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webadm | 投稿日時: 2007-6-4 19:51 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
温度ドリフト体験 原理動作はうまくいったのでカウンターの上蓋を閉めた正規の状態でエージング動作していたところしばらくして表示をチェックしてみたら1GHzのカウント値が不安定になっていた。
蓋を閉めたので内部の温度が上昇し温度ドリフトが生じたと思われる。予想はしていたが実際に体験するとがっくりくる。 とりあえずトランジスタの動作点がもともとギリギリのところで調整してあるのでトランジスタのベースバイアス電圧調整用の可変抵抗器を微調整し再び安定してカウントすることを確認。 しかし温度が変わるたびに再調整というのはアマチュア的には我慢できても実用的ではない。なんらかの温度補償回路を加えないといけないことは確か。 カウンター内部のプリスケーラーの真下にはかなり発熱する3端子レギュレーター7805が鎮座しているというのも問題だ。蓋を閉めると更にトランジスタ周辺の温度が上昇する。 昨夜はうまく動作して、あとは温度補償型の基準周波数発振器でもつけようかとか上機嫌だったのにすっかり落胆してしまった。今朝の天候が良くなかったせいも加わっているけど。それどころではない。 今朝再度電源を入れてみたら1GHzをまったくカウントしない。バイアス電圧を再調整して復活。使えない。 温度ドリフトはトランジスタ1石回路の典型的な弱点であることは理解しているが、実際に体験してみるとかなりショックである。 まあこれを機会に温度補償回路に取り組むという課題が出来た。 |
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