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webadm | 投稿日時: 2007-5-23 22:09 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3084 |
TR5835 懲りずにまたアドバンテストのカウンターを入手。ジャンク品ということだが貴重品。TR5835というパルスジッターカウンター。
LED表示に一部欠けがあるという説明だったが、実態はだいぶ酷かった。 ・ ・フロントパネルのすべての押しボタンが接触不良 2番目が酷い。最初電源を入れてボタンを押してみたがまったくどれも反応が無い。内部の回路がかなり壊れているのかと開けてみたらそうでもない。電源投入時に自己診断でLEDが全部点灯しているしdotも順番に表示している。初期状態でテストモードになるのでその時のジッター表示がばらついているだけだった。 テスターで各押しボタンスイッチの端子間抵抗値を測定してみたら、かなり力を押して絶縁状態からやっと数MΩとかになるかならないかという状態。しかも全部である。これはなんか部品のロット不良か何かだろうか。酷すぎる。 テスターを電流測定モードにしてスイッチの端子を短絡するようにしてやるとちゃんと応答して動作モードが切り替わる。なんだ壊れているのはスイッチだけじゃないか。アドバンテストの歴史に汚点を残す典型的な不具合だ。 これはもうスイッチを全部交換するしかない。 写真はHP8640Bの100MHz出力時の周期ジッターを観測したもの。パルス幅や周期の分布範囲や最小値、最大値それに平均値とかも観測できる。非常に有用である。最大許容周波数が100MHzまでなので残念ながらHP8640Bのキャビティーオシレーターの源発振(256-512MHz)を観測できないのが残念。 P.S 高安定基準発振器が暖まらないのはすぐ隣にファンがあってそれで冷却されていたための模様。果たしてこれでいいのだろうか。ファンが停止しているスタンバイ状態では暖かくなっていた。 |
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