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webadm
投稿日時: 2007-9-10 23:30
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3089
ITバブルの亡霊達
テレビでは岸信介の亡霊に憑かれた人がなにかしゃべっている。

ここ最近仕事上でかつてのITバブルの生き残りというか亡霊達の存在というものを思い知らされている毎日である。

ITという言葉が一人歩きして世界中を巻き込んだバブルは既にはじけて久しいが、その甘い汁を吸った吸血鬼のような亡霊達はまだ生き残っている。

彼らは隙を見ては、その手の誘いに疎い企業や資本家をカモにしては生き血を吸って生き長らえている。

彼らを見極める方法はある。彼らはとにかく弁がたつ。言葉の上ではIT用語を並べいかにもその道のプロのように素人には見える。しかしその随所には真のプロが決して用いない言葉がちりばめられている。彼らは騙しのプロである。

真のプロは決して、投機的、空想的、誇張的な言葉は使用しない。詐欺師や悪徳商法業者が使う「かならず」、「儲かります」、「絶対」、「損はさせません」という類の言葉は真のプロは決して口にしない。もしITのプロと自称する輩がそうした投機的な表現を使う場合にはITバブルの生き残りか亡霊に憑かれていると言って間違いないだろう。

そういう輩には近づかない方が幸いだ。もし不幸にして話しを一方的に好意的に信じて騙されそうな人が居たら気の毒だが手助けしないのがその人のためにとって良い。

ITバブルの生き残りや亡霊達は、とにかく金を使うのが速い。燃焼率が100%でエネルギー変換効率は0である。大金を先に要求する輩にろくな連中は居ない。

これから株式を公開したいとか、企業価値を上げたいと考えている素人企業はこういうITバブルの亡霊に騙されやすい。今まで蓄えてきた資金を一瞬で使い切って何も残らないというリスクがあることを思い知るべきである。周囲を巻き込めば更に痛手は大きい。

ITバブルの亡霊が生き残っているのは、日本というのが商業大国であるという一面を表している。物作り大国ならばそうした輩は生き延びる余地はないはずである。
webadm
投稿日時: 2008-3-5 6:24
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3089
内部留保金を狙うハイエナ
優良企業であれば長年税金を差し引いて残った現金を内部留保して将来のための蓄えとしているはずである。

そうしたいわば使われずに貯金として残っている資金があれば、いざというときの投資や出費も心配無い。

逆にそれを専門に狙うハイエナのような連中も居る。

どこからか、おそらく社内にその口利きが居て巧妙な手口で投資の話を持ちかける。口利きには当然ながら何割かのバックマージンが流れる。これは有る意味背任行為、窃盗行為であるが、ばれても優良企業であれば表沙汰にするわけにはいかず穏便にすませることになる。

そういうところが騙し得ということで、毎年同じネタで別の企業な餌食になっている。

一昨年もどっかで似たような話のプレスリリースを見たと思ったら今度は、また別のところから違う会社の名前で同じネタの提携話がプレスリリースで出る始末。実質なにもしていなくても資金は出して貰えるのだからこれほどうまいはなしはあるまい。

内情が表沙汰にならないだけに、来年はまたどこかが同じ話に騙されて大切な内部留保金をどぶに捨てることになる。被害企業は年にひとつなので誰の迷惑にもならないが、ひどい話である。

なまじ大金を持っているとくずも金塊に見えるらしい。
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