使われずじまいだったEQ関連フォーラムを削除した。

旧コンテンツのリンクでEQ研究所というのがあったが、いつのまにかリンク先が切れていたのでこちらも削除した。同様にEQpriceとかも無くなっていた。EQ研究所もEQの黎明期は良かったけど、後期は2chみたいな感じになってた、無くなったのは日本語版が無くなったからだろうか。

掲示板といえばCQ出版のInterface誌掲示板は以前は編集部への抗議や付録基板の相次ぐ問題点指摘とかで一時期は騒然としていたが、今では関係のない海外Spamで埋め尽くされている。CQ出版では唯一掲示板があるのがInterface誌だったが、無くなるのは時間の問題だろう。

当サイトのフォーラムはたまに単一の広告とかが投稿されるぐらいで目立った荒らしというのは無かったのが幸いだ。

そういえば海外のフォーラムとかが時々検索でひっかかるけど、数年前は時計とかがFPGAやディジタル回路設計演習の課題として取り上げられていた時代があったらしい。やはり海外でも教えてくんは多いらしく、その種の書き込みがいくつか見られた。そこで紹介されていたのが日本人の方が立ち上げている電子工作のサイトだったりする。確かにあまり海外では日本ほど多くの趣味の電子工作のサイトとかは無い。やはり電子部品とかが手に入りやすいのが影響しているのだろうか。それと本職がてら趣味で小物を設計製作している人とかも居るし。さすがに本職だけあって、勘所も押さえてあってかつ隙が無い。海外だと趣味でこしらえて公開せずにそれで商売をするというパターンが見え隠れする。海外では趣味といっても実益（実業）と紙一重なのかも。

やはりMicrochip社のPICとかが登場して以来、従来4bitとか8bitマイコンとかが根城にしていた領域がことごとく駆逐された感があるね。もう16bitマイコンとかは無くていきなり32bitになるし。

FPGAが32bit CPUと周辺が入るぐらい大規模低価格になったことで一時期はSoft CPUが注目されたけど今はどうなのだろう。趣味で始めるには敷居（費用面）が高すぎる気がする。XLINXのMicroBlazeも悪くはないが、サポートソフトウェアが進化途中なので本職で使うには怖すぎる。MicroBlaze用のuClinuxも致命的なバグ残して開発者はサポート専門会社を立ち上げて商売はじめちゃうし。あれじゃ誰ももう善意でフィードバックしないわな。Niosはまだまともそうだけど敷居が高いのは同じ。

MicroblazeのuClinuxの失敗をみるにつけ、Linuxも今は善意のフィードバックが絶えることはないだろうけどlinus自身が営利目的で商品化したりすればたちまちそれまでのサポーターは手を引くのは明らかである。そうしないのはそれを知っているからだろう。LinuxをサポートしているGNUをはじめ多くのフリーソフトウェアやオープンソフトウェアも今や危ういバランスにあると思う。GCCとかもIntel用はRed Hat陣が主力だし、多のプロセッサーも風前の灯火ながらメインテナンスがかろうじて続いている状態だ。それらのメインテナーが失われたら誰か他に引き継ぐ人がすぐに出てくるとはにわかには思えない。ミラーサイトからダウンロードできるものはまだ良くて、そうでないものにも重要なものが多い。それらはいつサイトが消失したり開発者が逝ってもおかしくはない。

なんとなく虫の居所が悪くなった気がする。あほだけど奇想天外なアイデアはないものかのう。