自分で自分宛に送ったメールが迷惑メールフォルダに入ってしまうことに気づいた。

なにせ毎日１００通以上の迷惑メールが来るので、一度迷惑メールフォルダーに入ってしまうと見つけ出すのが大変。検索できる対象フォルダーには迷惑メールフォルダーが入っていないのも困るが。

仕方がないので受信メール振り分け機能で自分のメールアドレスから送信されたものは別フォルダーにしまうようにした。

これで安心と思っていたら、送ってもいないのにそのフォルダーにメールが溜まっていく。

見たら迷惑メール業者が自分のメールアドレスを騙って送信してきたものだった。

それで迷惑メールフィルターに登録されたわけね。

何故か会社のメールアドレスは入社した際に作ってもらった時から数年間は会社に居なかったので使っていなかったが、会社に戻ってメールクライアントを設定して使い始めたら既に迷惑メールが居ない間の数年分たまっていたのに愕然とした。

会社のメールアカウント名がなんらかの方法で漏洩しているとしか思えない。

sendmailとか通常のMTAは、情報セキュリティが問題になる前の時代にプロトコル仕様が策定されたので、やろうと思えば力ずくでどんなアカウント名が存在するか探り当てることができる。なにせ指定したアカウント名が存在しなければ、存在しないと即座に答えてくれるのだから、探る側には応えが確定時間で得られるので都合が良い。本当は無応答として同一相手先からの繰り返し攻撃に時間が要するようにすべきだが。