探したら出てきた。２つあるのは片方が電信級、もう片方が電話級。



確か大阪万博の頃に２つ一緒に受験して合格した時交付されたもの。

学校のアマチュア無線クラブでリグを使うには当然ながら従事者免許が必要なので特に受験勉強もせずに受験申請して受けにいった覚えがある。

仙台の青葉城跡にある電波高専の当時の木造学舎が試験会場だった。

クラブは電気科の先輩が２級ライセンスを伝統的に取得しているので100WのHFリグが使えた。２級ライセンスも少し勉強すればとれたかもしれないけど面倒なのと試験というものが嫌いだったのでとうとう取らなかった。

もうだいぶ昔に電信級は３級、電話級は４級という名前になっていろいろ緩和されているらしい。今はだいぶ簡単になってお金を払って講習会を受けて終了試験に受かれば合格らしい。

でも人と話すのは苦手なのでやはりやるとすると電信かデータ通信かな。

学生の頃にコンテストとかで見ているとA3でエアを出し始めるとファイナル管がいかにも加熱しているように軋む音がするのを覚えている。電信の場合はその点省エネでファイナル管にも優しい。ノイズの中から地球の裏側からやってくる信号を聞き取る醍醐味もある。

受信機とかがあればいろいろなバンドを聞いてみたい気がしてきたけどヤフオクとかでは受信機はそうとう人気が高く値段も張る。

測定器はめったに使わないけど受信機は毎日使うものだからね。

法改正の際に、試験制度もだいぶ緩和されたらしいことを知った。

私が電信級を受験したときにはモールス信号の受信だけでなく実際に打鍵して紙テープにコードを記録されてチェックされる送信の技能もテストされた。

それが今や、３級（旧電信級）では筆記でモールス符号の変換問題が出るだけになったり、１級と２級では昔の電信級レベルの速度の受信試験だけになったらしい。しかも１・２級の受信試験は既に以前実施されていた受信試験を伴う試験に合格していれば免除されるらしい。つまり私の場合も電信級に合格した際に受信試験を受けているので免除されるということになる。

ということはあきらめていた１・２級アマの試験が筆記だけで済むということになる。

これは挑戦してみる意味はあるかもしれない。

そのうち考えよう。