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webadm | 投稿日時: 2008-6-29 18:41 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3095 |
国際放送バンド 11,15と17MHz帯にはそれぞれ国際放送バンドが割り当てられており、各国が交際放送を送信している。
近隣ノイズはこのあたりになってもまだスペクトルは分布しているが弱いのでピーク周波数以外は影響を及ぼさない。 ゆっくりチューニングダイヤルを回してスキャンしていくといくつか良好なキャリアを受信する、多くは中国語かその周辺国の放送と思われる、また中国系の伝統音楽を流し続けるだけのとこも。英語のBBCやVoice of Americaも良好に受信できた、ロシア語風の英語で放送していたのはVoice of Russiaだった。旧モスクワ放送がソビエト崩壊後はそういうことになっていたのね。日本語の北朝鮮放送である「朝鮮の声」も入ってくる。 室内で受信機とサッシ窓上のカーテンレールの両端の間で逆三角形を構成するようにビニール被服銅線で組んだループアンテナだけでこれだ受信できるので、屋外にループアンテナを設置すればより明瞭に受信できる可能性が高い。 |
webadm | 投稿日時: 2008-6-29 15:47 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3095 |
近隣ノイズ 修理が一段落したFRG-7000を隣の部屋へ移動し、そちらにアンテナも移動して受信することにした。
ループアンテナを東北方向に向けないと一部のローカル局の信号強度が極端に落ちることが判明。 短波帯は携帯基地局アンテナケーブルからは遠いので良好な結果が得られると期待していた。 しかし蓋を開けてみたら驚愕の事実が明らかに。 依然として広帯域なノイズが5MHz帯をピークにオールバンドに広がっている。 2〜10MHz帯は特に酷く隙間なしノイズがある。特定のキャリアがあるわけではなく拡散されているのはSSB復調をかけてもビートが発生せずホワイトノイズしか聞こえないことからもよくわかる。 それがどうも不定期に数秒パワーオフされる時があり、そうすると非常に静かな状態になる。切れる直前にプーとか低周波音のようあものが聞こえるのが特徴的だ。冷蔵庫か何かだろうか? 非常に強力なので同じぐらいのレベルで入感している短波ラジオ局の音でもほとんどかき消されてしまう。 お隣さんの家電機器のインバーター電源とかからの放射ノイズだったらやだな。止まっている時間の方が短いのが迷惑だ。当然ながらアンテナをつながなければノイズはまったく入らなくなるので外部からアンテナを通じてのみ受信していることは確か。 とりあえず今まで3.925MHzの日本短波放送が受信できなかったのはこのノイズにかき消されていただけだった。ノイズが消えている間は非常に良好にSメーターもS9まで振れて受信できていることを確認。 しかし無線機器は厳しい技術適合基準に合格しないと販売できないが、無線機器でない家電製品はそれとは強力なノイズ発生源であっても何の雄雄お咎めなしに販売できるのはおかしい。 広帯域ノイズ発生器と化したいんちきインバーター電源とかスイッチング電源を内蔵した給湯器なかも数え切れないほど設置されているらしい。この国が技術先進国とは思えない。 幅が短いパルス電流が流れる回路からは非常に広範囲の強力なスペクトルの電磁波が生じることは電子回路設計者なら知っているべきでそうならない回路を設計する責任がある。いんちきな回路設計者、特に電気電子機器以外の住宅用設備メーカーに雇われた、設計委託された回路設計者は過去ガス給湯器事故とか問題を防ぐ立場にありながらまったくその責任を果たしていなかった例が見受けられる。 どうすんだこれ。 |
webadm | 投稿日時: 2008-6-29 13:22 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3095 |
Re: RF過入力 同じ時代にTandy Radio ShackからDX-300やDX-302というWadley Loop System方式のワイドバンド受信機が出ている。
