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webadm | 投稿日時: 2008-7-14 10:05 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
パイロットランプのLED換装 電流を食いまくりで電源のレギュレーションを悪化させている要因のパイロットランプをLEDに換装しようと思い立った。
もともと2カ所ランプが切れていてその分消費電力は少ないのだが、それを修理すると更に消費電流が増えて表示器をONにしているとレギュレーションが悪くなりスピーカーからハム音が出てくる。 もともと電源回路がいい加減で、 ・RF電源10Vはダイオード2個直列の電圧降下で8Vの三端子レギュレーターをかさ上げして供給している(厳密な安定化電源ではない) ・AFアンプ電源は12Vを全波整流した非安定化電源にホーロー抵抗と電解コンデンサでチョーク回路を経て供給されている という有様。それでもDisplay OFFにすればハム音は無くなる。 改造のやり方として、(1)電源回路を改良して安定度とリップル除去能力を高める、(2)ランプをLEDに換装してDisplay ON時の消費電力を下げる、の2つが考えられる。 (1)は面倒なので、(2)を採択。 ちょうど切れたパイロットランプをなんとかしないと外見的に故障しているように見えるので。 問題は使用されているパイロットランプ(麦球)が大変小径のものであるという点。通常市販されているLEDは直径が3φ以上ある。それと十分明るくないと表面化粧板の半透明プラスチックから十分発光しない。 方法としては、(a)高輝度白色もしくは電球色LEDですべてのパイロットランプを換装する、(b)照度を必要としない色付きの表示部に関しては該当色の通常LEDで換装し、高い照度を必要とするプリセレクタードラムとSメーターのみ高輝度LEDで換装する どちらも試してみるために通常の赤、緑、燈、黄色の4色のLEDと青色LEDを購入。高い照度を必要とする部分に白色を購入。また高輝度電球色LEDというのもあったのでそれを購入。 持ち帰って10mAの電流を流して照度を確認してみると、通常のLEDは直視する分には十分だがカラーパネルとかを通して見るとかなり暗いことが判明。通常のLEDは照明には暗すぎる。一方高輝度LEDは10mAでも直視出来ない程明るく十分な照度があることが判明。高輝度電球色LEDも十分麦球の置き換えに使える。 ということでバンド選択とタイマー選択の照明用には高輝度電球色LEDを、プリセレクタードラムとSメーターにはそれぞれ高輝度白色、青色LEDを使うことに決めた。余分に買った通常のカラーLEDはまた別の機会に使うこともあるだろう。 |
webadm | 投稿日時: 2008-7-15 7:49 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
Re: パイロットランプのLED換装 体調の良い今しかないと換装作業を決行。まず換装前の状態を撮影。時計表示選択のLocalとGMTのパイロットランプが断線していているので点灯していない。
次ぎにフロントパネル化粧板を外すためにつまみ類を外す。 ところがフロントパネルを固定する4側面のネジを外して引っぺがそうとしたら罠が。Sメーターがフロントパネルに固定されていた。配線を外すか固定ネジを緩めるか迷ったがネジを緩めてSメータを外すことにした。 まず最初に時計表示モジュールのタイマー選択表示ランプを換装するためにモジュールを大変苦労して本体から取り外した。 カウンターモジュールと信号ケーブルコネクタで接続されているのでそれを外す必要があるのと本体シャーシーにトグルスイッチのところでネジ止め固定されているのを外す必要があった。右上の黒いゴム板のようなものにランプ(麦球)が差し込まれている。 裏には選択ランプドライブ用のトランジスタが並んでいる。基本的にグランド側がコモンで、電源側をトランジスタでスイッチしている。電球の電源はここだけ5VなのでLEDで換装する場合にコモン側とグランドとの間に100Ω程度の電流制限抵抗を挿入する必要がある。100Ωでだいたい20mAぐらいに制限される計算。 早速換装を終えた後に動作チェック。ひとつアノードとカソードを取り違えて点灯しなかったのを直して無事成功。これを本体に戻すのにまた一苦労。 なんとか無事本体に戻して再度動作を確認。大丈夫なようだ。 心配なので仮に化粧板越しに明るさをチェック。十分明るい。 残りのプリセレクタードラムとSメーターそれにバンド選択ランプをそれぞれLEDで換装。いずれも電源電圧は10Vなので330Ω程度の電流制限抵抗をLEDと直列に接続する必要がある。動作を確認して化粧板を取り付けるだけ。 MHzチューンのunlockランプを換装するのを忘れたので、それも同様にランプの代わりに高輝度電球色LEDと電流制限抵抗(330Ω)で取り替えようとしたら、配線が手元の回路図と違っていることを発見。バイパス用のセラミックコンデンサが何故かドライブ用のトランジスタ側ではなく電源側につながっていた。単純な配線ミスだろうか。対して影響は無いが回路図通りに直しておくことに。 夜間照明を消して見るとかなり明るい。明るい部屋でも高輝度LEDを20mA流すとまぶしい感じ。10mAで良かったが適当な抵抗の持ち合わせがなかったので良しとしよう。 これでレストアは完了したことになる。照明のための消費電流が数分の1に激減したので電源レギュレーションも良くなり、すべて規定通りの電圧が出力され照明をONにしていた時に以前は出ていたリップルも無くなった。10Vの電源電圧が低下しなくなったので感度もその分良くなった。 フロントパネルをシャーシーに固定する部分のプラスチックが1カ所を除いてほとんど欠けてしまっているので、もう出来れば分解はしたくない感じ。いずれIF信号を取り出してディジタルラジオ受信とか実験してみたい気がするが、そのときまで開ける必要が無いことを祈るのみ。 あとはアンテナとかを環境を良くしていって長く使えれば良いと思っている。 なかなか気にいっている。 |
