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投稿者 スレッド
webadm
投稿日時: 2007-7-6 0:49
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
AMDの8252DPの正体
最初なんのチップか謎だったAMDのロゴと8252DPとだけマーキングしてあるチップの正体が判明した。

ATMEL AT898252というのが通称8252と呼ばれているらしいことをいろいろ検索して得られた中から察しがついた。

玄箱と同じように基板上の電源制御をATMELのAVRでやっていたのを思い出した。それと同じである。PWM制御をしていることもうなずける。

そうとわかればピン配置とかも判明するので入出力信号を追いかけることができる。

このチップはAMDも製造していたのか。もともとは8051系のCPUはオリジナルはIntelだが当初からAMDとかもセカンドソースとしてライセンス製造していたと思われる。その後独自に周辺を取り込んで8252というのになったのかもしれない。同じ型番でUARTとかがあるので紛らわしい。
webadm
投稿日時: 2007-7-5 19:17
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
中古測定器屋のプロトコルアナライザ
秋葉原の東洋計測器を覗いてみたけど見あたらなかった。

今時のPCのシリアルとかは100kbps超える性能だったりするのでもう昔のプロトコルアナライザで扱えるスピードではなかったりするのが置いていない理由だろう。

ということは自作するという発想も有りということだろうか。

いかんいかん、また出来もしないプロジェクトを立ち上げてしまうところだった。

HP4951Aとかの基板を見ると結構安直なアーキテクチャだったりする。マルチプロトコルなシリアルコントローラーでデータをキャプチャしているのでそれによって大まかな機能と性能は決定してしまう。あとは当時のポピュラーなDMAC 68450とか。

今作ればFPGAとかで主要部分は全部できてしまうかな。ディスプレイは液晶グラフィックディスプレイとかで良いだろうし。
webadm
投稿日時: 2007-7-5 7:41
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
HP4951Aの半導体部品
HP4951Aの基板部品を眺めているとあることに気づく。

それはどれもmarkingに1820-xxxxという具合に共通の番号がふられていることである。

HPのパーツ番号である。つまりメーカーに対してHPに納めるIC部品には可能な限りHPが独自に割り当てた部品番号をマーキングするという契約が結ばれていたことを意味する。部品番号がマーキングされていないのは一部の部品だけである。

HPのような大メーカーであれば保守部品も含めて製造計画に基づいてまとまった数の部品をパーツメーカーに発注することが可能である。ふとっぱらなそうしたやりかたがパーツメーカーを育ててきたともいえる。

webadm
投稿日時: 2007-7-4 7:05
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
PWM制御か
故障していると思いきやパルスが出ていたりするときがあるという現象を説明するための理由をいろいろ考えていた。

思い当たったのがPWM制御である。

なんらかのフィードバック入力が正常でないためにパルス幅が0になってしまったと考えられる。

パルスが出ているように見えた時も幅は非常に狭く切れ切れだったことからするといつパルス幅が0になっても不思議ではない。

そうすると励起ICの周辺回路に何か故障が起きているのかもしれない。

少し回路を調べてみよう。
webadm
投稿日時: 2007-7-4 6:02
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
HP4951AのAC周辺回路
今回翻弄されたHP4951AのAC回路周辺(リアパネル)の結線をちゃんと調べて回路図にしてみた。



わかってしまえば当たり前の回路。現代ではACトランスを使用せずに直接商用電源を整流してスイッチングするのが当たり前になってきているので電源電圧選択なんてのは要らないといえばいらないのだけど、この時代はまだそういうデバイスが無かったのだろう。

レトロな回路である。
webadm
投稿日時: 2007-7-4 0:05
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
今回の反省点
思い返してみれば今回は決してメソッドどおりではなかった。そのため無駄な作業や新たな故障を招いてしまった。

・電源故障は源から順にチェックすること

今回勝手な思い込みで電源トランスの断線と思って外してしまったが、後でその源にあるヒューズボックス内の電源電圧選択スイッチの接点の変形による接触不良であることが判明。

・動作確認は高電圧のリークや回り込みの無い状態で行うこと

当初復活した時点でうっかり一番底部の電源CRT基板にはフライバックトランスが載っていたそのアノード電圧端子が裏側の半田面にも出ているのを気づかなかった。そのまま朝まで電源を入れていたところ朝にはCRT表示が消えていた。

