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webadm | 投稿日時: 2007-3-10 11:45 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3084 |
LPFのF特性実験 前回LPFを作って測定した結果を割愛したが、その後Autoscaleの機能があることがわかり、以前は画面に表示しきれないほど減衰していた部分が現れるように簡単に縦軸スケールを自動調整できたので紹介。
実験したのは以下の様なLPF 千石で買ってきたチップインダクタ(100uH?を買ったはずが実はシミュレーションや実測から100mHなのではないかという疑惑が浮上、後でLCRメーターで計測してみることに)とチップセラコン(0.1uF)を使った簡単なLPFである。 シミュレーションによる周波数特性を描いてみると以下の通り。 綺麗に共振点が出ていてそれ以上の周波数ではどんどん減衰し続けるという理想的なLPFのパターン。だが現実の回路はだいぶ理想とは違ってしまう。 実際には減衰はある周波数で底をついてしまいある周波数から逆に信号通過性が良くなっていってしまう。 ちゃんと低い周波数範囲であればシミュレーションと減衰率は違うものの傾向は良くあっている。共振点があるのかどうか測定下限周波数ギリギリなので測定値が不安定ではっきりしない。 更に低域から10MHzまでを見てみるとあるところで減衰は頭打ちになるのがわかる。 100MHzまで見るとだいたい10MHzあたりから透過性が上昇し始めているのがわかる。 LPFというのは結構難しい。HF帯以上の周波数のLPFを作るとかいうのは大変そうである。 |
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