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webadm | 投稿日時: 2007-4-5 11:29 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3068 |
バンド5の発振停止 一度上位3バンドのVCO発振回路のシールドケースを外して信号をあたってみることにした。
発振回路はかなり発熱していて電源を入れるとすぐに熱くなる。 特に上位3バンドの方はトランジスタを固定する金具が変色しているくらいだからかなり熱が出るのだろう。 まだ冷たい状態でバンド7が選択されている状態で電源を入れてカウンターで出力周波数を測ってみると800MHzになっていた。 しかしすぐさまいつものように不安定な表示になってしまった。 きっと発信トランジスタの温度上昇が影響しているのだろう。 今度は発振回路の供給電源電圧を見てみる。すると20v程度きている。見ると選択されているバンド用の発振回路にだけ電源が供給されている。同時に複数動作するということは無いらしい。 バリキャップに印可される電圧もちゃんと周波数設定に比例して変化する。 そのうちさっきまで問題なかったバンド5が再び持病発生で出力がまったく出なくなった。 バンド5の発振回路の出力端子にカウンターをつないでみてもまったくカウントしない。電源はちゃんと20v供給されている。さっきまではちゃんと発振していたのだが。完全な発振停止である。熱によって動作不能状態に陥ったのだろうか。単純な発信回路なので間違いない。 上位バンド3を選択している時に共通することは電源回路に発振ノイズがだいぶ乗るということである。カウンターをコンデンサーを介して電源回路につないでも発振周波数がカウントできてしまうほどである。 どうやらバンド5は発振用トランジスタの劣化らしい。 バンド7は発振はするが出力が異常である。まだ原因が発振回路側なのかAmp側なのかは切り分けはできないが、トランジスタが劣化して寄生発振をしている可能性もある。 SMLUはシャーシーが電源のグランドに落ちている。随所でシャーシーにグランド用の端子がもうけられている。今では考えられないが真空管の時代ではそれが当たり前だったのでその名残だろう。 あと基板上で40vと書いてあるがどちらもそれとはずれた電圧になっている。なにせDC電源は2つあるが元々AC電源電圧が違うので違う電圧になってしまうのは仕方がない。本当はどうなのだろう。マイナス電源がどうやって作られているのか確認してみよう。 |
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