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webadm | 投稿日時: 2007-4-2 10:14 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3082 |
中身を引き出してみた 近所のPCDEPOでちゃんとした柄の長いドライバを購入してやっとフロントパネルと外側ケースを固定しているネジを外すことができた。
予想通り中身が簡単に引き出すことができた。 底から写した写真。見るとRF OUTPUTコネクタと内部でつながっているアルミのケースはアッテネーターモジュールだろう。フロントパネルにスイッチとボリュームがついていてそれで出力レベルを設定できるように電圧制御されていると思われる。 VCOは7つのバンド毎に独立しているはずだが、どこにそれがあるかは不明。フロントパネルの周波数調整用の大きなつまみは内部のひときわ大きなポテンションメーターにつながっている。それでVCOの電圧を制御しているのだろう。 バンド切り替えや変調モード等の押しボタンスイッチはかなり古く頑丈ではないように見える。配線がかなり混雑しているのでどこにどうつながっているかは良く見えない。 底から見るとシールドケースに覆われた左の大きなモジュールと中央下の少し小さなモジュールがあるのが見える。左のは他にも上側に載っているのと同じVCOモジュールだろうか。中央のはALC Ampだろうか。 これはフロントパネルから見て右側の側面。3枚のシールドしていないプリント基板は電源回路だろうか。すぐ後ろに電源トランスがある。手前に大きな電解コンデンサ。電解コンデンサの裏に隠れてみえないが周波数設定用の大きな黒いポテンションメーターがある。 これは上から見た様子。2つの平べったいシールドモジュールはやはりVCOだろうか。 背面の様子。電源回路のパワートランジスタと、上に載っているVCOモジュールの入出力端子やケーブル接続状態が少し見える。同軸ケーブルがいくつか行き交っているのでやはりVCOだろう。7つもあるのだから帯域別に収まっているのかもしれない。 フロントパネルから見て左側面の様子。底面から見える大きなシールボックスは少し丈が高いのがわかる。そこから制御用の細かいケーブルが前面にコネクタで結線されていて、背面から同軸ケーブルが何本か出ている。これもVCOが複数収められていると思われる。 バンド切り替えの配線とかを見ればどのバンドのVCOがどこのシールドボックスに収められているかは見当がつくはずだ。 底部にあるALC Ampモジュールは何度か蓋を開けた様子がうかがえる。AM変調の具合が悪いので修理を試みたのだろうか? 末期ガン患者と同じで開腹してみたものの手が付けられない状態でまた蓋を閉めたということになるかもしれない。 それと写真には写っていないが選択されているバンドを表示するのに豆電球が使用されているが、そのランプの近くにホルダーがあってそこに予備の電球が備え付けられている。なんとも粋な計らいである。 あと内部にデジタル回路基板がひとつだけあって、それは背面のアンフェノールコネクタに出ているDTL/TTLディジタル入出力ピンとつながっている。リモートでバンドや周波数が変更できる。昔はこれに別売のユニットを接続するとパンチカードやさん孔紙テープで自動制御を行っていたらしい。後のGPIB制御に通じるものがある。 |
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