webadm | 投稿日時: 2008-7-15 10:17 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
Radio Veritas Asia 9MHz帯をスキャンするとなにやらエキゾチックな音楽が流れる放送が強力に入感。
しばらく聞いているとすぐに男性が一人で話し続ける状態に。 話している言語はなにやら東洋系で皆目わからず。 それでも最後にアーメンと言うのでカトリック系の宣教師か神父が話していたのだと気づく。 すると局名のアナウンスらしきものが流れRadio Veritasだけ聞き分けることができた。 その昔日本語放送もやっていたフィリピンのRadio Veritas放送である。 今もなお南アジアの発展途上民族向けに宣教放送を精力的に続けているらしい。 現代らしくWebページもあり、プログラムとか設備とか詳しく載っている。今回聞いたのはタミル語放送らしいが、周波数がプログラム表に載っているのとちょっと違う。9.530kHzというのは無かった。 しかしアジアはいくつ言語があるんだ。 そのひとつぐらいは理解できたらいいのにと思う。 やっぱりタイマー選択表示とバンド選択表示のLEDは眩しすぎる。電流を半分以下に下げよう。 |
webadm | 投稿日時: 2008-7-17 17:22 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
7MHz帯のアマチュア局 昨夜のうちに眩しすぎるLEDの電流制限抵抗を高い物(10V電源のは330->560オーム、5V電源のは100->330オーム)に交換するついでに気になっていたトラッキング調整とプリスケーラーのドラムの周波数合わせをやり直した。特に.100MHz以下から急激にゲインが下がっていたのでアマチュア無線バンドがあまり入感しなかった気がするが.000MHzで3dBぐらい下がる程度になんとか調整。高輝度LEDは10mA未満でも十分明るい。指向性のある方を見るとまだ少し眩しいが20mA流していたのと比べると暗闇でもだいぶ気にならなくなった。
今朝目が覚めて6MHz帯をチェックしたらラジオ日経が良好に受信出来たので、ついでに7MHz帯をチェックしてみたところやはりいつも通りアマチュア無線局はおろかその時間に放送している隣国の放送局もなかった。後でわかったが原因は中波用の非同調ループアンテナをBCアンテナ端子につないだままだった。短波帯に対しては減衰器として働いてしまうようだ。グランド側はそのままループアンテナにつないでBC端子のみを開放すると短波帯の感度が元通りになった。本当はグランドにアースを接続するのがいいのだが、別のロングワイヤーでもアース代わりになる。 一端は諦めたが、試しにCW受信モードにして再度ゆっくりスキャンすると軽快なモールス符号が入感。 7MHz帯で朝の時間帯でCWで交信している。室内ロングワイヤーアンテナなのでノイズフロアーに消え入りそうなレベルであるが相手側の信号も聞こえる。 室内アクティブループアンテナに切り替えてみたが、ノイズフロアーが上昇してしまってS/N比が悪化。 こういうケースではノイズの少ないパッシブアンテナの方が良いようだ。 室外アンテナにすればよいのだが。 そうこうしているうちに、ファイナルを表すピッピッが聞こえた。そうそう、そうだった、懐かしい。 上の方へチャネルをチェックしていくと別のCW局やSSB局の交信が聞こえてきた。出勤前の朝のこの時間帯に運用してるのね。まさに朝飯前という感じでラグチューの合間に都内の1局が食事のため退席したり。楽しそうだな。 朝の7時頃はまだ始業前なので都市ノイズもすくないが、8時過ぎると時間とともにノイズフロアーが急激に上昇してゆくのが感じ取れる。都内の事務所が一斉に始業時間を迎えるからだろう。 結構朝はSSB局が他にも数多くでているのを確認。9時過ぎにCQコールを出している局も居た。結構本当はアクティブなのか、今朝だけ特別開けているのかは今後のチェックに委ねることに。 |
webadm | 投稿日時: 2008-7-17 20:35 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
21MHz帯のRTTY局? 7MHz帯が開けていた同じ日に21MHz帯も開けていたようで沢山のSSB局がコンタクトを稼いでいた。CW局も出ている。
たまたま21.100MHz付近でピーヒョロロ音が聞こえたのでなんだろうとワッチしていたら、このあたりのチャネルはアマチュアRTTY局かパケット通信が出来るとこらしい。デコードしてみないとどんな内容を送信しているのか謎だけど、こういうのも行われているというのを確認。 RTTYなのかパケット通信なのかは本当のところよくわからない。このあたりの情報はインターネットで検索してもほとんど詳しい情報は得られない。 そのうちPCにデコーダーソフトを入れてデコード実験をしてみたい。 |
