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webadm | 投稿日時: 2006-5-4 22:23 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
そしてようやく収束 Quartus IIの動作がまずくなったのはもともとQuartus IIは波形の汚いインチキケーブルでもsetup時間が十分余裕がとれるようにH時間が長くとってあるのが災いしていると思われる。
影響を受けるとすれば長いH時間が続く可能性のあるTCK以外の信号である。 そこでまず受信バッファのベース抵抗を5.6kから22kに全て取り替えた。これによってパルス幅が忠実で無くなる可能性は無くなる。 結果的にこれがあっていたようでQuartus IIの動きも少しましになった。とは言え、まだEPM240?とか表示されてUSERIDコードもFFFFではなく0000とか嘘が表示される。 今度は出力バッファを見直す。出力波形がやはり歪んでいる。ブレッドボードでできるだけ周囲も含めて同じ回路構成にして同じ入力信号を与えて観測してみた。すると同じような波形が現れた。 あやしいのはシミュレーション時には入れていなかったが、後に2段目のトランジスタのベース電流が余分に流れすぎないかと心配して1kの制限抵抗を入れてあった。それが災いしているかもしれないとシミュレーション回路通りに前段のコレクターと直結してみたり、スピードアップコンデンサをかましてみたところ台形らしくなった。 しかしこの状態だと実動作はかえって悪くなる。どうも立ち下がりのところにある微妙なヒゲが悪さをしているように見える。よく自作プログラミングケーブルの回路で出力にも300pぐらいのセラコンをつけているものをみかける、ヒゲ取り用だと思われるので入れてみたところ、綺麗にヒゲはそれた。 少しレベルは低めだけれども綺麗な感じがする。これならいけるのではと思い実機も同じようにしてみたら、かなりまともになった。それでも時々誤動作するのはきっと他の出力バッファのスピードアップコンデンサを付け忘れていたせいだと思われる。ちゃんと回路図通り作らないのが悪いのだが。 ちょっと100pのセラコンをもっと余分に買っておけばよかった、結局全部使いはたしてようやく完成。 Quartus IIでも何度やってもエラーは起きなくなった、MITOUJTAGはQuartus IIを使った直後だとMITOUJTAGは常時Output enbaleで動作することを前提としているためかOutput disabl->enableの出力ディレイタイムに対してあまり考慮されていないか拙作のケーブルのディレイタイムが大きすぎるのか最初の一回は誤動作になる。その後は常時Output enableのままになるので何度操作を繰り返してもエラーは発生しない。今までエラーが出ると心臓に悪かったが、もう安心して使えるようになった。 安心して使えるケーブルがあればMITOUJTAGはかなり面白い使いかたが出来そうである。もうMITOUJTAGで書き込みをしてもエラーは起きなくなった。できればQuartus IIのように吸い出しやverifyだけ出来るようになるとうれしいのだが。あといちいち確認のダイアログが出ると連続操作が面倒なのでQuartus IIのようにログウインドウに結果だけ表示してくれるとなおよい。 |
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