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webadm | 投稿日時: 2008-6-29 13:22 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3068 |
Re: RF過入力 同じ時代にTandy Radio ShackからDX-300やDX-302というWadley Loop System方式のワイドバンド受信機が出ている。
Webでユーザーマニュアルとサービスマニュアルをダウンロードしてみたところ回路構成はほとんどどFRG-7000とかと似ている。もともと同じライセンスを得て設計されたものなので同じリファレンスデザインを元にそれぞれ設計されたものだろう。 FRG-7000にはアンテナからの過入力に対する保護回路が一切ないが、Tandy Radio ShackのDX-300やDX-302にはしっかり付いている。といっても2本のダイオードをそれぞれグランドと信号の両方方向クランプしているだけのありふれたものだが。 もともとリファレンスデザインにはあったものを八重洲無線の設計者は省いてしまったのか、それともリファレンスデザインには無かったがTandy Radio Shackの設計者が追加したかどちらかだろう。 それとFRG-7000ではAGCの効きが悪いが、おそらくDX-300でも同じだったと思われ後継機種のDX-302では回路的に改良が施されている。 周波数カウンタ回路はFRG-7000とかよりも簡易である。MHz表示はメカニカルスイッチで切り替えているヽ(´ー`)ノ 1MHz未満の数値だけFRG-7000周波数カウントしているので回路規模がFRG-7000よりも少なくて済んでいる。サービスマニュアルは良く出来ている。 元祖Wadley Loop Systemの受信機の熱狂的なマニアが居るらしい。 チューニングは安定しているが今日のように位相ノイズ特性を配慮して設計されたVFOではないのでデジタル放送の受信は得意ではないらしい。 さてゲインが上がったのでラジオ日本とか強力なローカル局の電波で混変調がすごいことに。 それとどっからか広範囲にすごいノイズが放射されているようで2〜3MHzは不定期にスイッチでON/OFFしているかのようにノイズフロアーが上昇したり元にもどったりする。昔はこの種のノイズは無かったと思う。 近隣ノイズかどうかはフェージングがあるかどうかで判別できる。遠方から届く電波は電波伝搬状況の変化で強度に波があるが、近隣からのノイズではそれは生じないからである。 |
webadm | 投稿日時: 2008-6-29 15:47 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3068 |
近隣ノイズ 修理が一段落したFRG-7000を隣の部屋へ移動し、そちらにアンテナも移動して受信することにした。
ループアンテナを東北方向に向けないと一部のローカル局の信号強度が極端に落ちることが判明。 短波帯は携帯基地局アンテナケーブルからは遠いので良好な結果が得られると期待していた。 しかし蓋を開けてみたら驚愕の事実が明らかに。 依然として広帯域なノイズが5MHz帯をピークにオールバンドに広がっている。 2〜10MHz帯は特に酷く隙間なしノイズがある。特定のキャリアがあるわけではなく拡散されているのはSSB復調をかけてもビートが発生せずホワイトノイズしか聞こえないことからもよくわかる。 それがどうも不定期に数秒パワーオフされる時があり、そうすると非常に静かな状態になる。切れる直前にプーとか低周波音のようあものが聞こえるのが特徴的だ。冷蔵庫か何かだろうか? 非常に強力なので同じぐらいのレベルで入感している短波ラジオ局の音でもほとんどかき消されてしまう。 お隣さんの家電機器のインバーター電源とかからの放射ノイズだったらやだな。止まっている時間の方が短いのが迷惑だ。当然ながらアンテナをつながなければノイズはまったく入らなくなるので外部からアンテナを通じてのみ受信していることは確か。 とりあえず今まで3.925MHzの日本短波放送が受信できなかったのはこのノイズにかき消されていただけだった。ノイズが消えている間は非常に良好にSメーターもS9まで振れて受信できていることを確認。 しかし無線機器は厳しい技術適合基準に合格しないと販売できないが、無線機器でない家電製品はそれとは強力なノイズ発生源であっても何の雄雄お咎めなしに販売できるのはおかしい。 広帯域ノイズ発生器と化したいんちきインバーター電源とかスイッチング電源を内蔵した給湯器なかも数え切れないほど設置されているらしい。この国が技術先進国とは思えない。 幅が短いパルス電流が流れる回路からは非常に広範囲の強力なスペクトルの電磁波が生じることは電子回路設計者なら知っているべきでそうならない回路を設計する責任がある。いんちきな回路設計者、特に電気電子機器以外の住宅用設備メーカーに雇われた、設計委託された回路設計者は過去ガス給湯器事故とか問題を防ぐ立場にありながらまったくその責任を果たしていなかった例が見受けられる。 どうすんだこれ。 |
webadm | 投稿日時: 2008-6-29 18:41 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3068 |
国際放送バンド 11,15と17MHz帯にはそれぞれ国際放送バンドが割り当てられており、各国が交際放送を送信している。
近隣ノイズはこのあたりになってもまだスペクトルは分布しているが弱いのでピーク周波数以外は影響を及ぼさない。 ゆっくりチューニングダイヤルを回してスキャンしていくといくつか良好なキャリアを受信する、多くは中国語かその周辺国の放送と思われる、また中国系の伝統音楽を流し続けるだけのとこも。英語のBBCやVoice of Americaも良好に受信できた、ロシア語風の英語で放送していたのはVoice of Russiaだった。旧モスクワ放送がソビエト崩壊後はそういうことになっていたのね。日本語の北朝鮮放送である「朝鮮の声」も入ってくる。 室内で受信機とサッシ窓上のカーテンレールの両端の間で逆三角形を構成するようにビニール被服銅線で組んだループアンテナだけでこれだ受信できるので、屋外にループアンテナを設置すればより明瞭に受信できる可能性が高い。 |