webadm | 投稿日時: 2008-7-18 1:14 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
室外ロングワイヤーアンテナ 意を決して寝室の外壁にあるエアコン用のダクト穴経由で室外のベランダに10メートルの太いエナメル線を這わして室外ロングアンテナとした。
効果を確認するために、それまで使っていた室内の逆V字型ロングアンテナと交互に同じ局の受信を行って比較してみた。 結果はやはり室外ロングワイヤアンテナの方が室内ロングワイヤアンテナよりもゲインが大きい。 反面、近隣ノイズを受けやすくなるので中波ではSN比が悪化し受信音に常にヒスノイズが乗る。中波を受信するのにはやはり室内にΔ型に這わせた非同調型ループアンテナを使うのが良い。 今度の室外ロングワイヤーアンテナは室内ロングワイヤアンテナより長いので室内非同調ループアンテナをBCアンテナ端子に接続していても短波帯での感度が落ちるということは無くなった。しかし中波を受信する際にはSWアンテナ端子につないだ室外ロングワイヤアンテナは外さないと受信音にノイズが乗って聞くに堪えない。 このノイズは手持ちのラジカセで中波を受信する際にも顕著である。 ラジオ日経とかがS9+30dBぐらいで近隣ノイズに勝って常に安定して受信できるようになった。今まではフェージングが酷く近隣ノイズにかき消されることが多かった。 次ぎは室外ループアンテナかな。 |
webadm | 投稿日時: 2008-7-18 7:26 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
標準電波局 室外ロングワイヤーアンテナを使って全バンドを夜間スキャンしてみた。
いままで何も受信できないと思われていたMHz帯でもなにかしら受信できることを確認。 そして10MHz帯で標準電波局の秒パルス信号が明瞭に受信できることを確認。 従来の室内アンテナではそこまで確認できなかった。 最初はWWWVとか北米の局かと思ったが、分変わりの直前になにやら中国語のアナウンスが聞こえてくるので中国が昨年から運営開始したBPMという標準電波局だという結論に。 同じ周波数でかつては日本もJJYで標準電波を出していたが、今は長波のみとなっている。他にも隣国の韓国や台湾も出していたらしいが中国が出し始めてかすんでしまったか止めてしまったらしい。 定期的にモールス符号で局名のアナウンスがあるが、確かにBPMと最初に打電しているように聞こえる。 FRG-7000内蔵のデジタル時計はNTPで同期したPCの時計に合わせてあるので、ぴったり標準電波と同期している。 BPMは他にも2.5,5,15MHzで出しているらしいが夜間に受信できたのは10MHzのみ。 |
webadm | 投稿日時: 2008-7-18 8:22 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
14MHz帯のアマチュア無線局 コンテスト以外ではアクティブではないのかと思っていた14MHz帯のアマチュア無線バンドを室外ロングワイヤーアンテナを使って受信してみたところ、意外にもアクティブであることを確認。
低いチャネルではCW局がひしめきあっていて、それぞれの局が違う音色で一緒に聞こえてくる。コールサインからすると日本の局のようだ。 少し高い方のチャネルではRTTYの局が出ている。これは専用のデコーダーが無いと内容はわからない。 14MHz帯は昔は二級以上の免許取得者が居ないと免許が下りなかったが今もそうなのだろうか。学生時代クラブ局でコンテストの時にCWで出たことがある。そのときは南アフリカのエリザベス港沖の船舶と交信できて尻切れトンボに終わった思い出がある。前どっかで書いたか。 |
webadm | 投稿日時: 2008-7-19 6:25 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
改造するとしたら FRG-7みたいにアナログの周波数直読みダイヤルをグラフィック液晶とか有機ELパネルでエミュレートするとか出来たら面白いかも。
確かにデジタルで周波数直読は便利なのだけれども味気ない。 あのアナログのチューニング目盛りの円盤が回転するのを想像すると楽しくなる。 FRG-7は10kHzまでの目盛りしか切ってなかったから正確な周波数はいまいちなんだけどね。改造して1kHz直読のカウンターを代わりに内蔵している人もいた。 Windows上とかで試しにアナログチューニング表示をエミュレートするソフトを書いてみることはできそうである。現在の周波数からそれを中心位置とした目盛りスケールを描画すればよいわけだし。ダイヤルを早く回すと表示がすっ飛んでしまうかもしれないが。 往年の真空管式の受信機の名器のチューニングダイヤルの好きなものをエミュレートできるとか、想像するだけで楽しそうだ。 |
webadm | 投稿日時: 2008-7-19 9:36 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
モンゴルの声 12MHz帯をチェックしていたら日本語放送が入ってきた。
12.085MHz モンゴルの声 00:30までやっていて、それから英語放送になった。 もともと静かなバンドなので信号が弱くてもS/N比は良く明瞭に聞こえる。室内ループアンテナでも十分受信できる。 室内アクティブループアンテナを使うとS9ぐらいまで振れることがあるがフェージングが強い。 |
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