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投稿者 スレッド
webadm
投稿日時: 2007-7-16 23:16
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
一次側スイッチング回路
一次側のスイッチングトランジスタ回路を追ってみた。比較的単純である。スイッチングは2つのNPNパワートランジスタを並列にしてそれをコンプリメンタル接続のCMOSパワーFETでドライブ。FETは小信号NPNトランジスタでPWMコントローラーからのゲート信号によってドライブされるというもの。



正常に二次側に出力が出る時もあるのでスイッチング回路そのものは壊れていないはず。問題はゲート信号がずっとH固定でトグルしないという点。

それとPWMコントローラーの出力信号だと思われていたものが実は二次側からの入力信号だということが判明。なんらかのフィードバック信号なので重要な信号。
webadm
投稿日時: 2007-7-17 7:05
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
Re: HPパーツ番号マーキングの弊害
HPパーツ番号は製品に採用された標準部品に対してユニークに割り当てられているので同時代に設計された他の製品でも同じものが使われている可能性がある。

製品のサービスマニュアル等に載っているReplaceable Parts Listを見れば特定のHPパーツ番号がどういう部品かは判明する。能動部品の場合には電気仕様だけでなくメーカー型式が記載されていることもある。

なので少し同時代の似たような作りの製品のマニュアルを手に入れればそれに同じ部品が使われている可能性は高い。

特にDIP ICはほとんどHPパーツ番号しかマーキングされていないのでなにがなにやらまったく謎。
webadm
投稿日時: 2007-7-17 7:25
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
Re: HPパーツ番号マーキングの弊害
どうも色々なReplaceable Parts Listを見ると

1855-xxxx FET
1854-xxxx Si NPN Transister
1953-xxxx Si PNP Transister
1820-xxxx IC-Digital
1826-xxxx IC-Analog

と決まっているらしいことが判明。

そうすると先日追記したスイッチング回路のパワートランジスタはたぶんN-MOS FETだということになる。
webadm
投稿日時: 2007-7-17 9:55
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
1826-0412のメーカー型式が判明
同時代のデジタルマルチメーターのReplaceable Parts Listに同じICが使われていた。

1826-0412 IC COMPARATOR PRCN DUAL A-DIP-P LM393N

ポピュラーなdualコンパレータLM393Nだった。予想通り。

webadm
投稿日時: 2007-7-17 10:20
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
1826-0468も判明
スナバ回路に使われているのは

1926-0468 IC MC3423P1

MC3423はモトローラーやONセミコンダクタから出ている

Overvoltage Crowbar Sensing Circuit

過電圧保護回路用ICである。これも間違っていなかった。

データシートを見ると基本的な使いかたで3,4番ピンをつないでいるのだが、実物を見ると確かにつながっていた。データシートに載っている基本回路そのままだったことも判明。
webadm
投稿日時: 2007-7-17 10:28
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
1826-0544も判明
1826-0544 IC-V RGLTR 2.5V MC1403U

だった。予想通り。
webadm
投稿日時: 2007-7-17 22:26
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
Re: 一次側スイッチング回路
よく見たら追い忘れていた回路があることを発見。PWMコントローラーのピンで一つ用途不明なのがあったのだがそれの行き先がスイッチング回路の端っこにある謎のjFETだった。



ちょっと盲腸のような回路が出来てしまったが、基板上には更に盲腸化して部品が実装されていないパターンとかが残っていたりする。いまいち過渡的な電源回路ではある。

1826-1066というPWMコントローラーの正体が依然として不明。
webadm
投稿日時: 2007-7-19 22:32
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
Re: 一次側スイッチング回路
たまたまNHKの趣味のコーナーを見たらデジカメや携帯電話のカメラでの写真撮影のこつとかをやっていた。知らなかったのはデジカメとかにはマクロモードというのがあって接眼レンズ無しで接写ができるということ。確かに手持ちのデジカメにもマクロモードを示すチューリップのマークがあった。

さっそく試してみた。今までは拡大ルーペを通したりして撮影していた基板の写真とかがデジカメだけで撮影できた。



いや知らないということはもったいないことだ。

今追っかけているHP4951Aの電源回路部分がくっきり写っている。
webadm
投稿日時: 2007-7-20 11:57
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
二次側回路
二次側の整流回路を解析。



+5Vと+12Vは有る程度電流が流れるのでそれなりの回路。-12Vはおそらくラインインターフェース(RS232C等)の負電源なのでもともと電流は流れなくて良いのでチョークコイルを兼ねたトランスで生成している模様。

一次側にフィードバックしている整流回路があるのだけれどもその役割は謎。一次側電源に整流出力が乗るので発生電圧が高くなるとスナバ回路をトリガする要因にはなるかも。同時にPWMコントローラーにもフィードバックされている。

さてここまで判明したら故障の疑いがもたれるのは

・PWMコントローラーそのもの
・トランスからのフィードバック用整流ダイオード
・スイッチング回路のゲート信号フィードバック用JFET

の3つぐらいだろうか。それ以外の回路の素子については正常に機能していることがわかっている。後日PWMコントローラー以外は一旦取り外して調べてみることにしよう。
webadm
投稿日時: 2007-7-20 13:14
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
正負電源
-12Vはラインインターフェース側には接続されておらず、どうやら垂直偏向回路の正負電源として使われているらしい。

垂直偏向回路は1826-0753というHPパーツ番号の謎のAnalog-ICとファイナル出力のトランジスタに供給されていた。

はたして垂直偏向回路が3電源とも供給された状態で動作しているのかどうかチェックしてみていないのでわからない。

これも後日調べてみることにしよう。
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