ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録
Main Menu
Tweet
Facebook
Line
:-?
« 1 (2)
スレッド表示 | 古いものから 前のトピック | 次のトピック | 下へ
投稿者 スレッド
webadm
投稿日時: 2006-8-9 18:55
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3095
動いた
だめもとで実験用電源から3.3vをAVRの電源回路に供給してみても状況は変わらなかった。電流は0.01A程流れているので短絡とかの故障は無いようなのだが。

諦めようと思った時にふと思いついた。電源ボタンを押さないとなにも始まらないのでは。

基板上の電源ボタンを押してみた。

ファンが回りだした、故障する前と同じく異音を発していた。PowerのLEDがしばらくの間点滅し、その後は消灯して代わりにDIAGのLEDが3回ほど点滅を繰り返す状況になる。

ここまで動くということはPowerPCも正常に動作しているということでAVR用の電源レギュレーター以外は壊れていない可能性が高い。

たぶん3.3v出力のレギュレーターだろうから、どっかで見つけて取り替えれば修理できそうである。

よかった。ゴミが増えずに済みそうだ。
webadm
投稿日時: 2006-8-9 18:36
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3095
AVRに電源が供給されていない
玄箱のPowerPC基板はAVRが肝である、鬼門ともいう。

今回驚くべきことにAVRが各種基板上の電源を制御していることが判明。PowerPCの1.8vのcore電源、Fanの電源、HDDドライブの電源はAVRが動かないと供給されない。またAVRはPowerPCの1.8v core電圧を制御しているのでVRMの機能も含んでいる。

AVRの周囲にあるデカップリングコンデンサらしきチップ型の積セラの両端の電圧を測定してみたところどちらも0v。電源が来ていない。

理屈上AVR自身の電源は商用電源が供給されている限り供給され続けなければならない。なのでその電源回路に故障が発生していることは明らか。

電源コネクタからパターンを追って電圧を測定してみるとAVRの電源回路のパターンと電源コネクタからの+5vのパターンの間に2つの部品が入っている。ひとつは電源側に整流用ダイオードが、その先のAVR電源ピンとの間にレギュレーターらしき4ピンの小さなICが載っている。これの入力側まではダイオードで少しドロップダウンした+5v近辺の電圧が来ている。しかしその出力側のピンは0vである。このICは見ると少しパッケージのモールドに不自然なふくらみがある、熱で膨張したのだろう。これが故障しているためAVRに電源が供給されずに何も動かないということだと結論づけられる。



しかし電源回路の部品が壊れるような事態が起きたとすればその先のAVRとかも壊れている可能性もある。

とりあえずAVRには実験用電源で適当な電圧を供給してみてどうなるか見てみよう。
webadm
投稿日時: 2006-8-9 12:13
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3095
玄箱PowerPC基板上の電源回路
玄箱で遊ぼうでPowerPC基板上の主要なICの一覧とデータシートへのリンクが載っていた。

見ると電源回路の主要なICはPチャネルMOS FETでそのスイッチングを制御しているのがAVRのようだ。

するとFETがまったくスイッチングしていないということはAVRがまったく動いていないということだろうか。まずそこからチェックしていく必要がありそうだ。

PowerPC自身は1.8vの電源とIO用のリファレンス電源の2系統。
webadm
投稿日時: 2006-8-9 11:25
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3095
壊れた玄箱をもらって帰った
アルバイトの職場から壊れた玄箱をもらって帰ってきた。

その前に昼間に自宅近くのPCデポで新しい玄箱を購入したのだがレジで請求された金額が半額だったので思わず確認した。どうやら現品限りで特価らしい。1万円でおつりがきた。

職場で新しい玄箱にディスクを詰め替え、setupkurobox.exeでIPアドレスを確認してtelnetでloginし、write_okを実行してrebootすれば以前通り使えるようになった。あとはMACアドレスが変わったのでルーターのDHCP固定IPテーブルの設定を変更して再度玄箱を再立ち上げして設定したIPアドレスになっているのを確認。これでOK。

そもそもの発端は、職場のおじさんが玄箱のファンが異音を発しているので止めようと分解したところショートしたらしく電源基板のヒューズが飛んだらしい。ヒューズなど転がっていないので応急的にリード線でブリッジしたらしい。そのおじさんは昔は半導体商社の技術屋さんだったらしいが定年で引退後は自由気ままに好きなことをやって過ごしているという怪しい人だ。技術者だったというのは嘘ではないけどフューズが飛んだのに線でブリッジしてごまかすというのはどう考えても技術者としてはインチキくさい。

案の定、後日事故が起こった。玄箱内部の電源基板から煙りが出て動かなくなったらしい。ある日職場に顔を出したらテーブルに上に分解された玄箱があった。電源基板を交換したいというので千石電商で確か互換品が大量にあったはずと教えてあげたら翌日購入してきたらしい。けど動かず。

そして新しい玄箱を買わないといけないということになった。

確かに電源基板は新しくして電源ボタンを押してもLEDは光らないし何も起こらない。

持ち帰って見てみたら、電源からはちゃんと+5vと+12vが供給されているが、PowerPC基板上の電源回路が逝っているらしくファンの電源や内部ロジック電源がまったく供給されていない。

これが焼損した方の玄箱の電源基板。



右側の2時側回路の抵抗やダイオードが焼損し電解コンデンサーからも電解液が噴き出している様子が見える。

2時側回路をクローズアップしたところ。



よく見るとダイオードがかなり加熱したようでリード線も別の同じタイプのものと比べてだいぶ変色している。基板の配線面は焼損したダイオードと抵抗の部分だけが黒く加熱したように変色している。

ちょうど組上げた状態だと焼損した部分の真上にPowerPC基板が覆う形になるので吹き出した電解液がそちらにも飛散している。

焼損した方の電源基板は商用電源を加えても出力には何も出てこない。

新しい電源基板はコネクタ等は互換だが部品や回路構成は明らかに異なっている。焼損した基板では一次側のダイオードブリッジは4つのダイオードを組み合わせていたが新しい方は専用のブリッジダイオードが配線面に載っている。新しい方は二次側が大きく変わっていて部品が増えている。大きなショットキーダイオードの代わりに3本足のFETかレギュレーターが載っている。焼損した方の回路は明らかに保護機能は無いと思われるが新しい方は多少とも過電流保護があるのかもしれない。




しかしPowerPC側の電源回路が逝ってしまっているのでそちらを直さない事には始まらない。
« 1 (2)
スレッド表示 | 古いものから 前のトピック | 次のトピック | トップ

投稿するにはまず登録を
 
ページ変換(Google Translation)
サイト内検索