JOCは福岡と東京とで争っていた公認候補地として東京都を採択したらしいのをＴＶの報道で知った。

東京都はむかしオリンピックを開催したことがあるのでその当時の施設が今も現役である。

とはいうもののもううん十年も前なのでとっくの昔に耐久年数は過ぎているはず。

アルバイトで以前体操競技の選手権大会が開催されている代々木の競技場に２日ほど通ったことがある。前回のオリンピックの入賞者とかも間近に見ながら。そんな中で小耳に挟んだのが建物や設備の老朽化のぼやき。

東京オリンピック当時の大型電子掲示板はとっくの昔に雨漏りで漏電して使用不能(´д` )、雨漏りはもっと昔からあったのね。

電光掲示板ひとつ修復するにも数千万円もかかるので予算がつくわけもなく。

そこで出てきたのが東京でオリンピックをという話。

このままだとゆくゆくは取り壊しということになる。かといってアマチュアスポーツ振興のために大切な血税を注ぐわけにもいかず。オリンピック行事とあれば全部立て直すぐらいの予算をつける口実は十分。

最近の体操競技とかはITの腕の見せ所。採点から集計それに放送業者向けのオンライン情報提供とか出来ないと今時の国際試合では笑い物になるらしい。日本はこうした分野へのIT支援はどこも見向きもしないのでお粗末なシステムと手作業でお茶を濁しているらしい。

なのでオリンピックが決まればIT関連のソフト開発予算とかもとれてやっと世界水準に追いつけるのかも。ソフト開発費に比べれば建物の建て直しとかは安いものかも。

そんなこんなであんまり喜べない昨今。