと言えば歴史に残る名ピアニストであるスヴャトスラフ・リヒテル(入力が難しい)の師匠として知られていますが、本書ではリヒテルが22歳でモスクワ音楽院の門を叩いた時のことを書いていますが、試演を聞いて即座に圧倒され「もはや教えることは何もない」とまで隣人につぶやいたと書いている点が挙げられます。

既にネイガウスの門下になる時点でリヒテルは完成していたのでした。若い優れた演奏者にありがちの多少鍵盤を叩くことは目をつぶっても。

音楽教師なら誰でも類稀な才能の弟子を教える幸運に恵まれたいと願うでしょうから、もし弟子の優秀さが世間に認められれば誇ってもよいと考えるのが普通の気がしますが、ネイガウスはそんなことはしませんでした。

そんなことをしなくても優れたピアノ演奏芸術の生き証人として後進を教える自信に満ち溢れていたとも言えます。

本書の最初では、若い教師の頃の苦い経験や普通のできない生徒をたくさん指導した経験とかが語られていますが、どれも独学している人には目から鱗的な内容を持っています。

中でもスケールの演奏方法については、いろいろな本や記事を読んできましたが、ネイガウスが書いている以上にピンポイントで具体的なものは無かったのは確かです。

自分でもすでに気づいてはしていましたが、指くぐりのポイントは指をくぐらすのではなく、第一指のポジション移動のタイミングにあるという視点転換でした。

指をくぐらすという視点からはどうやっても解決の糸口は見つからないのです。


問題の焦点は、意図するタイミングに第一指がしかるべき鍵盤の上に位置していなければならないという演奏上の必要条件を満たすためにどうすればいいのかという点でした。

それにはできる限り早いタイミングで第一指を移動させる必要があったのでした。

他の指や手の向きや形は、上の必要条件を満たしかつ演奏を滞らせないという条件で決定すればよかったのです。

それ以外に基礎的な内容も前半は続きます。

ここまで読んで感じたのは、今まで読んできたピアノ演奏法の本はどれも文系的な感じでしたが(芸術や音楽は理系とは誰も言わない)けれども、ネイガウスのこの本は、ネイガスはもしかして理系な人なのではと思わせるほど、理系を感じさせるのです。

それもそのはず、子供の頃にネイガウスは音楽教育以外にも数学教育を受けていたと書かれています。数学は好きではなかったと言っていますが、跳躍の仕方の説明で「非ユークリッド幾何学」を持ち出す的を得た解説は流石という感じ。ソ連の数学は当時は世界最高でしたから、かなり優れた教えを受けたのだと思います。

なので理系の人にも一読をお勧めします。

譜面の上で曲に関する情報として損なっていけないのは、音程だけではなく、リズムも含まれる点です。

正確に意図されたリズムを再現することが演奏者に課せられた義務なわけで、それを損なったり変えてしまうと編曲や別の曲になってしまうというわけです。

当たり前のことですが、ようやく譜面通りの弾けたという時点でリズムがオリジナルのまま再現できているかどうかは自ら問いただす必要がありそう。

得に譜面上から意図したリズムが想像できない場合には、なおさら検討が必要になります。

ネイガウス自身は特に恵まれた手の持ち主であったわけではないことが書かれています。リヒテルやラフマニノフのように12度も楽に届く大きな手(高い身長)の持ち主ではなく、平均的な大きさの手だったようで、またもっと小さい手の女性徒も多く指導して良い結果を出してきた先生だったようです。

