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webadm | 投稿日時: 2010-5-2 16:00 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
【33】続:定抵抗回路 最後の問題。
この問題は前問の別バリエーションとも言える。 LとCの直列回路のLとCにそれぞれ抵抗Rを並列接続して周波数によらずインピーダンスが一定となるようにするためのRの条件を示せというもの。 この回路は前問でR1,R2を取り除いたもの、すなわちR1=R2=0と置いたものに等しい。 前問と同様に駆動点インピーダンス関数の式をたてて解いても良いが、同じことなので、前問の解でR1=R2=0と置けば。 という結果が導き出される。 これにて一端子対回路の演習問題を終了。長かったよママン(ノ∀`) 実に半年近く要したことになる。最初温いと思っていたのは大間違いだった。やはりというか、かなり数学の新しい分野とのリンクが多数潜んでいるので、大学の学部で一端子対回路が敬遠される理由がわかる。古い回路網理論の参考書とかでは、実に半分が数学の複素解析のおさらいにページを割いており、現在出版されている回路網理論の本では紹介されていないいくつもの理論や定理が説明されている。それらの理解には数論的代数幾何学の知識が不可欠である。そうした深淵な世界を一端覗いてしまうと代数幾何学にやおら興味が湧いてきた。既に参考書は入手してあるので、いずれ別掲示板で。 |
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