フラット表示 | 前のトピック | 次のトピック |
投稿者 | スレッド |
---|---|
webadm | 投稿日時: 2006-7-21 3:33 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
Xilinxのdownload cable XilinxのCPLD/FPGAは千石電商とかでも在庫してたりして比較的入手しやすいので普通の趣味ではそちらがよいのは確か。
それでXilinxのdownload cable互換なものを作ろうと調べたら最新のものは1.5〜5.0vのすべてのコア電圧に対応したdownload cable IVらしい。 それ以前にあったdownload cable IIIというのは回路図が公開されていて皆それを下に互換ケーブルを作っているとか。 Xilinxのdownload cable IVはデータシートとかを読む限りではかなり厳密なタイミングを考慮して作られているらしい。クロックも10MHz以上をサポートしている。パラレルケーブルでも信号の遅延は最大10nsと小さい。実際にどれくらいのクロックスピードで使えるかはケーブルだけでなくターゲットボード上の特性にもよるのでなんともいえないが、XilinxのプログラミングツールであるIMPACTでは転送レートを設定できるらしい。なので性能の劣るインチキケーブルでも転送レートを落とせばなんとか使うことはできる。 Xilinxのdownload cable IVのデータシートにはTDOのサンプルタイミングが解説されている。それによるとTDOが変化した後の次のTCKの立ち上がり付近でやるようだ。すなわちかなり安定した状態で次の立下りの少し前で行うらしい。これならどんなスピードでも確実に正しい状態をサンプルできそうだ。誰が考えても普通はそうするだろうけど。 download cable IVのデータシートは詳しくて入出力回路にどういう仕組みを使っているか解説がしてある。入力側はショットキーダイオードスイッチとコンパレータを使用している。コンパレータを使うアイデアは確かに良いが基準電圧を一定に保つために安定化電源が必要になる。download cable IVは外部電源を必要とする。パラレルケーブルの場合、DCアダプタを差し込むようになっている。もしくはPCのマウスやキーボードポートから5vの電源を取り出す変換ケーブルがついている。USBはUSBの給電を利用。 拙作のケーブルも外部電源にすれば問題は解決するのは確か。しかし実際にはもうひとつケーブルをぶら下げるのは面倒なのも事実。USBケーブルつないで給電だけ利用するという手もあるが。 いずれにしてもコンパレータを使うのは将来暇があったら実験してみるとして、基本的には前作った回路をベースにdownload cable IIIに準拠したピンアサインの回路を起こすことにしよう。 今度は秋月で売っているチップタイプのトランジスタやFETを使うかもしれない。それによって基板はコンパクトになるかも。回路修正が大変な気もするけど。 DC-DCコンバーターの実験もやってみたい。 まずはdownload cable IIIの仕様を少し整理しないと。 |
フラット表示 | 前のトピック | 次のトピック |
投稿するにはまず登録を | |