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webadm | 投稿日時: 2007-4-27 9:26 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3084 |
カウンタの電源電圧を変えてみたら どうも手持ちの1GHzまでカウントできるカウンタの挙動がHP8640Bでも760MHzを超えたあたりからおかしくなるのでカウンタ側に問題がある可能性を疑っていた。
もっと良いちゃんとしたカウンタが手に入ればいいのだが、最近は業者とかが良いカウンターはどんどん高額落札していくので手に入りにくい。 となれば手持ちのカウンタをなんとかだましだまし使うしかない。 手持ちの1GHzのカウンタは電池での動作が可能である。中を見てみるとACアダプタの場合には5v出力の三端子レギュレータとダイオードを介して電源として供給されている。 電池側の配線を追ってみると7Ωの抵抗を介して電源スイッチを介して電源として供給されている。電池は4本で6Vを抵抗で電圧降下させているようだなんといいかげんな。 実際6vを電池ボックスの端子に安定化電源から供給して動作させてみると驚いたことに以前よりもカウントできる最大周波数が落ちてしまう。 もしや電源電圧が高いのかと安定化電源の電圧を下げていくと5vぐらいで以前と同じような状態になる。 更に下げていくともっと高い周波数までカウントできるようになることを新に発見。 なんと電池ボックス側の電圧を4.1vあたりまで落とすと一番性能が良くなり898MHzぐらいまでカウントできる。 しかしそれ以上になるともうそれよりも低い周波数しか表示しなくなり安定しない。 もともとSMLUのバンド7の発振トランジスタが劣化しているので発振は不安定であるが、カウンタのプリスケーラーの動作電圧を調整すればもっと計測性能が上がるということを発見した。 ちゃんとしたカウンタであればこうした不安定な信号でも自動適応して本来の周波数をカウントすることができるのだがこの簡易型のカウンタにはそうしたものを望んではいけない。 なのでもっとちゃんとしたカウンタで計測すればバンド7の高い方の領域でもそれなりに発振はしているのを確認できるかもしれない。オシロで見た限りではかなりうねっているので低い周波数成分が重なって居るように見える。実際カウンタの電源電圧をいろいろ変えていくと、低い周波数で安定して一定の周波数がカウントされる領域がある。これがいくつかあるうねりの一つかもしれない。 |
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