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webadm | 投稿日時: 2006-4-10 22:15 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3082 |
わき起こる疑問 日曜日に少しプログラミングケーブルの回路図を起こすための下準備として仕様をまとめた。
そしてALTERAのByteBlaster IIのブロック図に対応した回路を書き起こそうとしたときに問題勃発。 ユーザーガイドにあるブロック図ではnVcc Detectという信号をVccを入力とするインバーターの出力をホストに返しているが、これは良く考えるとできない相談である。VccはターゲットボードからもらうVcc(TRGT)をDC-DCコンバートした+5vなんだろうけど、これが供給されていないとき(ターゲットボードの電源がOFFかケーブルが接続されていない場合)にはホストへHを返せということになる。どうやってHにつり上げるんだ。Vccが必要ではないか。この矛盾につきあたり回路図作成は初段から頓挫。 もっと前に気づけと言われても仕方がない。やはりメーカーが出している資料はある程度は信憑性があるという既成観念が働いて疑うことをやめてしまう。疑ったらきりがないわけで。 いろいろネットで調べてみると、ヒューマンデーターさんで独自にALTERAのケーブルを解析した結果から設計したプログラミングドングルが販売されていて回路図も公開されている。ちょっと覗いてみると、確かにALTERAのユーザーガイドにあるものとは異なったところが目につく。 nVcc Detectを返すところはVccを返すようになっている(pull upのみ)。もしかしたらプログラミングソフトの方ではこの信号は使っていないのかもしれない。FLEX/CQ基板をByteBlaster II互換だと勘違いしてつないだ時も得にターゲットが接続されていないとかいう結果にはならなくてプログラミング動作をしていたようだ(完了ステータス信号のリターンがされていないので書き込み失敗)。 ヒューマンデータのはByteBlaster II互換なのはASモードのみで他のモードはByteBlasterMVとして使う仕様らしい。そのために切り替えのスイッチがついている。ASモードでの出力信号イネーブルの制御はそのためか別の信号を使っている。 某所のBBSでやはりByteBlaster IIケーブルを自作されたが動かなくて、識別用の折り返し結線をByteBlasterMVと同じにしたら使えるようになったとかいう書き込みを発見。やはりALTERAのユーザーガイドにあるブロック図は実物に即していないということだろう。 更に内藤さんのBBSで純正のByteBlaster IIは不安定でベンダーも認めているという記事を発見。やはり低電圧対応やらJTAG対応やらを無理矢理ひとつに押し込めてしまっているので無理があるのかもしれない。このあたりの問題解決はユーザー側にゆだねられているらしい。 確かにそれぞれのcore電圧専用のプログラミング回路を作る方が性能面では確実だ。 どうしようか思案したがやはりやり遂げてみることにしよう。 |
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