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webadm | 投稿日時: 2007-5-10 22:56 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
HP8640Bリストア完了 一夜明けて、ビニル板の上で予め練ったエポキシ樹脂が固まっているのを確認してロータリースイッチアセンブリを組んで本体へ戻す作業を開始。
本当にスイッチの回転軸の位置はこれでよかったのか確認のしようが無いが分解前に撮影した写真と円盤の向きとかを見ると合ってそうなので組み立て開始。 本当は外す必要のないネジまで外していたことを今更気づく。 歯車の固定ネジを締め付ける段階でひとつ六角ネジがバカになっていることが発覚。仕方ないので大丈夫な片側だけで締め付ける。つまみを仮に取り付けて回してみると大丈夫な模様。 なんとかロータリースイッチアセンブリの組み上げは終了。あとはこれを本体の元の位置に戻すだけ。 本当はつまみの位置を少し変えた方が取り外しや復元が楽だったらしい。本体側のシールドされたスイッチボックスの回転軸とクランクで連結するのだがそこがうまく中心が一致しない。実はフロント側の軸受け部分に座金をつけて微妙に傾きを調整していたようだ、床の上からそれらしい座金が見つかった。 無事本体へ戻し終わり、つまみを取り付け直してあとは動作確認。 あとはつまみの位置と出力周波数があっているかどうかの確認。 電源を入れて出力に周波数カウンタをつないでやってみると合っているようだった。無事リストア完了。 写真は一番高いrangeで750MHzを出力している時のもの。カウンタも750MHzを表示している。 それにしてもこのHP8640Bのつまみが固いこと。なんどか左右に目一杯まわしきったりしていると指の皮が真っ赤になってヒリヒリしてくる。固さのほとんどはおそらく回転軸の軸受け兼ラッチ部品からくると思われるので機構的なものなのでどうしようもない。こうしたことから機械的なダイヤルというのはその後姿を消したのかもしれない。 FM Deviationのつまみがあっているか確認しようと内部FM変調動作を初めて試してみた。FMラジオを傍らに置いて93MHzを出力させて試聴してみた。変調周波数は別のつまみで1KHz,400Hzが選択可能どちらもあっている。ただこのとき変調度を表示するようにメータースイッチを切り替えたのだがまったく針が振れないのは良いのだろうか? これはまた別の機会にでもサービスマニュアルを見てチェックすることにしよう。 とりあえずほっとした。 |
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