Webでユーザーマニュアルとサービスマニュアルをダウンロードしてみたところ回路構成はほとんどどFRG-7000とかと似ている。もともと同じライセンスを得て設計されたものなので同じリファレンスデザインを元にそれぞれ設計されたものだろう。 FRG-7000にはアンテナからの過入力に対する保護回路が一切ないが、Tandy Radio ShackのDX-300やDX-302にはしっかり付いている。といっても2本のダイオードをそれぞれグランドと信号の両方方向クランプしているだけのありふれたものだが。 もともとリファレンスデザインにはあったものを八重洲無線の設計者は省いてしまったのか、それともリファレンスデザインには無かったがTandy Radio Shackの設計者が追加したかどちらかだろう。 それとFRG-7000ではAGCの効きが悪いが、おそらくDX-300でも同じだったと思われ後継機種のDX-302では回路的に改良が施されている。 周波数カウンタ回路はFRG-7000とかよりも簡易である。MHz表示はメカニカルスイッチで切り替えているヽ(´ー`)ノ 1MHz未満の数値だけFRG-7000周波数カウントしているので回路規模がFRG-7000よりも少なくて済んでいる。サービスマニュアルは良く出来ている。 元祖Wadley Loop Systemの受信機の熱狂的なマニアが居るらしい。 チューニングは安定しているが今日のように位相ノイズ特性を配慮して設計されたVFOではないのでデジタル放送の受信は得意ではないらしい。 さてゲインが上がったのでラジオ日本とか強力なローカル局の電波で混変調がすごいことに。 それとどっからか広範囲にすごいノイズが放射されているようで2〜3MHzは不定期にスイッチでON/OFFしているかのようにノイズフロアーが上昇したり元にもどったりする。昔はこの種のノイズは無かったと思う。 近隣ノイズかどうかはフェージングがあるかどうかで判別できる。遠方から届く電波は電波伝搬状況の変化で強度に波があるが、近隣からのノイズではそれは生じないからである。 |
webadm | 投稿日時: 2008-6-29 4:07 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3095 |
RF過入力 第3中間周波増幅段のFETをソケット実装に変えるついでにAGCのアタックタイムが長いようなので積分用の電解コンデンサを2.2uFから1uFに小さいものに変えた。チューニングの際にもAGCのかかりが緩慢なのでチューニングノブのギア比が低いので軽すぎるのとアンバランス。
先ほど第3中間周波増幅段のFETをECG221から3SK40に差し換えてみた。 差し換えただけでは多少ノイズが増えたような感じがするが元々ノイズが多いのかゲインが増えたためかはわからないので調整をしてみることに。 以前マニュアルの調整方法を読んだ時に読み違いをしていて第3中間周波の調整が間違っていた。低い方はコアのみで調整、高い方はトリマーコンデンサのみでゲインを最大にするように調整しなければならなかった。おかげで1MHzバンド内のゲインがアンバランスになっていたようだ。 最後にSメータの振れの調整でマニュアルには11MHzで100dBをSW2アンテナ端子に入力してフルスケールになるように調整とあるが、手元のSGでそんな大きな出力が出るものなどあるわけもなく。+13dBを入力してまあだいたいその辺りにSメーターの振れを調整。 その後念のために各バンドの感度を確認しようと100uV程度の入力を与えてみたが、まったく受信できないことが発覚。 どうしたんだ、調整前は0.1uVでも受信できたのに。 短波だけでなく中波も同じ。感度がまた入手した時みたいに落ちている。 アンテナをつないで一番強力なラジオ日本にチューニングを合わせる。 受信しない(;´Д`) もしや高周波増幅段のFETがやられたか。 予備の3SK51で差し換えると、以前のように感度良く受信できるようになった。 なんだよ、たった+13dBで壊れるのかよ。 マニュアルが間違っているとしか言いようがない。確かにSメーターは+60dBまで目盛りがきってあるがそこまで入力しなくてもFETが劣化するのはまずいだろう。 虎の子の3SK51の予備が無くなってしまったので、中間周波第1段増幅を3SK51に差し換える実験は中止となってしまった。 まあ感度はそんなに変わらないような気がしてきた。 今でも十分スペックは満足しているし。 これで良しとしよう。 やっとケースに収めることができそうである。 P.S ケースに本体を納めて中波ラジオを聞き始めたら、なにやら音がかなり歪んでいる。それに感度も落ちている。また壊れたか? 再びケースから出して調べると確かに感度が劇落ちして音が歪んでいる。 ふと第一中間周波増幅のFETに指を当てるとバズ音がする。おかしい以前はこんなことはなかったのに。 ルーペで良くみると足の一本がソケットに入っていない(;´Д`) 一回引っこ抜いて挿し直すと何事もなく歪みも消え、感度も復活した。最初に来た時と比べると見違えるように復活した。音もまあまあ良い。 やれやれやっと安心して使える。 |
