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webadm | 投稿日時: 2007-11-6 7:04 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
Re: プロトコルアナライザ たまたま検索したらAE5970の中古を在庫している某中古屋を発見。
さっそく購入したいと連絡をとったらあいにく既に売約済みとのこと。がっかり。 ところが数日後に在庫ができそうだという連絡が入ったので購入を前提に送ってもらうことに。 届いたのは大変状態がよさそうな(備品やマニュアル完備という意味)もの。 さっそく喜び勇んで装着しケーブルまでつないで動作確認の準備を万端にして電源を入れたところ認識されたものの「FPGAプログラムロード処理中」のまま先へ進まない。 AE5970は昔のインタフェースポッドのようにインタフェース回路だけかと思ったらそうじゃなかった。基板を見るとAlteraのFLEX10Kが2個とコンフィグレーションデバイスが載っているように見える。つまりFPGAプログラムロード中というのはこれにデザインをダウンロードしているということだろうか。それが永遠に終わらずということなのだろう。 それにしてもタイムアウトもチェックせずに永遠に終わらないという作りもどうかと思う。 どうやらこのAE5135のハードウェアプラットフォームは安藤電気以外の別の会社が設計開発して他にもOEMで供給しているものらしい。まったく同じ形のものがSmartbitsとかの製品にもある。本体はSH3のマイコンとAltera FLEX10k30が複数個搭載されたまったくのデジタル回路だ。こういうのはさすがに得意な会社でないと作れないだろう。 本体側が悪いのかAE5970モジュールが悪いのかは信号を観測してみないとなんともわからない。観測するにもエクステンダーボードとかが無いと基板が中に隠れてしまうのでどうにもならない。 AE5970モジュールは良くみるとリワーク痕が多数見られる。水晶発振器が複数使われているがその2つがどうやら交換されたことがあるようで半田の茶色いヤニがそのまま残っている。リワークの程度も悪く、半田の滴が周辺に飛び散っていてランド間を短絡しているように見える部分もある。これは怪しい。 本体の作りがかなり密なのでモジュールを装着した状態でモジュール部品面にプローブを当てるような作業をするのは困難に見えた。 とりあえず購入して後でじっくり原因を切り分けて修理すればとも考えたが、作りがほとんどFPGAだけで構成されているとほとんど回路がブラックボックスなので果たしてFPGAプログラムロード処理中で止まる原因にたどりつけるかどうか自信が無い。そのリスクを冒すには購入価格は少し高すぎる。 ということで今回AE5970の購入はキャンセルした。ヤフオクとかで処分価格で出たら買ってもよいかもしれない。 |
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