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投稿者 スレッド
webadm
投稿日時: 2007-8-23 22:28
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3086
LOADとSAVEができる
新しい個体のフロッピードライブを移植した方のAE-5104で何度かフォーマットしてエラーが出ていたフロッピーディスクを挿してみたら今度はLOADメニューでFD R/W ERRORの表示がでないことが判明。

もしやと思ってSAVEメニューでID:00をセーブしてみるとちゃんとセーブできた。

再度SETUPメニューからFILEメニューを選択してエラーが出ないかチェックしてみたところ先ほどセーブしたファイルが一覧にちゃんと出てきた。

しかしこのフロッピーは以前に一度もFORMATでエラーが出なかったためしがなかったのに何故だろう。

とりあえず新しい個体に付属していたFDDは使えることがわかった。

しかしもう一枚のフロッピーディスクは何度やってもFORMATからしてFD R/W ERRORが出る。やはりフロッピーディスクの特性の問題か。
webadm
投稿日時: 2007-8-23 22:47
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3086
書き込みは出来てるが読み込みが不安定
どうやらFORMATで最後にFD R/W ERRORと出る場合でもフォーマット自身はできているようだ。

その証拠にSAVEメニューでなにかをセーブするとERRORは出ない。

SETUPメニューから最初にFILEメニューへ飛んだ時に自動的にフロッピーのコンテンツリストを表示するためにフロッピーへのアクセスがあるが、その時にFD R/W ERRORが出る。出ない時もある。出た時でもCTRL + STARTシーケンスでリトライしてやると過去にセーブしたファイルが一覧に表示される。ちなみにファイル名を変えて異なるフロッピーにそれぞれセーブしたものを試しても、それぞれ名前を読み出していることが確認できる。

それでもたまにFD R/W ERRORが出て日付とかが表示されない時がある。これはおそらく読み込み動作に問題があることを意味する。

やはりフロッピー媒体が倍密度とかでないと読み出しの際に問題があるのかもしれない。
webadm
投稿日時: 2007-8-24 2:28
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3086
Re: もう一台AE-5104を入手
同じAE-5104でも手元にある2台は電源ユニットがまるっきり異なる。

今回入手したのはそれ以前に手に入れたのよりも古いようで、明らかにありえないというSRAMチップのピンから長々とラッピング線でパッチ配線が2本ほど施されていた。明らかに単純な設計ミスなので初代かもしれない。

電源も過電流検出のためにたいそう大きな電流検出用精密抵抗器が取り付けられていた。コストが高そうな作りだが効率が悪いらしく発熱がすごい。放熱板をリアパネルがかねているのでリアパネルがかなり暑くなる。

もう一台のほうはそうした問題が改修されていて電源もすっきりしたまるで違う設計かメーカー製となっている。コストも安いように見える。

CRT基板はどちらもほとんど変わらない。
webadm
投稿日時: 2007-8-24 19:52
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3086
ニッカドバッテリーがだめ
今回のAE-5104内蔵のニッカドバッテリーを充電するために一日通電していたらニッカドバッテリーがだめになっていることが判明。

満充電と思いきや、充電電流がたんまり流れるが起電力は0という状態に。

おまけにこの固体に内蔵の電源はレギュレーションが悪く出力電圧が4.8vに下がってしまっている。調整するための半固定抵抗器も見あたらない。どうやらすべて固定のようだ。熱で回路定数が変わってしまった影響だろうか。一旦電源を切って、再度入れ直すと今度は元の5Vに復帰するときもあるし、しないときもある。ネミックラムダ製と張り紙がしてある、当時各社のスイッチング電源設計を手がけていた会社だ。いまはどっかに吸収されてしまったと記憶している。今でもジャンク電源とかでこの会社のネームプレートは良く見る。

AE-5104はシステムプログラムが背面にあるSYSTEM ROM CARDに格納されており、AE-5105のようにSRAMに格納されているわけではなさそうだった。AE-5105にはそのためAE-5104にはあったSYSTEM ROM CARDが存在しない。512kbのROMが4つ搭載されているので、256KBもの容量がある。それがAE-5105ではSRAMに置き換えられたということだろうか。

当面ニッカドバッテリは取り外しておくことにしよう。

ロジック基板の5V電源電圧降下はスイッチング電源の出力電圧低下によるものだった。出力電圧が総じてマイナス方向にシフトしてしまっている、+5Vや+12Vが低下して、-12Vが逆に大きくなっている。これは電源の問題だな。
webadm
投稿日時: 2007-8-25 11:33
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3086
VIDEO OUTPUTは正常
ふとリアパネルに目をやったら、いくつかBNCコネクタがあるうちそのひとつがVIDEO OUTPUTと書いてあった。コンポジットビデオ信号が出力されているらしい。

