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投稿者 | スレッド |
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webadm | 投稿日時: 2008-5-17 10:47 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3093 |
倍率、リア出力その他 倍率がダイヤル設定とずれているように見えたが、増幅率が高くなるにつれてかなり外部の静電誘導の影響を受けていることが判明。
ケースに入れて再度チェックしてみたところ、それほど悪くないことが判明。 一番増幅率が高くなる0.003と0.001に関しては半固定抵抗器で微調整することができるが、それ以外は固定抵抗で固定されているので調整要素は見あたらない。全然ずれているというわけではないのでこれはこれで現状のままとする。基本は壊れていなければいじらない方針で。 背面パネルには2組のバナナ端子があり、ひとつはOUTPUTと書かれもうひとつはRECORDER OUTPUTと書かれている。 おそらくOUTPUTは入力端子をバッファを介してそのまま出力していると思われる。実際に電圧を測定してみると入力端子間の電圧がそのまま出ている。 RECORDER OUTPUTはペンレコーダーとかをつないで記録するものだろう。フルスケールが1Vと10mVのどちらかを選択できるスイッチがとなりについている。チェックしてみると1Vフルスケールはフロントパネルのメーターの指示値より5%ほど大きめの電圧が出る。10mVはぴったり文句なし。 このメーターの精度は仕様上どの程度だろう。古い真空管電圧計は良くても1%だった。このメーターは真空管とトランジスタのハイブリッドなのでそれと同等かそれよりましかもしれない。 とりあえずRECORDER OUTPUTはそういうことだとデータだけ取ってお終いにしよう。 余裕が出来たら内部の回路を解析してRECORDER OUTPUTの1Vフルスケール時の誤差を調整できないか調べてみたい。 少しフロントパネルを中性洗剤の薄水溶液を付けたペーパーで拭いてみたらかなり綺麗にピカピカになった。このメーターが購入した会社に届けられた時の輝きを取り戻したような感じだ。 入力端子は良く見ると基本はN型コネクタのように見える。それに元はN-BNC変換器だったと思われるものの外枠だけが無くなってしまっている。これもN-BNC変換器を取り替えれば同軸ケーブルとか、デテクタ(検波器)プローブとかをつなげて応用範囲が広がるかもしれない。 良いものを手に入れた気分。 |
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題名 | 投稿者 | 日時 |
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おジャンクなエレクトロメーター | webadm | 2008-5-14 23:17 |
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» 倍率、リア出力その他 | webadm | 2008-5-17 10:47 |
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