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webadm | 投稿日時: 2008-5-31 12:04 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3068 |
【5】RLC直列共振回路のQ 次ぎの問題もRLC直列共振回路に関するもの。
回路素子の定数がそれぞれ異なる組み合わせの2つのRLC直列回路についてそれぞれQを算出せよというもの。 Qを算出するには共振点でのLのリアクタンス値を求める必要があるため、まず共振周波数を算出する。 LC直列回路の共振点の角速度は ω0=1/√(LC) で表される。その時のLのリアクタンスは XL=ω0*L =L/√(LC) で表されるので、Qの定義から Q=(ω0*L)/R =L/(R*√(LC)) =(√(L/C))/R という式が導かれる。これにそれぞれ定数を代入すると Q1=(√(10*10^-3/(0.25*10^-6)))/5 =40 Q2=(√(0.1*10^-3/(0.04*10^-6)))/4 =12.5 という結果になりQ1の方がQ2より高い結果となる。 一見するとRの値が小さいQ2の方がQが高いと予想してしまうが、共振点でのリアクタンス値の大きさの関係でQ1に劣るということになっている。 |
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