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webadm | 投稿日時: 2007-5-14 0:22 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
HP8640Bのオプション HP8640Bには001,002,003,004の4つのオプションがある。フロントパネルのつまみを見るとどのオプションがついているかはわかる。
001 - 可変変調周波数発振器 AM/FM/Pulse変調周波数を可変できるオプション。つまみを見るとこのオプションがついてない場合1kHzと400Hzの固定周波数しか選択できないものになっている。オプションが着くと更にバーニアつまみで20Hz-600kHzまで可変できるダイヤル板が着いているのですぐそれとわかる。 002 - 内部周波数逓倍器 これは外観からは区別できない。標準では512-1024MHzのレンジはカウンタはそれらしく表示さえるがRF outputは256-512MHzが出力されるだけであるため外部に逓倍器が必要。このオプションがあると内部の逓倍器によって2逓倍された512-1024MHzが出力として出てくる。 003 - リバースパワー保護 これも外観では区別つかない。RF output側に過剰なパワーが反射や入力がされると内部のアッテネーターやアンプを保護するというもの。実際に過剰なパワー入力が検出されるとその旨のフロントパネルのランプが点灯して内部が保護される。 004 - 復調出力高精度AM変調 これは特種なVOR, IILとかの装置をテストするために用意されたもの。これはあまりに特種なため市場に出ているほとんどのHP8640Bで備えているものは皆無と思われる。これだけはサービスマニュアルにも詳細は記載されていないが、後部のカードスロットに1枚基板が追加されて3スロットを使用する状態になることだけは写真図で示されている。基板図や回路については記載無し。 手持ちのHP8640Bは確かめたところ001,002,003は実装されている。確かにそれらの機能も動作するのを確認している。 それと気になっていたAM/FM変調度のメーター表示だが、変調度調整用のバーニアつまみを回すとメーターが変化するのを確認できた。これは問題ないらしい。FM変調はバーニヤを右に回していくとすぐ過剰変調の旨のランプが点灯する。普通はそんなに深いFM変調はしないのでこれで良いのだろう。 |
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