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投稿者 | スレッド |
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webadm | 投稿日時: 2007-6-28 22:25 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3089 |
Re: ドック入り アッテネーターブロックのシールド板を外してみた。ちょっと垂直ポジショニングのロッドが邪魔でそれを先に外さないとネジを外しても取り出すことができなかった。
中には100x,10x,4x,2xの4つのアッテネーターが鎮座していた。それぞれレンジ選択ロータリースイッチによって組み合わせに応じて挿入されたりバイパスされるような回路になっている。 アッテネーターのバイパス及び挿入のスイッチは金メッキされたリードを持つスプリングコンタクトで構成されている。このコンタクトはロータリースイッチのカムの突起によって押されることで上下して回路が閉じたり開いたりする。上から見えるのはどうやらアッテネーターを挿入するための接点だけ。どこかにバイパスする回路がなければならないはず。と思って裏側を横から覗くと。 裏側にもスイッチがあった。それぞれ同じカムで上下するので片方が閉じると片方は開くという感じ。 アッテネーターブロックの出力を観測しながらレンジを切り替えるとどうやら100xのアッテネーターがバイパスされるレンジ(低い方のレンジ)で信号が出てこなくなることが判明。ということで面側をいくらクリーニングしても効果がなかった訳である。 アッテネーターブロックの基板の裏面を基板を少し押したり100xのアッテネーター周辺の基板を少し上から押したりすると症状が改善されることから裏面のコンタクトの接触不良が起きている可能性が濃厚である。 基板裏面の接点付近を洗浄するために基板洗浄剤をスプレーして乾燥させると症状はすっかり消えた。直ったかのように見えたが、しばらくするとまた元に戻った。 それとアッテネーターのバイパス接点だけの問題ではなさそうな気がする。というのも症状の中でじんわり波形の振幅が大きくなったり、またすぐじんわり小さくなって振れなくなるというモードがある。それとは別に明らかにアッテネーターのバイパスがオープンになって波形が出たり出なかったりパラパラ変化するのもある。前者はプリアンプの増幅度を切り替えるスイッチの接触不良な感じがする。そこも洗浄が必要かもしれない。 |
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題名 | 投稿者 | 日時 |
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Tektronix 475オシロスコープ | webadm | 2007-5-25 5:01 |
ドック入り | webadm | 2007-6-25 2:02 |
Re: ドック入り | webadm | 2007-6-28 19:54 |
» Re: ドック入り | webadm | 2007-6-28 22:25 |
修理完了か | webadm | 2007-6-29 1:24 |
垂直帯域200MHzの意味 | webadm | 2007-6-30 18:58 |
よく考えたら | webadm | 2007-7-5 19:05 |
475のプローブキャリブレーター | webadm | 2007-8-7 12:09 |
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