オシロでさっそく信号を見てみたら0dBのレベルでちゃんとビデオ信号が出力されていた。アナログのオシロでもちゃんと水平同期パルスが規則的に出ているのがわかる。その間に1ライン分の輝度信号が出ている。輝度信号といっても明るいか暗いかのどちらかのデジタル信号に近いのでドットレベルで何が表示されているかがわかる。

電源投入直後に画面下半分にキャラクタジェネレーターのチェック用と思われる全キャラクターフォントが流れながら表示されるが、その様子がオシロ上のビデオ信号の変化具合から見てとれる。

デジタルオシロで観測すると長い周期で水平同期パルスよりも大分長い幅の垂直同期パルスが出ているのがわかる。同期分離回路が無いとうまく垂直同期パルスでトリガーをかけるのは難しい。

ということは内部的には水平、垂直の同期信号とそれに輝度信号は生成されているということだ。コンポジット信号にするためにそれらは混合されているが、元はバラバラでそのままCRT基板へ供給されているはず。だとすると故障しているのはCRT基板の可能性が高い。

とりあえず今度はCRT基板をAE-5105のものと取り替えてみよう。
webadm
投稿日時: 2007-8-25 20:49
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3086
CRTユニットを移植
システムフロッピーディスクが無いとファームウェアが消失してしまっていて使い物にならないAE-5105から健全なCRTユニットを取り外した。



移植用臓器摘出完了。

摘出には大変苦労させられた。裏蓋を外す必要があるが裏蓋にはいくつかネジで内部の臓物が取り付けられているのでそれも外す必要がある。どうやって組み立てたのだか大変疑問である。

同様に移植先のAE-5104も裏蓋と臓器を分離して、ダメくさいCRTユニットを摘出。

それと同時にAE-5105から摘出した健全なCRTユニットを移植。

この際にコネクタを逆挿ししていたのに気づかずに電源を入れてチェックしてしまった。当然CRTのヒーターはまったく点灯せず。冷や汗が流れた。確かコネクタは上部から見ると"TO CRT"というラベルが貼ってあるのが見えたはずと思い返して、再度裏蓋を外してコネクタを挿し直し。CRT基板側では逆挿し防止のキーが設けられているがコネクタ側には逆挿し防止の処置が施されていない、まったく意味無し。

コネクタを正しく挿し直したらCRTに表示が現れた。よかった逆挿ししても壊れないようには設計されていたらしい。



ということで故障していたのはCRT基板だったという結論に。

試しにデジタルオシロのプロッター出力をキャプチャーしてモニターしてみた。



正常にキャプチャできる。死んでいるように見えたニッカドバッテリだが、しばらくすると起電力が回復したようなので再度取り付けて、一旦電源を切ってまた入れて、以前のキャプチャーデータが保存されているのを確認。

フロッピードライブは相変わらずダメくさい。これはPC用のを結線を変えてつないでみる実験をいずれやろうと思う。

しかし、CRTにしてもフロッピードライブにしても、もはやレトロな技術になってしまった。どちらも長い間定番的な技術だった。10年後ぐらいに別の形で復活するのかどうか。誰かこのフロッピーを読む装置を持ってないかとか、助けを求める人が出てくる予感がしないでもない。自作しようとするとちょっと大変。

おかげで手が真っ黒になってしまった。
webadm
投稿日時: 2007-8-25 21:32
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3086
SELF TEST結果
AE-5104のモード選択メニューにSELF TESTというのがあるのを見つけたので実行してみた。

ROM/RAM/SIO/TRIGについては今回入手した個体はすべてGOODだった。

FDについてもメニューがあるので実行してみると、ERRORと出る。

単にフロッピーをR/Wテストしているようなのでこれはドライブが悪いためだと思われる。

もう一台の以前に入手した個体を同様にテストしてみたら、なんとRAMでERRORが出る。SRAMモジュールにはそうとう埃が積もっているのでそのせいかもしれない、最初新しい個体はまったく動かなかったが基板洗浄剤でSRAMのリード線につもった黒い埃を流し落としたところ復活したという前例もある。動作はしているので部分的にどこかのメモリが誤動作しているのだろう。

FDについてはある特定のフロッピーだけはGOODとなる。フロッピーディスクによって結果が異なるのはやはり倍密度フロッピーでないからだろうか。
webadm
投稿日時: 2007-8-25 21:50
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3086
バッテリー異常とRAMエラー
どうやら一つ前の個体はSRAMに問題があるらしい。

以前は見なかった起動直後の画面でBattery状態がBADと出るようになった。

バッテリーを取り外してチェックしたら起電力が1V未満に落ちていた。

ファームウェアのバージョンを見たら新しいと思っていたこちらの個体は実は古く1.04Dとかだった。最近入手した方は1.06Dである。どっちが新しいのか皆目検討をつけようがない。AE-5104でも中味はいろいろバージョンがあるということがわかった。機構的な設計も微妙に異なる。

