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webadm | 投稿日時: 2008-6-23 9:08 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
昔の短波放送 かつまだ衛星放送とかインターネットがなかった時代は地球の裏側まで情報を届ける簡単な手段として短波放送が主役だった時代があった。
第二次世界大戦前後に短波放送は利用が急拡大して、戦時中の国内では短波受信機を所有するだけで逮捕された。敵国の放送を受信させないようにする処置であった。 終戦になると中波ラジオを短波ラジオに改造する商売まで現れた、今のソニーの前身である東通工も大々的にやっていた。いわゆる中波受信機のハックである。 一方同じく第二次世界大戦の敗戦国であるドイツは、終戦後の中、短波帯割り当てのヨーロッパ会議に参加すらさせてもらえないという虐めにあっていた。ヨーロッパの国々からするとまたあの忌々しいドイツ語の放送がラジオから流れてくるのを嫌ったのだろう。そこでドイツの技術者達は国際的な割り当ての対象になっていないVHFやUHFの超短波帯の技術を開発し、FM受信機の回路図を無償で公開して普及に努めた。その後世界的にFM放送やVHF,UHF技術が普及したのにはドイツのおかげかもしれない。 今持っているドイツのRohde & ShwaltzのSGはVHF,UHF帯専用で、通常のSGがカバーしている長、中、短波帯が含まれていないのはドイツ国内ではそれらの帯域を利用したくても割り当てを受けることができなかったため利用できなかったという歴史を裏付けている。 昔は田舎で短波放送を聞いていたときは沢山の電波で一杯だったけど、今はどうなのだろうか。北朝鮮とかから送信されていた強力な妨害電波放送とかも記憶に残っている。モールス通信が廃止されて久しいので、さすがに業務用のモールス通信とかは今は聞くことはないのかもしれない。その代わりデジタル放送も一部では開始されているようで、そういったものを受信実験できたらいいなと思っている。 かつては7MHzとかのアマチュア無線バンドには沢山のCW局にSSB局のモガモガ音であふれていたけど今はさすがにコンテストでもないと聞けないのかもしれない。 依然としてFRG-7000の感度が悪くプリセレクターを回してもノイズすら聞こえない。CWとかの狭帯域にするとゲインが上がってノイズが拾えるものの、周辺のPCやデジタル機器からの不要輻射ノイズの方が外部からの信号よりも強い感じ。 何故か20.0MHzにキャリアが受信できるが、これはどこから漏れているのだろうか。FRG-7000内部にはそうした局発は無い。 あとようやく北京放送が受信できた。7.190MHzだったかな。すごいフェージングがかかっていた。かろうじて受信できている感じ。 明にはFETが届かないかな。 |
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