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webadm | 投稿日時: 2019-7-7 5:50 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3107 |
バロック期入門:アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帖 ふう、ようやくバイエル卒業できたね( ´∀`)
なので予定していた通り、バロック期の鍵盤曲を勉強することにします。 普通は4期の作品をまんべんなく勉強するのが良しとされているけど、子供みたいに時間がいくらでもあるならそれもありだけど、働いている大人の場合にはいろいろ浮気はできません( ´∀`) バイエルの106曲を勉強して感じたのは、小さな子供でも弾けるような対位法の技法を取り入れた曲とかが多いのは、バイエルの意図として、家庭で親と一緒に正式な教師の下でバロック期の曲を学べるための下準備の意図があったのではないかと勝ってに想像しています。 当時も今も一人の教師が教えられる弟子の数は限られているので、誰でも受け入れるわけにはいかず、自ずと優れた子が優先されるので、親からすると既にお稽古事もお受験に近かったんじゃないかな。 古典期やロマン派の時代の曲はバロック期の独奏曲と比べ物にならないほど構成が複雑で演奏時間も長くなっているので、小さな子供がみんなそれに取り組めるとは思えません。 バイエルの生きた19世紀ロマン派の時代でも基本はバロック期のクラビア曲だったんじゃないかなと思います。 バロック期に常識的に用いられる装飾音とかもその後の古典派やロマン派の作曲者によって継承され、更に変化していっているので、先にバロック期の基本の装飾音を学ぶことは意義があると思います。 とはいえ、バロック期とその後の時代では音楽の需要が異なっており、バロック期はそれ以前のルネサンス時代の尾を引いているのに対して、古典派の時代では完全に器楽曲が確立してそれだけで音楽公演が成り立つようになったという違いが大きいです。 バロック期はそれ以前の時代の楽器の需要の延長線上で曲が作曲されていたこともあって、以下の特徴を持っています。 ・主題は一曲につきひとつが基本(複数の主題を演奏する場合、組曲として別の曲に独立して作曲し続けて演奏) ・テンポは一定で揺らさない(舞踏の伴奏ではビートが変化すると踊れなくなるため) ・デュナミークは当時の鍵盤楽器ではつけられない(チェンバロなどの撥弦楽器では現在のハンマーアクションピアノのような音の強弱をつける仕組みが無い) ・楽譜は自作自演やプロの演奏者向けのため必要な装飾音を除いては詳細な指示は書かれていない(演奏法は演奏者の良識に委ねられていた) ・当時の常識的な演奏法(イネガル奏法)は譜面では常識的に省略されている(演奏者が常識的に判断して演奏する) ・ペダルは当時の鍵盤楽器には存在しなかった(弦楽器独自の響きを最大限に活用するフィンガーペダルやアーティクレーションが代わりに用いられた) ということなので、バイエルではペダル指示のある曲が無いのも、そのまま正式な教師の下でバロック期のクラビア曲に取り組むことになるからという理由があったのかもしれません。 もちろんペダルを使用しなくていいのは初心者と古楽器奏者だけで、熟練したピアニストの場合にはバロック期の和声的な響きを最大限に聞かせるためにハーフペダルを使用することがあります。 バッハ曲の演奏でピアノのダンパーペダルを使わなかったグレン・グールドも、ウナコルダペダルは適宜使用していたようです。良く聞くと息をするように自然で絶妙なデュナミークが用いられているのがわかります。 初心者の場合には当面下記の習得を目指すことになります。 ・自然なテンポと拍感覚(ビート)のあるコンスタントな演奏技能 ・適切で明確な修飾音とアクセントの演奏技能 ・自然で適正なフレージング(繊細なイントネーション)とアーティキュレーション ・フィンガーペダルによる和声的な響きのある演奏技能 ・適切なノート・イネガル奏法技能 これらの習得には、楽譜に書かれている情報では限界があり、理想的には既にそれらを習得している教師からかみ砕いた形でひとつひとつ教授されるのがいいのですが、大人の場合には「自分で本読んで勉強してこいバーカバーカ」となるのが普通なので、本読んで独学するしかありません(きっぱり) 幸いな事に現代では需要の多いバロック期入門初級者向けの曲集が多く出版されていて、丁寧な演奏譜や解説、模範演奏CDとかも沢山出版されています。 中にはバロック期の勉強サボってた教師とか向けにレスナー用の虎の巻本も出ているので、大人の初級者はそれが読める利点を活かすことができます。 小さい子供の場合には、本当に教師がかみ砕いて重要なポイントだけ厳選して伝えるしかないのですが、大人の場合は余計なうんちくも含めて自分で学ぶことができます。 さて、今回はとりあえず、世の中で出版されているバロック期入門初級者向けの教材(曲集やCD)がどんだけあるかその一端を紹介することにします。 まず最初に日本国内でアンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帖と言えば、下記がお勧め。 