一旦外した状態で立ち上げたが以前としてバッテリーはBADと出る。確かもう片方の個体ではバッテリーの有無に関わらずGOODと出ていたような。おそらくSRAM上のデータのチェックサムをチェックして前のデータが保存されているかチェックでもしているのだろう。たまたま電源を切る時間が短いとSRAMの特性によってはデータを保持していることもある。

再度バッテリーを取り付けて立ち上げると今度はGOODと出る。たまたまデータが残っていたのだろう。

以前としてSELF TESTではRAM ERRORが出る。やはりどこかSRAMチップが壊れているのかもしれない、当面の動作としては支障が無いが。

とすると健全なフロッピードライブはRAMが問題無い方に移してこちらを健全な個体としたほうが良いのかもしれない、ファームウェアのバージョンも上だし。そのうちEEPROM書き込みできる環境が出来たらコピーしても良いし。SYSTEM ROM CARDを差し替えてみたが問題なく動作するようだ。RAMエラーは依然として出るが。


S# 654896 AE-5104 V1.04D
オリジナルの状態でFDドライブが回転せず。FD交換。
ただしSELF TESTでRAM ERRORが出る
中から用途不明のタップ付きネジが一本転げ落ちてきた。

S# 645734 AE-5104 V1.06D
オリジナルの状態で内蔵FAN無し。強制除去した跡あり。
CRT表示せず、AE-5105のCRTユニットと交換しOKに。
S#654896とFDを交換したためSELF TESTでFD ERRORが出る。

という状況。

内蔵ファンはなんとか入れてあげないと蓋を閉めたら温度上昇で電源がやられてしまう。FDはPC用のを結線を変えて接続する実験を予定。RAM ERRORはどうしよう。RAM基板は半田付けされているので簡単に取り外しや交換は無理。そのままにするしかないか。
webadm
投稿日時: 2007-8-25 23:47
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3086
背面のプラ足が折れた
とりあえず上蓋を取り付けて床に戻そうとしたら、裏面のプラ足の片方に荷重がかかりすぎてバキっという音とともに薄ぺらいプラ足が根本から折れてしまった。

樹脂製で厚みも薄く中は空洞という構造なので経年変化で樹脂が硬化して柔軟性が無くなっていても不思議ではない。根本から円弧上に亀裂は走っていた。

またエポキシグルーの出番である。2剤混合して練り合わせた後、亀裂の両面に塗り、補強の意味で根本の接合面にも塗り合わせて接合。そのまま本体の荷重で押さえつけるように床に置いてしばらくすれば固定するだろう。

RAM ERRORはどうしようか。RAM基板はチップがすべて手半田で付けてあるように見える。半田の盛り具合がピンごとにチップごとにばらばらである。どのチップが壊れたかはSELF TESTでは表示してくれない、中途半端な作りである。RAM基板はメイン基板にピンが直に半田付けされているので取り外してテストするというわけにはいかない。どういう構成の回路なのかもわからないし取り外すこともできないのでパターンを追うこともできない。どうも1bit品のSRAMかもしれないそれを16個並列にして16bitのメモリを構成している可能性もある。68000が使われているのだからその可能性は高い。RAM基板にはSRAMチップ以外に小さなロジックICが載っている。デコーダーだろうか。だとすると8bit品かもしれない。高位アドレスでチップをセレクトしている可能性はある。
webadm
投稿日時: 2007-8-27 4:11
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3086
倍密度フロッピーはOKだった
たまたま昔のウイルスワクチンソフトのフロッピーが2DDだったのでそれを使って2台のAE-5104で試してみた。

今まで一部のフロッピーディスクで読み書きが可能だった方でフォーマットをしたところFD R/W ERRORは出ずに終了。その他のメニューでTOCを読みにいく動作でもエラーはでなかった。SELF TESTでもGOODが表示される。

そのフロッピーをもう一台のAE-5104へ持っていってSELF TESTをしてみたところ、今まで一度もGOODが出なかったダメだと思われていたフロッピードライブは正常なようでGOODが出た。ファイルメニューでもエラーは出ず。ちゃんとTOCが読み込めているようだ。

念のためにもう片方でもフォーマットしてみたが、結果は良好。

やはりフロッピーディスクの記録密度の問題だったのか。

そういえば昔、PCが2HDの時代にAE-5104のためだけに2DDを買っておかないといけなかった、そんな記憶がどっかにあった。

そうするともう2台のAE-5104のフロッピードライブはOKなのでPC用のドライブを結線を変えてつなぐ実験というのも当面は必要なくなった。ドライブが回転しないAE-5105用のシステムディスクが手に入るようことがあれば試してみたい気がする。
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