webadm | 投稿日時: 2008-6-28 16:56 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3095 |
破損したフロントパネル化粧板の修繕 丹念に床を捜索したところフロントパネルの欠損した部分の破片を発見。
3つの断片に分かれているが全部揃っているので元あった場所に接着すれば良いことになる。 さっそくエポキシグルーを作って断片を元の場所に接合。 なんとか外観は体裁を整えることができた。 よかったよかった。 |
webadm | 投稿日時: 2008-6-28 10:36 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3095 |
遠くの中波放送局 も受信できるようになった。
1008kHz ABC朝日 1044kHz 北京放送 1143kHz KBS京都 1224kHz NHK金沢 1260kHz TBC東北 1278kHz RKB毎日 福岡放送局 1287kHz HSB北海道 1332kHz 東海ラジオ 1350kHz RCCラジオ(広島) 他にも入感はするものの放送局を判別できない国内が多数。 室内非同調型ループアンテナでもこれだけ入るようになった。 もう少しゲインが上がればもっとましになるかも。 |
webadm | 投稿日時: 2008-6-28 7:25 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3095 |
猫踏んじゃった 帰宅してPCの前え歩いていったら何か踏んだらしい。
背面を底にして立てたままの状態のFRG-7000のしっぽ(電源コード)を踏んでしまったらしい。 びっくりしたFRG-7000がテーブルの上からジャンプして床へ一回転しながら着地(;´Д`) 大事故。見るとフロント化粧板の側面が少しというかかなり欠けて断片はどっかへ飛んでいって周囲には見あたらない。 めちゃくちゃに壊れたかも。真っ先に先日実装したソケットに挿したFETがどっか吹っ飛んでいないか確認。無事だった。結構しっかりしている。 一番心配だったところは大丈夫だったので胸をなで下ろして電源を入れて動作チェック。 案の定周波数カウンタが3.455kHzを表示してブランキングしている。これはVFO Aの入力が0Hzであることを意味する。 電源基板のところで電源の出力電圧を見ると、10Vが異常に低くリップルが多い、9Vはまったく出力が出ておらず0V。8Vと5Vは正常。 良くみると落下した際に電源基板上の電解コンデンサに何かぶつかったらしくリードフォーミングして少し浮いていたはずの電解コンデンサがすべて基板に底部が密着している。どっかパターンが切れた可能性があるが、見かけ上は割れているわけではない。 回路図と照らし合わせながら導通をチェックしていくと、いくつかの電解コンデンサの+極がどこともつながっていないことが判明。 実際に電源を入れてオシロで波形をチェックすると整流ダイオードの出力がまったく平滑されていない。全波整流波形そのものである。これではさすがに三端子レギュレーターでもリップルは取りきれない。10Vの出力はリップルが乗りまくりで実効電圧が低下してしまっている。 ということはパターンの断線が濃厚。どこで切れているか確認して修理しないといけないので再び電源基板を裏返しに。('A`)マンドクセ 一見すると暗い中で良く見えないが、目を凝らして見るとうっすら髪の毛のような跡が見える。基板を真横から見たら確かに断層のように基板に亀裂が走っているのが確認できた。パターンもそれに沿って3カ所完全に断裂している。 こういう状態のリワークにはHOZANのソルダーエイド(H-74)のスクレッパーを使用して断裂したパターンのレジストを削り取って銅箔をハンダブリッジすることになる。 