オークションの落札代金を振り込んだは良いが、出品者から振り込まれていない、口座番号を間違えていないかという連絡、背筋が凍った。

もしかして振り込んでなかったか？　そんなはずはない。

気になる点といえば、出品者から提示された口座番号が半角で記入されていればそのままコピペで処理できたのだが、珍しく全角数字だったので手で入力し直したのが間違いのものだった。

最終確認のところで、口座名義名を確認するのを怠った。

入出金記録を見ると振り込み先口座番号はもうわからないが名義人の名前だけわかる。確かに出品者の名前とは違っていた...orz

書籍代だから失った金額は少ないが、痛いミスだった。出品者には無用の心配をさせてしまった。

もう一度振り込み処理手続きをして今度は口座名義が出品者の名前であることを確認。

ようやく安堵。

きっと金額が大きい場合にはこんなミスはしないのだろうけど、ミスはミスだ。肝に銘じよう。

ふと思ったのだけども、銀行の口座番号には誤り検出コードというのが無いのだというのを知った。まあコンピューターの無い時代から採番されているのだから仕方がない。

以前はインターネット専用銀行への都市銀行からの振り込みはオフライン処理のために、振り込み依頼時に口座番号の検証や名義の確認が出来ないため、口座番号と名義の両方を記載して依頼する必要があった。口座番号が間違えていても名義を照合することによってそれが検出できていた。

しかし先週末の銀行システム更新によってインターネット専用銀行への振り込みも他の都市銀行と同様にオンライン処理されるようになった。それに伴い口座名義は指定する必要はなくなって、依頼者が自己責任で確認することが必要になる。それを忘れてうっかりポチと処理を急いでしまった。

口座番号入力時のミスは起こりえるので、口座番号を冗長にしてセルフチェックデジットを追加することで誤りを検出できるようにするというのはどうだろう。そんなこと今更できないと思うけど。インターネット専用銀行だったら、それは出来たんじゃないかなと思うが、口座番号の桁数が全銀とかで決まっていると無理に違いない。そういうことだということにしよう。

会社とかで出納担当者が誤った口座に振り込んでしまうということはないのだろうか？　きっと窓口で伝票で依頼すれば口座番号だけでなく名義も記載するのでそれがチェックコードになる。オンラインの時だけはそれが省かれているので要注意である。