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投稿者 スレッド
webadm
投稿日時: 2010-3-2 23:48
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3068
確定申告、e-Tax、住民基本台帳カード、公的個人認証サービス
昨年末に失業したので、今まで会社でやってくれていた納税申告を自分でやらないといけなくなった。役所から送られて来る納税申告書では払いすぎた税金が戻ってこないので確定申告をしないといけない。確定申告は納税申告も兼ねているのでそれだけで済む。既に今年度分会社が払う分の税金は自分で払ってしまったので、その分だけでも還付してもらわないと来月から路上生活者入りだ。

昔は区役所で確定申告申請書をもらって記入方法を勉強して提出するという面倒で時間のかかる手続きが今はe-Taxといって自宅のパソコンからできるらしい。話は聞いていたが、自分にそれが必要となるとは思ってもみなかった。

区役所から送られてきた納税申告書の説明書に「この申告書では還付は受けられません」旨のことと、「還付を受けることのできる対象者は確定申告を」、「確定申告は便利でお得で手続きの早いe-Taxを」という記載があった。これはもうやるしかあるまい。

必要なのは

・PC
・カードリーダライタ
・住民基本台帳カードと公的個人認証サービスの料金(500円+1000円)
・個人を証明するもの(運転免許証、健康保険証等)

上の最後の2つの持って区役所に行って「住民基本台帳カード発行申請書」と「公的個人認証証明書発行申請書」に名前と生年月日、住所等の必要事項を記入にして窓口に持っていくだけ。

写真入りのカードを発行するのでなければ即日交付なので、カードの作成が出来上がるのを椅子に座ってまっているだけ。

窓口で呼ばれたら、作成されたカードに暗証番号(4桁数字)を設定する操作と、公的個人認証証明書に電子署名するのに使用する秘密鍵を生成するためのパスフレーズ(英数字パスワード)を設定する操作を端末で行えば目出度く交付。実際にe-Taxを利用するための説明書(e-Taxのホームページのコピー)を手渡されてお終い。



e-Taxのホームページから確定申告書作成に先だって事前にPCにインストールする必要のある公的個人認証サービス(JPKI)利用者ソフトをダウンロード&実行。

Windowsのプログラムメニューに「公的個人認証サービス」というのが追加される。

別途パソコンショップに行ってカードリーダライタを購入する。たまたまSONYの黒PaSoRi(RC-S330)が手元にあったのでそれを使うことに。それ以外にも各社からe-Taxに使えるものが沢山出ている。

リーダライタ付属ドライバソフトを先にインストールしてその後リーダライタをPCに接続し、「公的個人認証サービス」の「ユーティリティ」→「ICカードリーダライタ設定」を選択すると以下のダイアログが表示されるので「自動設定」をクリックするだけ。表示が変われば(うっすらとリーダライタ名称が入る)設定は完了。



あと「ユーティリティ」→「Java実行環境への登録」をやっておけばOK。

それでようやく住民基本台帳カードが利用できる準備が整ったので、実際に個人証明書を確認してみる。

プログラムメニューの「公的個人認証サービス」→「JPKI利用者ソフト」を選択すると以下のダイアログが現れる。



予め住民基本台帳カードをリーダライタにセットして「自分の証明書」をクリックすると、以下のダイアログが現れてパスワード入力を催促される。これは役所で個人証明書を発行する際に端末で設定した英数字パスワードを入力する。



するとパスワードが間違っていなければ、以下のような感じで証明書の基本情報が表示される。



あとは財務省のe-Taxホームページで確定申告書を作成し送信するだけとなる。

アルバイト先から昨年支給を受けた給与の明細書をもらったので、いよいよe-Taxで確定申告作業を開始。

予めカードリーダに住基カードをセットしてPCに接続した後、総務省のe-Taxホームページへ行けばいいのだけど、予めインストールしてある公的個人認証サービスのJPKI利用者ソフトで表示されるポータルサイトを開いても、そこにはe-Taxホームページへのリンクは存在しないという驚愕の事実が発覚。

別途Googleでe-Taxと入れて検索してようやくたどり着いた。何のためのポータルやら。

最初に行うのは納税申告利用者番号の交付を受けるための登録手続き。



個人を特定する名前、住所、電話番号、メールアドレス、申告する納税所、e-Taxサイトを利用する際に使用するパスワード(暗証番号と呼んでいるが、実際は英数字混在可能なパスワード文字列)を併せてを入力するとそれらの情報が登録されて利用者識別番号というのが瞬時に交付される。



あとは目的に合う申告書を作成して送信するだけとなる。ここが判りにくい部分で、一つの会社からしか給与をもらっていないサラリーマンが確定申告する場合と、複数の組織から給与の支払いを受け手いる人の場合は、その他ということになる。システム的には複数から給与を受けるケースで一般化されていてひとつに限定するのはその特殊ケースなのだが、利用者としてひとつの方が多いので同じシステムを利用するにも入口が違う。

確定申告書の作成は予め会社から源泉徴収票をもらっていれば、その中の、給与総額、源泉徴収税額の金額をそのままコピー入力するのと、他の控除金額(生命保険や個人年金控除)を当該リンクをクリックして保険会社の証明書の金額をコピー入力。忘れていけないのは、その他の控除でe-Taxを初めて利用する際に5000円の控除(5000円戻ってくる)にチェックを入れて適用を受けること。

それらの入力に間違いが無いか二重確認をして進めていくと払いすぎた税金がいくら戻ってくるか確定する(もしくは追加で税金を払わないといけない)。税額がマイナスなら戻ってくるので追加で払う心配はない。

今回は10万円ほど戻ってくることが判って安心した。

最後に送信する前にPDFで申告書の内容を確認することになる。また送信した後も内容を確認することが可能だ。心配ならPDFを表示した時にファイルに保存しておくとよい。



ふう、簡単じゃないか(´∀` )
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題名 投稿者 日時
 » 確定申告、e-Tax、住民基本台帳カード、公的個人認証サービス webadm 2010-3-2 23:48
     無事還付されました webadm 2010-4-6 5:24
     Re: 確定申告、e-Tax、住民基本台帳カード、公的個人認証サービス webadm 2011-2-22 8:21
       Re: 確定申告、e-Tax、住民基本台帳カード、公的個人認証サービス webadm 2011-3-1 11:22

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