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webadm | 投稿日時: 2006-5-25 12:12 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3084 |
バイポーラトランジスタでも出来ないことはないらしい ふと思いついてVcc側のトランジスタを少しでも完全にONしている状態にできないかとブレッドボードで実験的にTCKバッファ回路だけをダーリントン接続にしてターゲットにつないでを試してみた。
すると出力波形は少し高くなったもののやはりうまくツール類は動作してくれない。以前よりも立ち上がり立ち下がりともシャープに見えるが微妙なところだ。 もう少しレベルを上げないとだめかとあちこちゴニョゴニョバイアス電圧を高くしてみたころある方法ですべてのツールで問題なくJTAGが使えるようになった。やった、やれば出来るじゃないか。 早速拙作のプログラミングケーブル基板にブレッドボードと同じようにトランジスタを追加して回路を変更してみたところ、出力波形が似てもにつかぬものになってしまった。 おかしいこんなにも違うはずがないと、あちこち確認していくと出力イネーブル用のトランジスタのベース電流制限抵抗の値がブレッドボードとは違っていた。ブレッドボードは10Kを間違って挿していたが基板の方は1Kだ。 もしや10Kの方が良いのかと思って基板の方も10Kにしてみたところブレッドボードと同じ波形になった。しかし残念ながらツールの動作ははかばかしくなかった。部品のばらつきや配線の引き回しの違いなどが影響して必ずしも同じ効果が再現するとは限らないわけである。 すくなくともこれでTCKだけ波形を改善すれば問題は解消することが確認できた。一歩前進である。 波形が少し高くなった弊害として貫通電流が大きくなり以前は出力トランジスタのVceは0vで平坦だったが、今度は入力の立ち上がりと立ち下がりのタイミングで+とーの山が出るようになった。これが出力波形の立ち上がりと立ち下がりのスロープ上に微妙なヒゲを作る原因になっている。これもなんとかしないといけない気がする。 |
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