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webadm | 投稿日時: 2007-5-14 3:02 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3084 |
TR5823Hのタクトスイッチ →キーのタクトスイッチが接触不良だったのでちょっとまた中を開けて調べてみた。
テスターでそのまま導通を測ると押していない状態で回路は10kΩ程度を示している。たぶんpull upされているのだろうか。 ボタンを押すと数kΩに下がるので完全に壊れているわけではないようだ。いろいろ押す力のかけ具合によっては1kΩ以下になることがある。 正常な隣の←キーのスイッチを同様に計測するとON時は1kΩ未満で600Ωぐらいである、完全にONになるわけではないようだ。 もともと導電性マットを使った薄型タクトスイッチのようでON時にも或程度抵抗値がある。 実際に動作して確かめてみると使えないと思っていた→キーも押しかたを工夫するとちゃんと動作するようだった。 問題のタクトスイッチはいろいろな種類が市場に出回っているが、薄型で押しボタンが表面に出ていないタイプのものは非常に少ない。もともとあまり丈夫でないし寿命があるということで使われていないのかもしれない。秋葉原でも鈴商で1品種みかけたことがある程度。 たぶん同一タイプのものは手に入らないと思ったほうがよい。似たような厚みのものをごまかしてくっつけるしかないかもしれない。 それにしても基板のフットプリントからして気になる。ちょうどチューブラー抵抗のような2本足で端子間の長さにして10mmという変わった寸法である。厚みがどれくらいかはフロント基板を取り出すことが容易でないのでわからない、とりあえず使えそうなのを買ってきて、それから考えよう。 他の箇所のスイッチもかなり接触が悪くなっているのでいくつかまとめて交換したほうが良いかもしれない。 掲示板とかを見ると中の導電パットを掃除したり涙ぐましい努力をされた方もいるらしい、多少改善されることもあってもかならず改善されるわけではなさそうである。 こういう結果になるとは製品設計時には予想もしていなかったのだろうか? 当時は既に5年持てば良いという考えが支配的だったのかもしれない。悲しいかなほとんどの部品は数十年も長持ちするのである。 |
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