・安定化電源をつなぐ際は極性を再チェック

基板上のスイッチング電源が動作しなくなったので安定化電源で+5V, +12V, -12Vを接続し動作するか確認しようとした際に-12Vの接続の極性を間違えて最初2Aもの電流が流れてしまっていた。もしかして壊してしまったかもしれない。おそらく-12Vはラインインターフェースで使用されているものと思われるがどこか故障してしまったかもしれない。

webadm
投稿日時: 2007-7-3 21:48
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
Re: 電源回路の故障らしい
どうやら励起用のICからドライブ信号が出ていないのが原因らしい。

しかしドライブされるトランジスタを外した状態で何度か電源を投入していたら一度だけドライブ信号がトグルしているのが観測された。しか完全にONしているわけではなく不安定。なのでIC内部が壊れた可能性が高い。ICは直にハンダ付けされている。

思い当たる点と言えば、数時間机の上に基板を寝かせたままだったので高圧のアノード電圧がリークして壊してしまったのかもしれない。うかつだった。

ジャンクから生まれたのだからジャンクに帰る...しゃれにならない。

励起用のICはAMDの8252DPということしかわからない。検索してもこんな古い今では作っていそうもないICは出てくるはずもない。

ICの他のピンには基準となっている94.3kHzのパルスやノコギリ波が出ているので動作はしているのだがドライブ信号が固まっているのでは役にたたない。あとはそのちゃんと出ている別の信号を使ってトランジスタをスイッチングしてドライブ信号を生成するとかいう手しかない。
webadm
投稿日時: 2007-7-3 18:11
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
電源回路の故障らしい
+5v, +12v, -12vにそれぞれ安定化電源をつないでDCパワーを供給するとピーとブザーが鳴るので負荷側は生きているようだ。

しかしCRTはまったく変わらない。ブザーも鳴りっぱなしだ。

電源回路の仕組みを調べないとどこが故障しているか見つけるのは困難だ。とりあえず整流用のダイオードは生きていることは確認できたが。

スイッチング電源の励起がまったく出来ていないか、はたまたスイッチングトランジスタが逝ったか。

スイッチング電源の励起と水平偏向出力の励起は共通のようで両方がダメということは励起回路に問題ありか。

スイッチング電源は故障するとややこしい。
webadm
投稿日時: 2007-7-3 17:10
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
儚い命だった
メモリボード上のリチウム電池を充電させようと電源を入れたまま数時間おいておいたら今朝画面が消えていた。

どうやら逝ったらしい。

ヒューズは切れていない。電源トランスも生きている。
スイッチング電源の一次側のDC電源は負荷が無いため+28Vぐらいになっている。

しかしスイッチング電源の出力がまったく出ていない。導通を測ると+5v,+12vはどちらも電源とグランドが短絡しているよに見える。-12vは短絡はなさそうだが出力が出ていない。

3出力の安定化電源をつないで電源以外の回路が生きているか調べるという手もあるが短絡しているのをなんとかしないとそれもできない。

難しい局面。

リチウム電池は2.5v出ているので充電はされた模様。
webadm
投稿日時: 2007-7-3 11:18
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3093
電源トランスを元に戻した
一旦切断した配線をまた元に戻して電源トランスをリアパネルに取り付けAC電源で立ち上がるかどうか試してみた。

大丈夫だった。電源トランスの二次側を測ってみると21Vぐらいある。予想していたより大分高い。

整流後のDC電圧は25Vに達していた。電解コンデンサの耐圧が35Vなのであまり余裕はない。基板上のスイッチング電源回路でそこから+12V,-12V,+5Vを生成している。それらの電圧は合っていた。

画面も表示されたがどうもファンクションキーメニューがちらちらしている。Moreキーがリピートして押されている感じである。

セルフテストでキーボードのテストを実行すると押しても以内のに一部のキーが繰り返し押されているように見える。さっきは問題なかったのにどうしてだろう。

良く見るとフロントパネルのアルミ板にCRTが取り付けられていてそこから伸びる黒いケーブルのしっぽが遊んでいる。確かどっかにつながっていたのが切れてしまった記憶がある。

試しにしっぽをリアパネルのアルミ板に接触するとキーの誤動作は無くなった。基板のグランドにつないでも同じである。

しっぽが基板の済みのグランドにつながっていたのを思い出しその場所を確認。切れっ端がハンダ付けされたまま基板に残っていた。そこにもう一度付け直してみた。今度はキーの誤動作は無くなった。CRTとか高電圧の信号がキーボード信号ケーブルに乗って誤動作していたのだろう。

これであとは電解コンデンサを背の低いのに付け直せばケースに納められるはず。
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