これで出来たかと思って写真を良くみたら一番奥のところがハンダブリッジが出来ていないことが判明。これはレギュレーターの一次側になるのでつながっていないとまずい。実際に導通をチェックしてみると+極がどこともつながっていない。 今度は余ったリード線を使ってブリッジして導通をチェックして完了。 電源出力をオシロで観測しても9V,8V,5Vはほとんどリップル無し。一番負荷の大きい10Vも200mV未満なので問題無し。Display offにすると10V出力が正規の電圧になりリップルも少なくなるので、周波数カウンターの電源は別にしたほうが良いのかもしれない。 ふうやれやれ。 本当は帰宅して残りの第二中間周波増幅段のFETをソケット実装にする予定だったけど自分の招いた事故で時間を潰してしまった。 猫の尻尾は踏んづけないように仕舞い込んで置く必要がある。 今回は猫じゃなくFRoGか。カエルには尻尾は無いのに。 |
webadm | 投稿日時: 2008-6-27 22:27 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3095 |
第一中間周波増幅のFETを換装 ソケット実装した第一中間周波増幅段のECG454をオリジナルの3SK40Mに交換して再調整してみた。
結果はゲインが増加。今までローカル局で受信できるもののSメーターがまったくふれなかったところ(日本放送)も大きく振れるようになった。 後期モデルではここもゲインの大きな3SK51に設計変更されているが、後日手持ちの3SK51に差し換えて実験してみる予定。 やっぱり以前の持ち主が施した改造は改悪だったことが裏付けられた。 あと残るは第二中間周波増幅段の3SK40MがECG221に改造されている箇所をソケット化して3SK40Mに戻す実験を予定。 これで大分まともになるかな。 |
webadm | 投稿日時: 2008-6-27 10:31 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3095 |
FETソケット実装 とりあえずRF UNITで以前の持ち主が換装してあった高周波1段と第一中間周波増幅段のFET用にソケットを実装。
動作確認のために一端取り外したFETを実装してみた。OKぽい。動作的には変わらないので接触不良とかも無い。 FETを取り外してみてわかったのは第一中間周波増幅用のFETがECG221ではなくECG454というものだったということ。調べると3SK40と互換性があるらしい。動作点が同じではないと思うので3SK40や3SK51に差し換える実験を行う予定。 あとまだIF-AF UNITの第二中間周波増幅用FETがECG221に改造されているので、それもソケットを実装して3SK40に戻す実験をしてみようと思う。 いかんせんまだまだゲインが足らない。ローカル局しか入らないというのではちょっと。 |
webadm | 投稿日時: 2008-6-27 8:31 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3095 |
MHzチューニング 検索するとFRG-7000のレビュー記事がみつかる。
それによるとMHzチューニングがFRG-7に比べスムーズじゃないという感想が書かれている。 思い当たる点がある。確かにMHzチューニングはlockする範囲の中でゲインが最大になる点があるが、そこに合わせて指を離すとつまみが勝手に逆戻りしてずれてしまう。見ると手を離した瞬間つまみが勝手に少しバックラッシュしている。 MHzチューンつまみはVFO Aのバリコンに直結している。そこの軸受けかなんかのグリスの粘性が高くなってしまっているのかもしれない。 あと、チューニングダイヤルを回していると時々どっかに擦れる音がしたり擦れてうまく回らない時がある。 調べるとフロント化粧パネルを本体フレームに固定する部分の樹脂がどこも欠けていてぐらついている。なので少し化粧パネルが外れかかった状態で前方へ浮いてしまうとダイヤルつまみと接触して回り辛くなるというわけだった。 どうもやはり安っぽい作りが災いしているようでビンテージになれなかった通信型受信機という感じ。 それでもなんとかチューンしてベストな状態で使えるようになればと思う。 |
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