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webadm | 投稿日時: 2007-7-9 5:13 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3093 |
サイリスタだった 秋葉原に三端子レギュレーターを買いに行く途中の電車の中でふと気づいた
問題の三端子レギュレーターが刺さっていた場所には何故かCR100という風に基板にシルク印刷されていた。もう一つのTO-92型の10V低電圧レギュレーターはU102と書いてある。何故だろうと疑問だった。 CR = Controlled Rectifier いわゆるサイリスタというやつだ。 ターンオンゲート付き整流ダイオードのようなもの。 真ん中のピンはアノードで左がカソード、右がゲートなら辻褄が合う。 なにげに電源の源からカソードに至るパターンはクランク状にくねくねとしたパターンが作り込んであり、いかにもインダクタを形成している。 それが正解らしい。 しかしこのサイリスタがオンするとパターン上のインダクタに一気に大電流が流れ込む。その後はどうなるのか予想もつかない。 どうりでなんでこんな大容量のものが負荷も無いのについているのか不思議だったがその疑問が解消した。それと基板上に放熱フィンを取り付けるために用意された大きめの穴がはんだで塞がれたままになっていたが発熱を考慮して設計時に設けたが実際にはそれほどでもないということで実装されなかったのだろう。確かにONしたら短絡するので発熱は大変なことになる。すぐフューズが切れるだろうけど。 しかしこの回路はいつ働くのだろう。過電圧とかの保護回路だろうか? 確か最初に組み上げて動かした時には低電圧電源を一次側につないで動かしたのだがこの回路が動作していたのだろうか? とりあえず取り外したサイリスタがサイリスタとして動作するかどうか壊れてないか確かめてみよう。 |
webadm | 投稿日時: 2007-7-9 2:30 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3093 |
謎 壊れている三端子レギュレーターを交換しようと思ってピンアサインを確認するとどうもおかしい。
正電源用の78xxは真ん中がGNDで左がIN右がOUTである。しかしプリント基板上では左がGNDに落ちていて、真ん中が+25V電源につながっている。どうみても逆接続になってしまう。 負電源用の79xxは真ん中がINで左がGND、右がOUT。これもいきなり逆接続になってしまう。 なんだこれは? 相変わらず三端子レギュレーターを外した状態でもときたま励起信号が出るようになって二次側の電圧が発生する。不安定で+12Vはそれなりに出ているが+5Vが最大でも3Vぐらいにしかならない。それも長くは続かずにまただんまりになってしまう。気まぐれである。 二次側に安定化電源をつなぐとブザーは鳴り続けるがCRTの電源が作動しない。CRTの電源は+12Vからフライバックトランスで水平偏向信号を生成するのと併せてヒーター電源とかを生成しているがそれがまったくダメである。そちらに原因があるのかもしれない。 正常に動作していた時は電源投入後しばらくCRTのヒーターが点灯してラスターが出るまで鳴り続けていた。やはりCRTまわりの電源が正常でないと立ち上がらないのかもしれない。 |
webadm | 投稿日時: 2007-7-8 19:26 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3093 |
電源制御用マイコン周辺のICの正体 どうやら電源制御用マイコンの側に並んでいる3つの8pin DIP ICはどれもオペアンプかコンパレーターらしい。
メーカーはNational Semiconductor、Motorola。 中にはビンテージ級のセラミックパッケージのものもある。 どれもおそらく古い品種なので現在ではとっくに廃品種となっているはず。しかもシングルチャネル品。 供給されている電圧が30V近いのがひとつ。これだけ高い電源電圧でも動くものは現在でも限られている。TIから出ているTL3016にそういうものがある。ピンアサインも非常に良く似ている。LT1016という超高速高精度のコンパレーターがあってその互換品らしい。 残り2つのICの電源は10Vとごく普通の仕様。 ICのピン周辺の回路を追って見ると単純な抵抗分圧回路しかない。 壊れたレギュレーターの出力は10KΩで終端されて唯一この中のLT1016風のICの出力ピンに210Ωの抵抗を介して接続されている。プルアップ用電源だろうか、謎である。その出力ピンは電源制御用マイコンにつながっているのでこれが電源電圧監視用だろうか?参照用の入力ピンには一次側のDC電源を1/10に抵抗分圧したものが接続されている。 他のICの周辺回路が見あたらない、どっか離れたところにでも置かれているのかもしれない。 もう少し調べてみよう。 とりあえず壊れたレギュレーターの代わりになるものを買ってこよう。古い無印78xxがGND,IN,OUTという同じピン配列らしい。電圧もいろいろなのを買って置こう。 |
webadm | 投稿日時: 2007-7-8 8:51 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3093 |
HPパーツ番号マーキングの弊害 意図して行われているのかもしれないが、HPのパーツ番号がメーカー型式の代わりにマーキングされているものが結構あるように見える。メーカーとしては苦肉の策だったに違いない。
HPのパーツ番号しかわからないので第三者はそれがなんのICかは解らなくなる。 壊れた三端子レギュレーターは出力がコンパレーターだけに入力されているように見える。 電圧監視用だろうか。ならばこれが壊れると0vと比較することになるのですべて過電圧という判定結果になってしまう。動かないわけである。 |
webadm | 投稿日時: 2007-7-8 8:41 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3093 |