J.S.バッハ アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集「改訂版」山崎 孝 校訂 井口 秋子 監修 全音楽譜出版社 本書とは別に、校訂者の山崎 孝氏による模範演奏CDが出版されています。 私は下記のダウンロード配信版を携帯音楽プレイヤーに入れて利用しています。 今後はこの教材をベースに研究していく予定です。 それ以外にもどんだけ需要があるんだということを理解するために、他社から出ているアンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帖の関連曲集も購入してあるのだけ紹介します。 まずは国内で出版されているものから。 バッハ アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集「原典版/改訂版」田村 宏 編集 音楽之友社 模範演奏CDもリリースされています。 こちらは出版年では先に紹介した山崎版より前に出ており、収録されている曲も1722年と1725年の2つの音楽帖からの出典なのに対して、山崎版では1725年のみからの出典である。1722年の方は実際には大バッハが常に旅行の際に携帯したらしく大バッハの直筆譜のみのため、贈呈時に予めバッハが記譜していた部分以外はアンナ・マグダレーナによって切り取られ残っていない、通常は1725年の音楽帖からの出典曲が多い。 実は1725年の方はアンナ・マグダレーナやバッハ家の子供たちや家庭教師が記譜したものがほとんどで、作曲名がほとんど記載されておらず、現在でも多くが作曲者不明のままである。一部近年の研究や調査で作曲者が突き止められたものを除いては、誰の作曲なのかは想像するしかない。 この本は解説こそほとんど無いものの、近代の原典主義に準拠して装飾音の演奏方法を除いては原典譜のままである点が特徴。 山崎版は原典譜と演奏譜を併記しており、最初に演奏譜で学んで後に原典譜だけで演奏できるように配慮されている。 なので大人でもそれなりの知識を実力を持った教師の下で学ばない限りは原典譜と装飾音演奏解説だけで独学するのは無理がある。 一冊の校訂版を独学で読んで自分の演奏解釈をこしらえていいのかという指摘は差し置いて(´∀` ) じゃさ、一人の教師に教わった演奏解釈だけで満足していいのかと逆に問いたい(´∀` ) 次に紹介するのは、 アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集 校正・解説:角倉一郎 カワイ出版 こちらは歴史的な解説や2つの音楽帖の構成内容に関して説明が詳しい。それだけでも読む価値がある。 初版の出版が2002年と新しく、それまで長らくバッハ伝とされていた有名な2つのメヌエット(BWM Anh.114 と 115)の作者は近年の研究で確認された、C. ベッツオルトと記載されている。 譜面は原典譜+装飾音奏法譜のみ。 もうひとつは比較的新しい従来の楽譜本とは明らかに違うセンスで編纂されたもの。 レスナーのための指導のポイント バッハ/マグダレーナ&小品集 千蔵 八郎 監修 中津留絵里加 著 株式会社エー・ティー・エヌ レスナーのための指導のポイントとサブタイトルが示すように、これは生徒向けというより大人の指導者向けの虎の巻。 ページを開くと今風なパソコンやワードやエクセルの解説本「できる・・・シリーズ」みたいに、カラーで要所にコメントが記載されているではありませんか( ゚д゚) これが教師が生徒に突っ込むポイントというわけね(´∀` ) 当然既に新たな書き込みをする余地は残されていないので、生徒は別に原典版のどれかを手にしてそこに指導ポイントをφ(。。)メモメモ…というスタイルかな。 確かどっかでバロック曲を原典譜のままで印刷したノートを出していたところがあったよね、それを買えばそれに自分の解釈を書き込めるわね、後日思い出したら買うことに。 大人の場合は、これを直接読んで独学できるよね。突っ込まれるポイントを予め知ることが出来るし(´∀` ) 他の本だと指導的な内容は文章でしか記載されていないので、具体的ではなかったりするよね。たぶんレッスンの現場でないとピンポイントな指導は無理だという前提なのでしょう。 ある意味ピアノ教授法の常識を覆す出版本だよね。 このシリーズは他にたくさんあるぽ。 次は、有名なウイーン原典版で、国内出版社から日本語版が出版されているものを紹介しておきます。 Wiener Urtext Edition(ウイーン原典版) UT 50150 アンナ・マグダレーナ・バッハのクラヴィーア小曲集 付録:クリスティアン・ベッツオルト≪チェンパロ組曲≫ 編集・解説・校訂:種田直之 音楽之友社 ウイーン原典版はクラッシック音楽の楽譜の原典版を各種出版しているので有名ですが、赤い装丁の本としても目立つのでそれとわかります。 他のアンナ・マグダレーナ本と同様に、大バッハの作品が記譜されている場合、既出版に収録されているものと重複混乱を避けるために除外されています。パルティータやフランス組曲がそれに該当します。 他の抜粋本では同一曲で異なるバージョンが記載されているものついては片方しか掲載しないのに対して、ウィーン原典版は可能な限り原典にあるものは掲載する方針のためその両方を掲載しています。 