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webadm | 投稿日時: 2007-8-19 0:49 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3089 |
シュミットトリガー入力で計測してみた トランジスタ2石の簡単なシュミットトリガーバッファーをブレッドボード上にこしらえて、それにNFのオシレーターの正弦波を入力として与え、出力されてくる立ち上がり及び立ち下がりの急峻な矩形波のジッターを測定してみた。
シュミットトリガー回路の性能は問題なく、オシロで見ても立ち上がりと立ち下がりが急峻過ぎて表示されない。これなら誤判定はなくなるはず。入力がトランジスタ入力回路の非直線性で少し歪んでいるが周期変動だけが測定対象なので無視してよい。 実際にジッターカウンターで測定すると周期のMIN,MAX共に約1msを表示し数百ns以下の桁が変化している程度。予想よりも周期自体は安定している。周期の分布範囲も100ns未満と予想よりも狭い。sigmaは10ns未満と優秀。意外に安定している。 これは分解能が100psのTR5835で測定した場合で、分解能が1nsのTR5834だとsigmaが10ns台と少し大きめになる。いずれにせよCR発振器としては優秀な性能だ。 実際の正弦波出力は小刻みにレベルが変動しているのは明らかである。これは電球という非線形素子を使ったレベルコントロールの欠点ではある。振動を与えても影響が出る。発振器の筐体を手で揺さぶるだけで分布範囲が倍に広がる。正弦波で観測すれば、ぼよん、ぼよんと振幅が変動しているはずである。 |
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