フラット表示 | 前のトピック | 次のトピック |
投稿者 | スレッド |
---|---|
webadm | 投稿日時: 2006-5-14 3:46 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3086 |
まだ続く 自作のFLEX10Kボードで試した結果、IDCODEすらまともに読み出せないことが判明。目下原因究明中。
3.3VのMAXIIでは問題ないのに5VのFLEX10Kでは最初に作った時のようにまったくだめなのは何故だろう。波形はそんなに違わないのに。 MAXIIのデータシートを見ると3.3Vの場合はLVTTL仕様なのでTTLよりもかなりVIHが低く1.7V、それで2.0Vぎりぎり超えるかどうかでも余裕なのかもしれない。FLEX10KはTTL仕様なのでVIHは2.0Vとぎりぎり(余裕がまったく無い)。 段ボール箱の中から既に過去の遺物となったARMの評価ボードを取り出してきて、ケーブルをつないでIDCODEの読み出しを行ってみた。 まずは比較的新しいものの買ってなにもしないままお蔵入りしたARM EVALUATOR-7T。これは結構良くできていて512KBのROM/RAM、シリアルポートが2つに7seg LEDと単LEDが4つに20pin JTAGコネクタがついている。3.3V動作なのでうまくIDCODEが読めるかもしれない。搭載されているSAMSUNGのKS32C50100 CPUチップのデータシートの付録にJTAGに関して書かれている。最後にはBSDファイルも載っている。それによるとスキャンレジスタ長は233bitでIDCODEは1F0F0F0Fらしい。購入してから今初めて電源を入れてみるとLEDが全点灯してしばらくして三の文字がLEDに表示された状態に落ち着く。三は三星のことだろうか。MITOUJTAGトラ技評価版でIDCODE読み出しを実行してみると、なにやらLEDの表示が変化しJを鏡に映したような表示になる。しかしIDCODEは安定しては読めず、比較的安定して固定した値が得られる状態でも1F0F0F0Fとは似てもにつかぬ値である。期待に反してうまくは働いてくれなかった。 そこでもう一枚別のARM基板をひっぱりだしてきた。最も古いARMの評価ボードでAEB1と呼ばれる。これは昔結構使ってeCos 2.0が出た頃にいろいろカスタマイズするのに使った記憶がある。JTAG ICEとかも使えた実績がある。これはちょっと手元にボード付属のCDが無いのでJTAG IDCODEがいくつなのか不明だが、つないでスキャンしてみると27790061と一定している。このボードはかなり初期の試作レベルのLH77790BというARMチップが搭載されている。どうやら型式名からしてIDCODEはこれで合っていると思われる。ARMの標準的なIDCODEの付与の仕方にも合っているので間違いないだろう。こちらはたぶん問題無くつながった感じだ。さて不思議だ。原因がさっぱりわからなくなってきた。 とりあえず5V用に簡単な元祖Byteblaster風ケーブルを作ってみよう。といってもプリンターポートの信号を直接つなぐだけだが。 |
フラット表示 | 前のトピック | 次のトピック |
投稿するにはまず登録を | |