こうして世界中で出版されているウイーン原典版の校訂者が日本人であるため特別に日本語版が読めるというのは幸いなことである。 ウイーン原典版だけに、オリジナルのアンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帖に記載されている内容が忠実に反映されている。 通常は省略される歌曲や歌詞や詩文なども掲載されている。 各曲に関する注解(CRITICAL NOTES)は巻末にまとまって収録されているため、原典譜はオリジナルのままで余計なものは付け加わっていない点が新鮮である。 注解というのは通常の楽譜の演奏法の解説ではなく、原典とその他のオリジナル出版譜や保管資料、研究論文に照らし合わせて相違点を列挙しているだけなので注意が必要である。 ウイーン原典版はとりあえず持っておくべきかな。 もっとオリジナルに近い(直筆譜入り)とかが希望なら、アンナ・マグダレーナ・バッハの生誕300年記念の際にオリジナルの音楽帖を模した復刻版が出版されたので探してみるといいかも。 続いて海外で出版されているアンナ・マグダレーナ本を紹介します。 海外から紀伊国屋書店経由で取り寄せたもの。アマゾンからも運が良ければ買える(値段はレートによって変動するけど)。 バッハ, J. S. : アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア練習帳 1725年版/新バッハ全集版/ベーレンライター社/ピアノ・ソロ 楽譜 協賛しているかは明記されていないものの収録曲は完全に一致しているCDがリリースされています。 クラシック曲の楽譜出版社として有名なベーレンライター版。 ウィーン原典版と収録曲はほぼ同じですが、同一曲で二つのバージョンがあるものについては片方のみ収録している点が異なります。 原典版とうたっているもの以外は、クラッシック曲の楽譜は必ず校訂が入っていてデュナミークや速度記号が記載されている。 この本も運指付きと表紙に明記されている。 表紙に1725とあるのは曲が1725年版の音楽帖からの出典であることを意味している。 またウイーン原典版のように、通常は省略される歌詞や大バッハの通奏低音規則とかも記載されている。オリジナルのアンナ・マグダレーナ・バッハの筆跡と思しきページの写真とかも添付されている。 もうひとつの海外出版社のアンナ・マグダレーナ・バッハ本でアマゾン経由で取り寄せたもの。 バッハ, J. S. : アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア練習帳/ザウアー編/ペータース社 クラシック曲の楽譜出版で有名なペーターズ版。 この本は、明らかに初級者向けの小曲集として需要があるアンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帖の中から易しい曲を20曲抜粋して収録してある点に特徴がある。 なのでアンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帖に記載されている、有名なゴルトベルク変奏曲のアリア(BWV 988/1)は含まれていない点に注意。収録曲のほとんどが1ページかそれに近い大きさのものばかり。 それとこの版では作品番号(BWV anh)が一切記載されていないので原典を探そうとする場合に困ると思う。 出版社の意図なのか、この本から易しい曲を選んで練習は他の版を使ってという良いとこどりはできないようになっているのかな。 つまりアンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帖の中の易しい曲目リストとしてだけ利用されたくない、利用されてたまるか、利用させないぞという出版社の意図が見え見え。 あくまで初級者が必要に迫られてさらうだけの目的を前提としていると思われる。 初級者が練習すべき小曲は全部通過点であって生涯取り組む曲はもっと他にあるべきという考え方があるのも確か。 ペータース版は校訂者の名前が明記されているのが特徴、すべての曲に原典版には無いデュナミーク記号、フレージングスラー、テンポ指示が記載されている。 楽譜が読める一見さんの初級者向けと言った感じ。 C. ベッツオルトの2曲のメヌエットも最初のBWV anh.114のみ。 とりあえずデュナミーク、フレージングの参考用にはあるといいかも。 もうひとつは、厳密にはアンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帖とは言えないけれども、一部の曲を除いてはすべて出典がそうなのでAmazonで見つけて購入した次第。 シャーマー社ライセンス版 ファースト・レッスン・イン・バッハ コンプリート ヤマハミュージックメディア 表紙に日本後が記載されていることから解るように本書は、シャーマー社からヤマハミュージックメディアがライセンスを受けて日本国内で出版しているもの。 オリジナルはBook I と Book II の分冊があり、それとは別に2冊が合本した Complete 版というのがあり、これは Complete 版の日本語版。 