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webadm | 投稿日時: 2007-3-13 6:44 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3093 |
高齢の技術者における老害 技術者は本来年をとっても昔とった杵柄でいろいろ重宝されまた尊敬もされるのが普通だが、一部敬遠される人も居る。
若い頃から自分の興味や探求心だけが己の技術向上や知識獲得の牽引力だった人は、老いてもなおそれが続く。 自分で会社を経営したり商いをした経験があればそうはならないのだろうけども、ずっと会社勤めやサラリーマン生活だと若い頃は許されても年とともに許しがたい性向が顕在化してくる人がいる。 エレクトロニクス関係は日進月歩で、まだまだ未開拓の領域が無限にあるため日々いろいろな相談や案件がやってくる。そういったものの問題解決に最初に手をつけるのはシニアな技術者になるわけだが普通はある程度めどが付いた時点で経営的な視点から費用対効果を判断して若い人に引継ぎとかをするのが普通。しかし経験と知識と探求心だけは旺盛な老人技術者になると、次から次へと未開拓要素を見つけ出してはそれに唾をつけようとしてしまう。なのでいつまでたっても次の段階に進まない。 人間は年をとるごとに子供の頃にだんだん近くなっていく。そうした老技術者も昔子供の頃に母親と一緒に町へ買い物に出かけた時に次々と目の前に現れる商品に興味を示し、あれ買って、これ買ってという身勝手な所有欲を叱られ叩かれた頃に戻っていく。 昔は母親がたしなめてくれたが年老いた今は誰も止めてくれない。とめられるのは自分だけである。しかしそれをとめると自分の生きる原動力を弱めてしまうことになるのでなかなか出来ない。老人が長生きするには限度を超えない範囲である程度自分の心の赴くままにすることが良いとされている。 老いらくの恋も同様に始末に終えないが。老いらくの好奇心や所有欲も実は始末に終えない。本人ですらそうなのに周囲の人間はなおさら。 |
webadm | 投稿日時: 2007-3-14 10:06 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3093 |
もうひとつの老害 秋葉原とかを巡礼するとジャンク屋とかで定年退職者とおぼしき初老の人とかを見かける。
店員にいろいろ質問しているが、そもそもジャンク品にサポートを期待しても困るという受け答えが耳に入ってくる。 退職して年金と蓄えと持ち家で何不自由なく趣味に没頭する人は多い。 でもそうやって趣味で始めたパソコンとかでヘルプを求めらた若い人は困ってしまう。 それは以下の様な理由からだ、 ・わからない事柄(ジャンパー設定の仕方やBIOS設定の意味)に遭遇しても疑問として調べずに自分勝手の都合の良い解釈と思いこみをしてすましてしまう ・既存技術に関するうわべの知識だけを頼りに実際に理論的な裏付けや確認もせずに適用範囲外にも使えると勝手に拡大解釈してしまう ・最終的に壁に突き当たってもそうなった原因が自分にあるとは微塵にも思わないで解決を他人に委ねる 老人になると手に負えないのがやはり自分勝手な思いこみが強くなっていくという事。自分だけは決して最後まで疑わない、長く生き抜いてきた自分を責めることができない性向が問題となる。 老人は言葉の上では反省はあっても決して反省はしていないのである。反省も気づきも観念的な理解だけにとどまり行動や態度には現れないと思ったほうが大抵は間違っていない。 人のことは言えないのだが。 |
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