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投稿者 | スレッド |
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webadm | 投稿日時: 2008-6-5 6:17 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3089 |
Re: 念願のデュアルトラッキング電源を購入 もう一つのデュアルトラッキング電源を仕入れたので、その性能比較のために昭和エレクトロニクスのmodel341をチェック。
この昭和エレクトロニクスの電源、結構安定度とトラッキング精度は抜群に良いことが判明。セトリングタイムも短く、30分もしないううちに手持ちのHP3456Aでは変動が測定確度範囲内に収まってしまったように見える。 デュアルトラッキング電源は正負の電圧が対称的になるように制御されるがその誤差も1mV未満に収まっている。申し分の無い性能だが、一点だけ難点があった。それは内蔵のデジタル電圧計が50mVもずれている点。 10mVまでの表示桁があって精度が0.5%というのはおかしいので、たぶん調整がずれているのだろうと思って中を開けてみようかと思ったけど面倒なので諦めかけた。フロントのアクリルパネルがネジ止めしてあるのに気づいて外してみたら、調整用の半固定抵抗器を発見。それを調整して無事調整完了。 ちょっとチェックしたら電圧選択の負電源側が時々正しい電圧を示さない(オープンになっている感じ)なのが発覚。押しボタンスイッチの接触不良だろうか?時々ちゃんと安定した電圧を表示する時があるが、それ意外は0Vとか出力電圧に近い値をフラフラ変動して表示してしまう。実際の出力は正負のオフセットが1mV未満と高精度なので問題無い。 最近手にいれたもうひとつのデュアルトラッキング電源。自作品で、外観を見たとたんにピンと来るものがあって入手を決意。手にしてみると見立て通り、しっかりとした作りである。本職の人が実験用にメーカー品と遜色無い性能のものを設計製作したものらしい。それとなく雰囲気が伝わってくる。 出力の安定度はアナログ電圧計とは不釣り合いなほど高い。1mV単位まで安定している。ほとんど精密直流電源のグレードである。一般の市販の実験用電源は電圧表示器の精度と見合う安定度しか備えていないのが普通であるので、自作でこれだけの安定度は驚きにあたいする。残念ながらトラッキング精度は正負で4mV近いオフセットがある。おそらく調整ずれだと思われる。実用上は全然問題無い精度であるが昭和エレクトロニクスのものと比較すると安定度と同じぐらいのトラッキング精度があっても良いはず。中を開けて調整し直せば良いのかもしれないが、自作でネジがかなりの数使われているのでちょっとカバーを外すのが面倒。いずれまた別の機会に中を拝見しよう。ちょっと電圧設定用のポテンションメーターのつまみが出ているのでちょっとした弾みに手で触れてしまって設定がずれてしまうのが難点。 どちらのデュアルトラッキング電源も定電流動作機能は無し、出力ON/OFF機能も無いが、過電流保護機能はついているのでオペアンプを使用したアナログ回路の実験には十分である。 |
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題名 | 投稿者 | 日時 |
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念願のデュアルトラッキング電源を購入 | webadm | 2007-9-27 20:13 |
» Re: 念願のデュアルトラッキング電源を購入 | webadm | 2008-6-5 6:17 |
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