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webadm | 投稿日時: 2006-5-25 21:19 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3068 |
なんとか5vのFLEX10KでもJTAGが使えるようにできた TCKの波形が平べったいのはVcc側のトランジスタが完全にONしてないわけだが、他にもよく考えたらベース電流を多く流せば更にON状態に近くなるはず。
そこで一番上のトランジスタのベース電流制限抵抗を22Kから思い切って1Kに変えてみたところ波形が少し高くなった。それでもJTAGの状況は変わらず。 更に波形が高くなるように出力イネーブルのトランジスタのベースバイアス電源をターゲットVccから直接とることにした。これは厳密には常時出力イネーブルになることを意味するので厳密には互換性が失われるが、TCKだけなのでJTAGとPSでは問題無い。 あと以前つけていたTCK出力側の300pコンデンサはつけているとかえって良くないらしく取り外すと安定してどのツールでもJTAGが使えるようになってくれた。 下の写真は変更した拙作のインチキケーブルで万年時計をコンフィグレーションしたところ。この状態でMITOUJTAGトラ技評価版でバウンダリスキャン可能だ。LEDのコモンイネーブルの信号がスライディングしながらLになっているのがわかる。 今回の誤算の源はPCのプリンター出力レベルがfull swingではなかったという点にあった。入力がfull swingならすべてのトランジスタが確実にON/OFFになるのだが。 やはり確実なのはMOS FETを使えということだろう。 とりあえず変更した回路図はRev1.1として公開する予定。 |
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