webadm | 投稿日時: 2008-6-30 4:30 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3068 |
ラジオ日経 9.595MHzのラジオ日経が近隣ノイズの影響から逃れて良好に受信できることを発見。
昔の日本短波放送は競馬か株をやる人しか聞かないものだったけど馴染み深い。 他のバンドの第二放送とかも受信できることを確認済み。ただ放送時間帯が短いので受信できるた時にはもう放送終了のアナウンスが流れていたりする。 |
webadm | 投稿日時: 2008-7-1 10:49 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3068 |
Radio Free Asia-Korea 近隣ノイズの最も酷い5MHz帯でも僅かに存在するノイズピークの谷間で幸い良好に受信できる局が存在した。
5.870MHz Radio Free Asia-Korea 韓国語の放送。北朝鮮からではないらしい。 昔はこの周波数で北朝鮮が工作員向けに数字ばかりの暗号モールス放送を出していたのを聞いた記憶がある。 今は違うようだ。 急に涼しくなったためか近隣ノイズが停止している時間が長く感じられる。やっぱり冷蔵庫か。 |
webadm | 投稿日時: 2008-7-1 20:42 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3068 |
CB局 今朝から27Mzの市民バンドをスキャンしてみると初めてCB局の交信をとらえることができた。
といってもフェージングが激しいので最初日本語で話しているのかどうかも分からなかった。どうやらハイパワーの違法無線局らしい。合法的なパワーでは絶対届かない静岡とかかの相手局も聞こえる。 複数のトラック運転手仲間間の交信らしい。オルタネーターの高い三相交流のリップル音が乗っている局もあった。 昔はよくトラックの違法無線がアンプとかに乗って聞こえてくることがあった。いまだにあるのね。 |
webadm | 投稿日時: 2008-7-2 9:15 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3068 |
Re: RF過入力 マニュアルには11MHz 100dBと書いてあるが、どうやらこれは
100dBμ のことらしい。 50Ωのインピーダンスだと 0dBm ≒ 107dBμ らしいので、本当は0dBmを入力してSメーターがフルスケール振れるように調整するのが正しいようだ。 そうするとだいたいS9の時に30dBμ(-77dBm)ぐらいになる感じ。 これはSメーターの数値の定義(30MHzではS9が-73dBm)とだいたい一致している。 手持ちのHP8656Bだと振幅設定をdB+μVとするとdBμで表示されるようになる。それでやればよかった。 虎の子の3SK51を壊してしまった。前に改造した人もそれで高周波増幅段のFETを劣化させてしまったのかもしれない。 |
webadm | 投稿日時: 2008-7-3 11:18 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3068 |
Re: RF過入力 dBμにも二種類あるらしい。
dBμ dBμEMFもしくはdBμ(emf) 前者は終端電圧、後者は解放電圧 開放電圧は終端電圧の倍になるので6dB高いことになる。これはちょうどSメーターの一目盛り分に相当するので大分違ってしまう。 dBμと書いてある場合アマチュア無線では前者で業務用無線では後者らしい。 dBmは電力なので10dBで10倍だけど、dBμは電圧なので20dBで10倍ということになる。従って100dBμは1μVの10^5倍、すなわち50Ωの終端電圧で0.1Vrmsということになる。 FETを壊した時は1Vrmsぐらい入れていた気がする、しかも開放電圧なのでその倍の2Vrmsが入っていたということに。これじゃ壊れても不思議ではない。 |
webadm | 投稿日時: 2008-7-4 5:25 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3068 |
台湾国際放送 9.736MHzで非常に強力に入感する。中波のローカル局並にSメーターが振れる。フェージングは激しいが受信状況は良好である。
最近中国へ急接近というかすり寄り姿勢が顕著な事を示すニュースが目立つ。 |
webadm | 投稿日時: 2008-7-4 6:05 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3068 |
朝鮮の声 11.865MHzが良好に入感する。どちらかというと11,866MHzに近い。
昔は平壌放送と言っていた記憶がある。今Voice of Korea(朝鮮の声)、音読みではチョソンの声と言っている。 現在は1時間のプログラムになっていて、内容も昔のようにくどくはないものの、金日成主席、金正日総書記賞賛の番組と音楽という意味は変わっていない。唯一ニュース番組が最新の事情を反映したものになっている。 北朝鮮が隣国をどう思っているか一般人が知るための唯一の手段でもある。 連日韓国政権を酷評している。前政権は北へすり寄り政策濃厚だったのが手の平を返すように米国寄りになったのが気にいらないらしい。 米国は米国で北のレアメタル資源が欲しいのか関係改善に積極的である。 テロ国家指定が解除されると北朝鮮もインターネットにつながるのだろうか。 2チャンネルとかには愛聴会ができているらしい。 |
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