そうした意味では平均的な手や小さい手の悩みを知っており、それを克服する方法も知っているという強力な味方なわけです。

確かに背の高い人は身長に比例して手も大きく指も長いので、現代のピアノはそうした稀な優れた身体の持ち主に向いた仕様設計なのは確かです。

同じ小柄で手の小さかったホフマンは鍵盤の幅が標準より小さい特別仕様のピアノを特注して作らせたという話も聞いています。

リストやリヒテル、ラフマニノフらはどちらかというと巨人族に属すると思われ、普通の平均的な人とでは世界の見え方が違うと考える必要があります。

ということでまだ前半を読んでいる途中ですが、ピアノ演奏独学には必読の書のひとつです。

.P.S

書き凝らしたのですが、この本で著者は同時代の他の音楽学校教師のもっともらしい指導方法を理由を挙げて批判しているのも興味深いところ。

その中には現在でも「ロシアピアニズム」として紹介され教授されているものもあるように思えます。

確かにロシア発祥のピアノ教授法なら海外から見れば全部ロシアピアニズムなんですが、ネイガウスが否定するインチキなものもあるということは注意したほうがいいかもしれません。

以前紹介したカール・フィリップ・エマヌエル・バッハの「正しいクラヴィーア奏法 第一部」でも著者が同じように同時代の他のインチキ教授法を批判しているのは興味深いところ。

やはり盲目的に「ロシアピアニズム」と称するものを信じるのは良くないようで、自分で冷静に分析する必要があります。

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題名 投稿者 日時
   ピアノ教本 webadm 2016-9-19 5:59
     Re: ピアノ教本 webadm 2016-10-23 22:12
       Re: ピアノ教本 webadm 2016-10-30 8:03
         Re: ピアノ教本 webadm 2016-11-4 6:55
           Re: ピアノ教本 webadm 2016-11-13 11:39
             Re: ピアノ教本 webadm 2016-12-5 2:35
               Re: ピアノ教本 webadm 2016-12-11 23:58
                 Re: ピアノ教本 webadm 2016-12-24 1:25
                   Re: ピアノ教本 webadm 2016-12-25 22:23
                     Re: ピアノ教本 webadm 2017-1-3 4:45
                       Re: ピアノ教本 webadm 2017-1-22 3:37
                         Re: ピアノ教本 webadm 2017-1-30 9:19
                           Re: ピアノ教本 webadm 2017-2-6 5:06
                             Re: ピアノ教本 webadm 2017-2-12 4:19
                               Re: ピアノ教本 webadm 2017-2-19 0:49
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                                   Re: ピアノ教本 webadm 2017-4-17 21:54
                                     Re: ピアノ教本 webadm 2017-5-8 0:06
                                       Re: ピアノ教本 webadm 2017-5-28 21:31
                                         Re: ピアノ教本 webadm 2017-7-2 21:55
                                           Re: ピアノ教本 webadm 2017-8-13 11:11
                                             Re: ピアノ教本 webadm 2017-9-20 12:33
                                               Re: ピアノ教本 webadm 2017-12-2 22:07
                                                 Re: ピアノ教本 webadm 2018-1-12 11:12
                                                   Re: ピアノ教本 webadm 2018-1-29 5:48
                                                     Re: ピアノ教本 webadm 2018-5-5 2:28
                                                       Re: ピアノ教本 webadm 2018-9-9 20:31
                                                         Re: ピアノ教本 webadm 2018-9-30 22:06
                                                           Re: ピアノ教本 webadm 2018-10-7 14:58
                                                           » Re: ピアノ教本 webadm 2018-12-23 22:37
                                                               Re: ピアノ教本 webadm 2019-2-20 10:29
                                                                 Re: ピアノ教本 webadm 2019-4-14 23:51
                                                                   Re: ピアノ教本 webadm 2019-4-21 7:29
                                                                     Re: ピアノ教本 webadm 2019-4-29 12:39
                                                                       Re: ピアノ教本 webadm 2019-5-4 5:01
                                                                         Re: ピアノ教本 webadm 2019-5-4 23:11
                                                                           Re: ピアノ教本 webadm 2019-5-16 12:44
                                                                             Re: ピアノ教本 webadm 2019-5-26 19:33
                                                                               Re: ピアノ教本 webadm 2019-7-5 10:32
                                                                                 バイエル卒業(´∀` ) webadm 2019-8-5 0:50
       Introducing Pianoprima EXERCISES webadm 2020-8-11 6:27

 
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