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webadm
投稿日時: 2011-2-10 8:25
Webmaster
登録日: 2004-11-7
居住地:
投稿: 3107
SkypeとかIMとかtwitterとかがもたらすもの
21世紀になって何が変わったかというとインターネットとSkypeやIM(Instant Messaging)、twitterが利用可能になってサテライトオフィスが実用的になった点があげられる。

20世紀までは固定電話が通信の中心位置に居た。

電話でつながる世界は、互いの音声を聞き取ることと自分の声を相手に届けるために集中力を使い果たす必要があった。

それは短時間で済めば効率的なコミュニケーション手段であるが、長時間におよぶと非生産的なものと化す。

現在でも苦情や相談、解約などは電話に頼ることが多い。本人確認をかねることができる肉声の利点だ。

それが現代では進化して、インターネットを介して必要であれば伝統的な音声通話を、それ以外では文字を使ってリアルタイムにコミュニケーションすることができる。

音声だとテープに録音するか記憶に残さない発生したとたんに消滅する。記録しても必要な情報を探しだすのに最初から全部再生しなおさないといけないので時間が無駄になる。記憶は往々にして記録時に誤ったり再生時に誤りを生じる。また年月によってバイアスがかかったものになったり、美化されたりオリジナルとは異なってしまう。

文字による通信は記録が残るし、必要な情報を探しだすのにも短時間で済む利点がある。

Skypeのchatを使うと、文字だけでなくファイルもリアルタイムに相手に渡すことができる。まるですぐ横に机を並べている同志みたいに便利だ。

これによって何が変わったかというと、世界中に同じ時間に机を並べて一緒に仕事が出来る仲間を増やせるということである。

姿は見えないが、リアルタイムに情報交換ができる。相手の顔色を気にする必要もないし、相手に気苦労をさせる心配もない。

10年前にちょっと話題になったサテライトオフィスというものもこれによって再復活するかもしれない。

肉眼で確認し合う必要性を感じる時はよほどの緊急事態でしかない。賢い人はそうした事態が訪れることを事前に予知し回避するのが普通である。

それらのリスクや危機が訪れる可能性の予知に関しては依然として人知にゆだねられている。

もっと将来進化すれば、chatやtwitterのつぶやき具合から嘘発見器みたいにリスク値をはじき出してくれるコンピュータープログラムも開発されるかもしれない。生の肉声から同様のことを行うには今後の信号処理理論に期待するところではある。

いずれにせよ、最近はSkypeやIMやtwitterが普及したおかげで、ホテルに軟禁状態で開発を強いられるとかいう事態が減っている。

インターネットやソフトウェアが身を助ける感じたのはこれが初めてである。



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