なので解説も日本語訳されていて英語が読めなくても心配は無用(´∀` ) これもペーターズ版同様にそれぞれの曲の掲載目的がはっきり記載されており、C. ベッツオルトの2曲のメヌエットも最初のBWV anh.114のみで、バッハのアリア(BWV 988/1)は当然ながら長いし初級者には無塚しいので載っていない。 まあ、目的が初級者向けのバロック期練習曲ということであればはっきりして良いかも。 ここからはバロック期の入門書の類いで、収録曲にはアンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帖にしか出典が無いものがあるため、後学のための購入したもの。 本当はヘンデルやスカルラッティの入門者向けの曲が知りたいという目的もあったけど。 こんだけ紹介しただけでも、どんだけ需要があるんだと驚くよね。 お次はAmazonで見つけたバロック期入門本。 はじめてのウィーン原典版(原典版プリモ) 第1巻: バッハ, ヘンデル, スカルラッティ: やさしいピアノ作品と練習のヒント/フランケ編/ウニヴァザール社/ピアノ・ソロ ヤマハミュージックメディア この本は海外で出版されているウイーン原典版の初級者向け(はじめてのウイーン原典版)オリジナルを輸入楽譜販売を事業としているヤマハミュージックメディアが国内で再版しているもの。 内容は海外版とまったく同じなんだけどね。輸入しなくても国内から配達されるというだけ。 バロック後期を代表するバッハ、ヘンデル、スカルラッティの同年生まれの三大作曲家の入門曲を集めたもの。 どれも演奏時間が短く、楽譜も1ページ程度なのでバロック期の代表作曲家の入門としては丁度良いよね。 残念ながら日本語版ではないので、巻末にある豊富な解説は独語と英語だけで日本語訳は無し(;´Д`) まあ、Google翻訳とか使えば独語や英語苦手な人でもなんとかなるかも。 私はどちらも読めるからNp 今気づいたけど、有名な楽譜出版社のヘンレ版は購入してなかった。 なんか理由があったのかな、もう充分だと思ったのかも。 大手楽譜出版社だからいつでも買えるからかな。 一応リンクだけ貼っておくね。 J.S.バッハ: アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア練習帳/原典版(運指なし)/ヘンレ社/ピアノ・ソロ 良くみたら原典版なので運指以外の校訂なしだったのね。んじゃウィーン原典版とかぶるから購入やめたのかも。 原典版同士の比較研究とかは目的にないから。 最後に紹介する一冊は、直接はアンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帖とは無関係で、取り組むのはその後になると思うけど、買ってあったもの。 ウィーン原典版(41) バッハ 小前奏曲とフゲッタ 音楽之友社 購入した理由というのは、バロック期の装飾音の演奏方法が文章として残っているものが唯一「ヴェルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」にある装飾音表で、出版されているバロック期の小曲集に記載された装飾譜の演奏譜はすべてこれが原典である。 ウィーン原典版の日本語版。 最初「ヴェルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」を手に入れようと思ったものの、見つけることができず。そこから抜粋された曲を含むこの本を代わりに購入した次第。 実際本書の解説を読むと大バッハが寵愛する長男で神童であったヴェルヘルム・フリーデマン・バッハの教育用に特別に御自ら作曲した商品集は散逸した遺稿の集まりを指している模様。 大バッハは大事な長男のためにはやはり他人が作曲した曲ではなく自らが作曲した曲で伝授すべきと考えたのが、その後インベンション、シンフォニア、平均律クラヴィーア曲集(24の前奏曲とフーガ第一巻)に発展するきっかけだったんだよね。 大バッハの性格として子供向けの演奏時間の短い曲でも決して手を抜かず、むしろ本職モードを発動して名曲を作ってしまうというところがさすがだよね(´∀` ) 本書に収録されている曲の一部はグレン・グールドも録音を残していて、手元の携帯音楽プレイヤーにはハイレゾにリマスターされたダウンロード配布版が入れてある。 とりあえず大バッハが長男や息子や弟子たちのために書き記した装飾音表の原典を参考用に入手したということ。 今後はこのスレッドで、研究成果を報告する予定。 あと、アンナ・マグダレーナ・バッハについては昔は何も記録が無くあたかも彼女が生前に書き残した日記風のフィクション小節がヒットしてそちらの内容が誠しやかに流布されていた時代がありました。 生誕300周年に向けて調査研究が進み、その成果をまとめた本が出版されています。その日本語訳をアマゾン経由で購入して予め読みました。 アンナ・マグダレーナ・バッハ 資料が語る生涯 マリーア・ヒューブナー (著), 伊藤 はに子 (翻訳) 春秋社 だいぶ真実に迫る証拠や資料の裏付けがあって安心しました。 んじゃまた。 |
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