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webadm | 投稿日時: 2006-7-31 19:55 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3068 |
新たな謎 Platform Cable USBに使われている部品とかを見てみようと中を開けてみてびっくり。部品面がほとんどアルミのシールドケースに覆われていてどんな部品が実装されているか見えない。
たぶんコンパレーターとか微妙な回路があるので周囲の誘導を受けないようにシールドが必要なのだろう。24MHz動作だしね。入出力のレベル変換があるのを除けばSpartan3E Starter Kitの回路と一緒な気がする。 Platform Cable USBで謎なのは実際に24MHzというTCKレートでどうやってホストとやりとりしているのかという点。JTAG側で観測するとどうもTCKが8bit単位でバースト的に観測されるので8bitパラレル・シリアル変換でもしているのかもしれない。上りと下りの信号があるけどどうやって同期をとっているのかな。ホスト側のソフトウェアがやっているのだろうけど。この辺りが秘密くさいので互換品が存在しない理由かも。 もう一方のDegilentのパラレルケーブル。これも良くみるとJTAGコネクタ側が熱圧縮チューブで覆われているものの中に背の高い部品とかがついているのが突き出ているのがわかる。それにしても謎なのがよくこんな少ないスペースで給電も無く実現できているなという点。おそらくByteBlaster IIみたいに余っているピンから給電を受けているに違いない。プリンターポート側のコネクタハウジングにも何か回路が入っていそうな気もするけど爪でロックしているタイプなので簡単には開かない。 今回Platform USB Cableを使うとJTAGチェインのスキャンで決め打ちで10MHzでTCKが駆動されるということが判明したので、もしかしたら自作した場合そんなに速いクロックでは動かない可能性もなきにしもあらず。パラレルケーブルが必要なのはそういう時かもしれない。なので自作する価値はありそうである。問題はホスト側へのレベル変換に必要となる給電だな。 |
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