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webadm | 投稿日時: 2007-4-26 0:30 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
「定本トランジスタ回路の設計」のだめな点 これから沢山の新人さんが「定本トランジスタ回路の設計」を手にして読み始めるとおもうけど、わかり難い本であるとも言われている。
その原因のひとつがわかった。 図表の採番と参照がまるでだめである。 先般話題にしたベース接地回路のところでインピーダンスを測定するというのが出てくるが、そこでいきなりどの図にも出てこないVsとかやRsとかの記号が使われていて、それは図14に書いてある通りとだけ説明してある。同じ章に図14は確かにあるが記号とかは書いてない。なんだこれは。 と疑問に思って他の章とかを見るとやはり似たような感じで図14とだけあるが同じ章の図14はまるで違う回路。 ずっとずっとさかのぼって最初の章を見ると一番最初のインピーダンスを測定に関する記述を見つけた、そこにはちゃんと図14として説明と一致する図が載っていた。これのことだったのか。 普通は図表にはユニークな番号を割り当てるものだけど、たぶん執筆が章単位で連載していたものを一冊にまとめただけなので採番をし直すとか参照記述の仕方を変えるとかの配慮を欠いていたと思われる。連載を単行本にする時は要注意な点が守られていなかったと思われる(関係ないけど)。もともと技術書を出版する会社じゃないから編集もいい加減なのは仕方がない。北米とかだときっちりとしたTechincal Writingの決まりがあるからそれを守らないと書評で笑いものになるだけ。 普通は図14じゃなくて、何章の図14とするか、図番をユニークにするために章番号でプリフィクスするか(図1.14とか)なんだろうけどね。 |
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