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webadm | 投稿日時: 2007-8-17 20:10 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3089 |
Re: 歪み率計も買ってしまった 歪み計の中も開けてみた。
外装は年式なりにくたびれているけど中は新品同様。部品の製造年からして90年に製造されたものらしい。まだ20年もたっていない。 見えるのは片チャネル分の回路。その裏側の底板側にもう片チャネルの基板が背中合わせについている。押しボタンスイッチと電源部を除いてはまったく同じ構成の回路が2セットあることになる。 回路はFET,バイポーラートランジスタ、オペアンプ混成で新しい。もともとは真空管時代の頃と精度を除いては仕組みは一緒だと思われる。 しかし保守用のテストピンとかのたぐいは全く存在しない。修理はしないという方針だろうか。基板ごとごっそり交換ということだろう。そういう割り切りもありなのかもしれない。 押しボタンスイッチが共通なので各チャネルの基板で松下お得意の小型リレーで回路を切り替えている。 片方のメーターが時々オーバースケール時に右側に張り付いてしまう傾向がある以外は両チャネルともほぼ同じ測定結果が得られる。 最近のオペアンプとかはこうした古い歪み率計では測れない0.001未満の歪み率になっているので、そういうのはどうやって測るんだろう。 オーディオアンプの場合は歪み率を測定して意味があるのはプリアンプぐらいまでで、パワーアンプとかなるとスピーカーという歪み率の大きいエネルギー変換装置が相手なので単なる出力電圧レベルでの歪み率を観測しても意味が無い。普通に部屋で音を鳴らせば反射や反響で音も変わってしまうし。 直接聴覚神経にインプットすればいいのかもしれないが。 |
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