モトローラーの三端子レギュレーター 新しいのに交換するとして秋葉原で売っているのをみたらピンアサインが違う。
千石とかで売っている東芝のは真ん中がGNDで左が入力、右が出力なタイプ。これはつかえない。 モトローラーからもいろいろ出てるがどれもピンアサインが微妙に互換性が無い。 と思ったらMC79MxxCTシリーズがぴったり今のと同じ、真ん中が入力で左がGND、右が出力という感じ。 さてどうやって手にいれるかが問題だ。 今故障しているのは出力がGNDに落ちてしまっている。といってもテスターで抵抗値を測定しても数十Ωあるが実際に電圧をかけてみると流れ放題電流が流れてしまう。中が壊れてしまっているようだ。 さてまた明日考えよう。 |
webadm | 投稿日時: 2007-7-8 7:32 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3093 |
Re: 三端子レギュレータが怪しい 大きな三端子レギュレーターを外してテストしてみたら出力がやはり0のままである。
もともと何V出ていたのか正常に動作している時に測定しておけばよかったと悔やまれる。 型式らしい8415からすると15Vか?どうもあてにならない。 しかし大きさからするとかなり電流が流せそうな感じだけど接続されているのは8408とマーキングされた謎のモトローラー製8pin DIP LSI。そんな型式のICは無いので製造シリアル番号かなにかかもしれない。オペアンプとかアナログのICであれば十数Vの電源が使われていても不思議ではない。単電源のコンパレーターか何かだろうか? もうひとつ小さな三端子レギュレーターがあるが、それは型式では340らしいがLM340シリーズだろうか。しかし出力が10vというのは現在のラインアップには存在しない。 あちこちオシロで信号をあたっていると時たまブザーがピーとなる時がある。やはり時々希に励起信号が出てスイッチング電源が復活するらしい。気まぐれである。 |
webadm | 投稿日時: 2007-7-8 6:12 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3093 |
三端子レギュレータが怪しい 電解コンデンサを背丈と容量がオリジナルと同じものを購入して取り替えた。
組み上げて電源を入れてみると最初ピーとブザーが鳴った。ブザーが鳴るというのはスイッチング電源の二次側に5Vと12V両方が出ているということである。 しかししばらくするとブザーの音は次第に頼りなくなりそして止まった。 電源スイッチを入れ直してももうブザーはならない。ヒューズを調べてみると切れていた。 スイッチング電源の二次側が出ていない状態で一次側にある三端子レギュレーターの出力を調べてみると10V用のは出力が出ているが、制御用マイコンの少し大きい三端子レギュレーターの出力が0である。こいつか。 とりあえず取り外して動作チェックをしてみることに。 |
webadm | 投稿日時: 2007-7-7 22:50 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3093 |
HP4951AのメインCPU ずっと謎だったHP4951Aのメインコントローラーが判明した。
テープコントローラーやメモリモードにそれぞれNSC810Aというのが搭載されているがこれはCPUではなくSRAMとタイマー、I/Oが内蔵されたペリフェラルチップでもともとはNSC800というナショセミのZ80互換プロセッサーファミリー用のICだった。 ということでCPUを探したら電源CRTCボード上の隅っこにナショセミの謎のチップが載っているのを発見。残念ながらマーキングは製造シリアル番号とHPのパーツ番号のみでメーカー型式は載っていないがすぐ側に水晶発振子があったり、各ボードをつなぐバスコネクタがすぐ側にあったりするのでこれがメインCPUだろう。 ということでHP4951AのメインCPUはNSC800だということがほぼ確定した。ということはファームウェアも解析できないことはない。解析するつもりは毛頭ないが。 これで謎がひとつ解けた。 |
webadm | 投稿日時: 2007-7-7 10:38 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3093 |
Re: AMDの8252DPの正体 AT89S8252には24pin DIPパッケージが存在しないので間違い。
Atmelの8051アーキテクチャシリーズには24pin DIPの標準品もあり、どうやらそれがこれに近い感じ。2本のアナログコンパレーター入力ピンがありPWM制御にもってこいである。 動作中にピンの信号を観測すると2本ほどノコギリ波が入力されているのでおそらくPWM制御用の入力だろうと思われる。それと2本のタイマーカウンターのPWM出力が出ているのも確認済み。 PWM制御マイコンの隣には関連するICがいくつかつながっている。なんのICかは未だ謎。SPIかなんかでつながっていると思われる。信号を観測してみれば何か解るかもしれない。 |
webadm | 投稿日時: 2007-7-6 5:13 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3093 |
AE-5104とTOA-7511の動作確認 状態がまともなAE-5104とTOA-7511の動作確認をオシロのプロット出力をモニターすることで行ってみた。
AE-5104のモニター画面の出力がこれ。 TOA-7511のモニター画面がこれ。 表示レスポンスの良さではTOA-7511がAE-5104に勝っている。持ち運びの面ではAE-5104が勝っているのは変わらないが。 ここにHP4951Aを加えることができなかったのが残念である。なんとか復活させたい。 |
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