会員制クラブとか高級料亭や茶屋とかで店の方が客を選別するというか選ぶことが当たり前のところがある。

客を選ばないで誰でも歓迎となると一見さんや始末の悪い人とかもやって来る。大抵は別にどこでも良いという見識しか持ち合わせていない客と、ちゃんと評価してこの店が一番と選んでくれる客とでは店にとってはえらいモチベーションに差が出てしまう。

あまりにレベルが低い客しか来ないという事は店がその程度のレベルであるということを認めることになってしまう。

常に最高の水準のサービスを提供しようと努力している店にとってみれば時間とリソースに限りがある中、数少ない最高の客にだけしか提供できないのは自明である。

そうすると自ずと店が客を選ぶというのが理屈にあうことになる。

自分のアルバイトの仕事も客を選びたいところだが、サービスの質がいまいちなのでそっちを向上させるのが先なのは自明。