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webadm | 投稿日時: 2007-7-30 0:34 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
バッテリバックアップされてないSRAMが壊れた理由 状況としては
・それまで長時間正常な電源が供給され安定動作していた ・電源制御回路のセラミックコンデンサがリークを起こし電源供給が不安定かつ低電圧となった が想定される。 こうした状況で何が起こるかというと ・バッテリバックアップされたSRAMのデータ出力レベルがバッテリバックアップされていないSRAMのデータピンにVccを超えた電圧として印可される ・バッテリバックアップされていないSRAM内部の過電圧保護用ショットキークランプダイオードがONとなり過大な電位をVcc側に流し込もうとサージ電流が流れる ということでそれが繰り返し長時間続くとリチウム電池の電圧とスイッチング電源の出力電圧の差異が大きいとそれだけ大きなサージ電流がクランプダイオードに流れ溶融してしまう事態が発生。その結果RAM2のD6に関するクランプダイオードがショートして常にD6ラインをVccへ引っ張ってしまう状態に至ってしまった。 と考えられる。 とするとこれはたまたまRAM2で起きたものの、他のバッテリバックアップされていないSRAMでも起きていた可能性は高い。たまたま一個が先にショートしてしまったので他は救われたと言える。 このHP4951Aの設計には電源制御回路のセラコン一個がリークしただけでこうした事態になってしまうという弱点というか欠陥があるとも言える。 |
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